1947-12-02 第1回国会 衆議院 運輸及び交通委員会 第39号
この際省といたしましては、まず輸送力が大であつて、從つて石炭の消費を節約し得る額が非常に多いという區間、あるいは石炭の生産地から遠隔の土地である、または長大のトンネルもしくは勾配のきつい區間、さら既設電化區間との關連ある地方、最後に大都市附近の旅客混雜の特にはなはだしい區間というような分類によりまして、それぞれ計畫を立てておるわけでございます。
この際省といたしましては、まず輸送力が大であつて、從つて石炭の消費を節約し得る額が非常に多いという區間、あるいは石炭の生産地から遠隔の土地である、または長大のトンネルもしくは勾配のきつい區間、さら既設電化區間との關連ある地方、最後に大都市附近の旅客混雜の特にはなはだしい區間というような分類によりまして、それぞれ計畫を立てておるわけでございます。
それからその次には、大都市近郊の旅客混雜の特に甚だしい線區というものを選定する必要があると思います。勿論これは申すまでもなく、電化によりまして輸送力を強化し、列車囘數を殖やし、又旅客に對する、サービス、旅行の不愉快さを減少せしむるという意味からいたしまして、旅客混雜の特に甚だしい線區を電化するのが至當だと思います。