2017-03-23 第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
この調査結果から、海兵隊機が基地施設外の住宅密集地の上空を旋回飛行訓練等を行っていることが客観的に明らかになりました。 しかし、普天間飛行場周辺での海兵隊ヘリの場周経路から外れた飛行訓練が常態化しています。その飛行航跡を沖縄防衛局は全て把握しているはずです。普天間飛行場で海兵隊機の住宅地上空飛行が一向になくならないのは防衛省の怠慢ではないのでしょうか。
この調査結果から、海兵隊機が基地施設外の住宅密集地の上空を旋回飛行訓練等を行っていることが客観的に明らかになりました。 しかし、普天間飛行場周辺での海兵隊ヘリの場周経路から外れた飛行訓練が常態化しています。その飛行航跡を沖縄防衛局は全て把握しているはずです。普天間飛行場で海兵隊機の住宅地上空飛行が一向になくならないのは防衛省の怠慢ではないのでしょうか。
その全面返還合意から十三年がことしで過ぎるわけですが、依然として普天間基地は存在し、住宅地上空を米軍機が旋回飛行訓練を繰り返しています。 二〇〇四年八月十三日には、CH53D型米海兵隊大型ヘリコプターが市内の沖縄国際大学本館に墜落、炎上する大惨事が起き、大学本館が使用不能になったほか、周辺民家二十九戸、車両三十三台を損傷し、地域住民には心的外傷後ストレス障害、PTSDを発症する方もありました。
例えば、普天間のヘリは普天間市街地上空で旋回飛行訓練を行っています。これは政府も先刻承知であります。宜野湾市から繰り返しいろいろな要望書が上がっています。既に名護市や宜野座村の上空でもヘリの訓練が行われています。こういう訓練というのは、必要性が認められる場合に該当しますか。
○赤嶺委員 今、普天間、宜野湾市の市街地上空でやっている旋回飛行訓練、これも最低限維持するためにやっている訓練ですよね。これは限度を超えていると、皆さん、抗議したことはありますか。やめてくれと言ったことはありますか。そして、宜野湾市上空でなくて名護や宜野座でもやっているんですよ。それについて、限度を超えている、最低限にとどめてくれと言ったことはありますか。
その後も米軍は住宅地上空で旋回飛行訓練を行い、住民は墜落の恐怖と隣り合わせで暮らしております。 外務大臣に伺いますが、三年前の沖縄国際大学へのヘリ墜落についてどのように認識しておられますか。
普天間のタッチ・アンド・ゴー、旋回飛行訓練については運用の問題であるので承知をしていないというお答えだったということでございますが、そこに我が国の米軍基地をめぐる問題の一番の根幹がある、このように思います。つまり、米軍の運用について国が物を言わないということから発生してきているのが今日の国民の被害の実態である、このように思います。
私は、そのような状況で米海兵隊航空部隊が配備され、日常的に市域の住宅地上空で頻繁に旋回飛行訓練を繰り返していることは許されないことであるということを訴えに参りました。 普天間飛行場については、日米両政府は、十一年前の一九九六年のSACO合意で、その危険性ゆえに、基地負担の軽減として五ないし七年以内の全面返還を合意しております。
ですから、向こうの宜野湾市は、たびたび市議会の決議で、いわゆる宜野湾市の市街地上空での米軍の旋回飛行訓練は中止してほしい、こういう決議を上げて、何度も外務省に届けられていると思います。