2021-03-05 第204回国会 参議院 予算委員会 第5号
発電所は一方で老朽化しておりまして、既存電源の廃止が進む中、新規電源への投資が進まないおそれがある。こういった中、容量市場についても見直しが行われているところであります。 また、容量市場とは別に、長期的な予見可能性を与える制度措置も検討しということになっておりますが、これ、昨年末までに結論出るはずだったんですけれども、これはちょっと遅れております。
発電所は一方で老朽化しておりまして、既存電源の廃止が進む中、新規電源への投資が進まないおそれがある。こういった中、容量市場についても見直しが行われているところであります。 また、容量市場とは別に、長期的な予見可能性を与える制度措置も検討しということになっておりますが、これ、昨年末までに結論出るはずだったんですけれども、これはちょっと遅れております。
このCN二〇五〇の実現には、既存電源を最大限活用する必要があるというふうに思います。 電力自由化の流れの中で、最近では、容量市場の創設や、エネルギー供給強靱化法改正などを実施してまいりましたが、事業予見性、そして収益性の確保、さらには既存電源の高度化や新増設等の継続的な設備投資の実現に向けた整備環境は、これで十分とは言いがたいのではないかというふうに感じております。
再生可能エネルギーの普及が少なかったときにはそれでもよかったのですが、再エネの存在感が高まるにつれて、再エネの出力変動を既存電源が支えられなくなってきました。具体的には、日射や風などの天候の不確実性がある中で、事前に日が照ると予測していたのに突如曇りになって太陽光発電からの出力が見込めなくなったときに、電力需要を賄うために誰かが供給を肩代わりする必要があります。
既存電源との競争、やっぱり再エネといったら変動率、変動性でございますから、どうしても例えば石炭火力に比べて稼働率が落ちてしまっているということでございます。 それに対して問うたところ、どうやら、電力・ガス取引等監視委員会に設置された専門家のワーキング会合において検討を行っているところであり、予見に基づいた指摘についてお答えすることは差し控えたいと、ゼロ回答をいただいてしまいました。
再エネを中心に据え、再エネが増えれば既存電源が出力を絞る。ヨーロッパなどでベースロード電源という考え方そのものが変質しているという事実を受け止めるべきです。 再エネは燃料費が掛からず、一旦設備が整えば限界費用ゼロの電源です。国産資源で富の流出を防ぐことができるという利点も踏まえて積極的に国際戦略として位置付け、資源開発を進めるべきだという参考人の指摘に私も賛同するものです。
その意味では、既存電源、ピンクで塗っておりますけれども、それから新規電源、緑で塗っておりますけれども、こういった事業者が送電部門に対して中立的に、また競争条件も均等化をしていく、これがこれから目指されるべき競争ルールだというふうに考えております。
もちろん、系統、今日議論させていただきました系統につきましても、増えていく場合には系統の増強というものが必要になってきますし、また、調整電源という言い方をしましたけれども、再生可能エネルギーの変動に合わせて柔軟に天然ガスを始めとして既存電源が上げ下げしていくような調整も必要になってきますので、そのコストも掛かってくるという現実はあります。
以前、世耕大臣がおっしゃったとおり、その不安定な再エネを調整するために、欧米で行われているコネクト・アンド・マネージという調整制度を検討しているということですけれども、既存電源、火力や原子力もしっかりと含めたコネクト・アンド・マネージ制度を構築していただくことを心からお願いをして、私の質問を終わらせていただきます。 ありがとうございました。
大規模風力発電の発電コストは、既存電源と比べても十分競争できるレベルに来ているんだろう、このように私は思っています。ただ、その意味においては、これからいかにして量的な拡大をしていくのかということが鍵である。それから、我が国の場合、立地可能な地域というのが、全国で見て、やはり北海道それから東北の一部に、言葉はあれですけれども偏在している。
さらに、今後卸電力取引所が整備されますと、電力会社は余剰設備からの電力を市場に投入することが可能であり、また新規参入者も自前の電源を新規に設置するより、これらの既存電源を活用するもの、こういうふうに考えられます。
それから、残念ながら現時点におきましてはいわゆる新エネルギーのコストは高いわけでございますけれども、この高コストの自然エネルギーと既存電源との差額を補てんする、ランニングコスト補助を行うというお考えもお持ちのように伺っております。
これを御説明いたしますと、太陽光発電システムにつきましては、過去二十年余りにわたる技術開発の成果によりまして現在技術的には実用可能なレベルにあるというように思っておりますが、既存電源と比較した場合の大幅なコスト高、住宅用の場合には既存電源の七倍から八倍のコストでございます。これが最大の制約要因と認識をいたしております。
この太陽光発電システムにつきましては、こういった近年の環境整備の進展、基本的技術の確立など、一般的普及に向けた素地形成がなされていると考えられるわけでありますが、既存電源と比較した場合にはどうしてもコストが高いということがございまして、これが普及を阻害しているという状況にございます。
また、電源規模という問題でございますが、先ほども申し上げましたように、既存電源に比べていかにも小さいということでございまして、至近のエネルギー需要を賄うことには到底遠いというように言わざるを得ないと思います。