1978-05-30 第84回国会 参議院 建設委員会 第6号
これに対しまして、当時の中馬建設大臣からは、「修正削除を機にさらに内容に検討を加えまして、建築基準法とは別に既存特殊建築物等の避難施設等の強化のための法律案をまとめまして、次の国会に必ず提案いたしたいと考えております。」旨の答弁があったわけであります。この法案の審議はそういうことで継続されておったわけでありますが、それにもかかわらず、こういう結果に相なっております。
これに対しまして、当時の中馬建設大臣からは、「修正削除を機にさらに内容に検討を加えまして、建築基準法とは別に既存特殊建築物等の避難施設等の強化のための法律案をまとめまして、次の国会に必ず提案いたしたいと考えております。」旨の答弁があったわけであります。この法案の審議はそういうことで継続されておったわけでありますが、それにもかかわらず、こういう結果に相なっております。
これについては今日までの国会論議等の過去の経緯、いきさつ、こういったものもありますから、行政指導という形ではなくて、法律をもって既存特殊建築物等の避難設備、この整備を義務づけるというのが当然じゃないかと私は思うのです。そういう方向でぜひ検討してもらいたい。また、次期国会には必ずこれは出す、こういう決意でひとつ最大限の努力をしていただくことを要望しておきます。
参議院においては、先ほど野中委員からも話がありましたとおり、五十一年十月十九日の建設委員会で委員長の質問に対して時の建設大臣から、建築基準法とは別に既存特殊建築物等の避難施設等の強化のための法律案をまとめ、次期国会に必ず提案したいと考えている旨の答弁があったわけであります。次期国会というのは、その間に臨時国会もありましたけれども、本国会だというふうに私は思うのです。
「私どもとしては、この際修正削除を機にさらに内容に検討を加えまして、建築基準法とは別に既存特殊建築物等の避難施設等の強化のための法律案をまとめまして、次の国会に必ず提案いたしたいと考えております。」かように答弁をいたしておるのでございますが、いかなる理由があって今国会に提出できなかったのか、その理由を重ねて御質問申し上げる次第でございます。
既存特殊建築物等の避難施設の整備に関する件につきましての本理事会の経緯について申し上げます。 本件につきまして、今国会においても、前国会に引き続き、小委員会を設置して検討することとしておりましたが、便宜、理事懇談会において行うこととし、避難施設の技術基準等について検討してきたのでありますが、本八日をもって、問題点の検討を終了したのであります。
質疑を終了しましたところ、矢原委員より、一定規模以上の既存特殊建築物等に対して防火、避難等に関する規定を遡及適用すること等を内容とする修正案が提出されました。
遡及適用の条項が前回削除されましたので、新たにまたこれを基準法に入れるのか入れないのかという議論がございましたが、私どもとしては、この際修正削除を機にさらに内容に検討を加えまして、建築基準法とは別に既存特殊建築物等の避難施設等の強化のための法律案をまとめまして、次の国会に必ず提案いたしたいと考えております。
○遠藤要君 建築基準法の一部を改正する法案の審議を始めるに当たって、先ほど建設大臣から、次期国会に危険の多い施設のデパート、地下街等に対する既存特殊建築物等の避難施設等の強化のための法律案を必ず提案する、建築物の防災強化に努めるとの強い決意の表明がございましたので、これに私は御期待を申し上げ、それを前提として質問いたしたいと思うのでございます。
本法律案につきましては、委員会において慎重に審議が行われ、ただいま、既存特殊建築物等に対する防火避難施設の規定の遡及適用に関する条文の削除及び中高層建築物の日影の制限に関する基本的な事項について、修正の上、議決されたところでありますが、この際、建築基準行政は、人命の安全確保に重大な関係を有することにかんがみ、政府は、特殊建築物等に対し、さらに実効のある防災対策を推進するとともに、特に既存の特殊建築物等