2013-05-17 第183回国会 衆議院 外務委員会 第7号
その形態といたしましては、旅券冊子自体の偽造、それから、他人に成り済ましてその人物の真正な旅券を使用すること、写真を含む旅券面の身分事項の一部改ざんなどの手法がございます。 この不正使用の発生する場でございますが、これは主として海外でございます。成田とか、そういう日本国内の出入国に使うことはほぼ不可能と思われます。
その形態といたしましては、旅券冊子自体の偽造、それから、他人に成り済ましてその人物の真正な旅券を使用すること、写真を含む旅券面の身分事項の一部改ざんなどの手法がございます。 この不正使用の発生する場でございますが、これは主として海外でございます。成田とか、そういう日本国内の出入国に使うことはほぼ不可能と思われます。
これを受けまして、外務省では、耐久性の高い旅券冊子の開発を含む諸般の準備を進めてまいりましたが、このほどそのめどがつきましたので、旅券法の一部を改正することにより、数次往復用の一般旅券の有効期間を十年として、海外に渡航する国民の一層の便宜を図るとともに、旅券に関する国際的な動向等を勘案して所要の規定の見直しを図ろうとするものであります。 以下、この法律案の主な内容について御説明申し上げます。
まず、表紙につきまして、一番外に出ておりますので耐久性を強くすること、あるいは査証欄、中の方に紙がございますけれども、その用紙自体の強度を強めるようなこと、さらには、最近の旅券は写真を張るのではなくて写真を転写しておりまして、そういうものの転写像あるいは印字の耐久性といったものも十年もつものに改良していく、そういったことで、旅券冊子全体につきまして、資材の面から耐久性を改善する開発を進めてまいりました
これを受けまして、外務省では、耐久性の高い旅券冊子の開発を含む諸般の準備を進めてまいりましたが、このほどそのめどがつきましたので、旅券法の一部を改正することにより、数次往復用の一般旅券の有効期間を十年とし、海外に渡航する国民の一層の便宜を図るとともに、旅券に関する国際的な動向などを勘案して所要の規定の見直しを図ろうとするものであります。 以下、この法律案の主な内容について御説明申し上げます。
例えば十年間に人の容貌が変わって申請人の同一性の確認が難しくなるというようなこと、それから旅券冊子の摩耗ということもございまして、旅券の品質の点でそういうことが可能かどうか等々いろいろございます。
また、旅券冊子の各ページも同じものではございません。詳細は先ほど大臣が申し上げたような点もございまして答弁を差し控えさせていただきますけれども、今後ともこの辺を踏まえて改善を図っていきたいと考えております。
御指摘のとおり、私どもの調達率は三十数%で、各省の中で低位にございますけれども、実は外務本省約五十億の調達額のうち、十数億は旅券、冊子の調達でございまして、この旅券の印刷は特殊印刷でございまして、大蔵省印刷局でまとめて印刷する関係がございます。
○土井委員 去る十月の十四日に、外務委員会でこの日航機ハイジャック事件の旅券冊子の問題について質問を展開したわけでございますが、その節明らかになったのは、旅券を奪われて、そして旅券なしに帰国をされた方々が九名あったという事実であります。
それからこれも外務省へのお尋ねになりますが、パスポートの用紙、これは旅券冊子というんでしょうか、これをいままでハイジャッカーたちあるいはいろいろな犯人たちに要求をされたという例はあったわけでございますか。今回の事件の前に幾つぐらいの事件で、旅券あるいは旅券用冊子を要請された例があったかということでございます。
○賀陽説明員 ただいまの御質問は、今回の事件の前に旅券冊子の要求等があったかどうかという御質問であったとすれば、それはございません。
旅券冊子をあらかじめ携行させてございますが、携行させましたのは何らかの役に立つのではないかという特定の目的ではなくて、通常の判断として携行せしめたものでございます。先ほど先生御指摘の、石井政府派遣団長が、ダッカにおいて人質乗客全員を釈放したいという最大限の努力を尽くすべきであるという御判断をされまして、奥平を説得されたというお話を伺っております。
しかも日本の政府が旅券冊子と言われているものまで発給をして——私はビザだと思うのですけれども、旅券まで発給して釈放した犯人を、他の外国の国に対して、アルジェリア以外の国に対して、いや、いまは一時釈放であるから、身柄の拘束をさらにするために協力をしてほしいということが成り立つでしょうか。どうでしょう。
ダッカにおきます当時の状況でございますが、当時におきましては、まず人質全員釈放のためのできる限りの、しかも、最後の可能性をどこまでもとにかく試してみるというふうなそういう状況にございまして、石井団長が緊急の判断によりまして、やむを得ざる処置として、旅券冊子六冊を、その時点におきまして、犯人奥平の最終説得に当たっておりましたマームド参謀長に対しまして手渡しまして、奥平にそれを渡すか否かの判断を一任されたわけでございます
たとえばいわゆる旅券冊子の交付についても、これは石井次官が現地でやむを得ない判断でされたことだと思いますけれども、これが全然報告されていなかったり、あるいは持っていった意図は万一に備えてのということで、パスポートは本来渡さないと、そういう合意があったにかわらずこういうことになっておる。こういう連絡の不備といいますか、内部の意思統一が全然されていない面がある。
一方、ダッカにおきましては人命救助のための超実定法的な措置として現地の御判断でマームド参謀長に対しまして旅券冊子が渡されたことにつきまして、当日事情が不明でありましたため報告ができなかった次第でございます。
第一点は十六億円の支出の問題、第二点は犯人釈放の問題、第三点は旅券冊子の交付の問題であります。 そこで、まず第一点につきまして、この十六億円は五十二年度予備費の使用であるということが言われておるわけですが、この使用のための閣議決定の名目はどうなっておりますか。確認であります。
○賀陽説明員 この点につきましては、私どもの解釈でございますが、この旅券冊子はもともと有効でございません。もっとも、念のため、さらに六日に全在外公館に対して訓令を発出しまして、各政府の関係に対しましては、当該番号はもともと有効でも何でもないものであるけれども、この種の番号のものはひとつ注意してほしいということを通知したわけでございます。
○賀陽説明員 ただいまの点でございますが、旅券冊子に名前を記入したということでありますが、これは、旅券冊子と申しますのは御承知のように姓名欄が空欄でございまして、これはだれでも自分の名前をタイプし得るわけでございます。この点につきましては、今回の犯人が自分の名前の入ったこの種旅券をそのまま使うということは通常考えられないことでございます。これがまず第一点でございます。
○賀陽説明員 旅券冊子につきましては、これは先生御案内のように世界各地のわが方の公館が所持しております。それから東京の外務省ももちろん持っております。それから都道府県の発給事務所も全部持っておるわけでございます。
旅券の材料だなんて、旅券冊子から今度は旅券の材料。本人が旅券申請をしたんじゃないでしょう。そうすると、あなたのところが旅券を偽造したことになる。 総理に承りたいんですが、総理、どうもゆうべ聞いたのきょうのというような話をいまされたって迷惑な話だ。
政府団長は、全員釈放の最後の可能性を尽くすべきであるという緊急の判断によりまして、やむを得ざるものとして、法的効果は全く伴わないものでありますが、単なる旅券冊子でもよいのではないかと判断して、政府団員はこの旅券の冊子六冊をその時点で奥平の最終説得に当たっておられましたマームド参謀長に手交をいたし、奥平にそれを手渡すかどうかということの判断をマームド参謀長に一任をしたものであります。
○賀陽説明員 ただいまの御質問の点でございますが、現地において手交されましたのは旅券冊子でございまして、これは先ほど渡部先生が御指摘のように、番号は入っておりますけれども、その他の要件は一切記入していないわけでございます。そういう意味合いにおきまして、これは外務省としては直ちに無効の措置をとったものでございまして、その旅券冊子自体は全く無効なものでございます。
それから在外におります邦人が所持いたしておりました旧旅券、これを新しい旅券に切りかえる必要が生じはしないか、その場合には非常に多量の旅券冊子が必要になつて来る、こういうふうに考えられておりましたのと、さらにまたアメリカのマツカラン法が実施されまして、船員が船員手帳でなく、旅券を持たないと、アメリカに上陸できないというようなことになりますとたいへんであるというので、そのために非常にたくさんの旅券を輸送
○上村会計検査院説明員 五八号の案件は、旅券冊子の購入が多かつたという事態であります。旅券冊子は大臣発給用のもの、公館発給用のものと二つございますが、大臣発給用のものについていいますと、二十六年度からの越しが一万一千二百二十一冊ございます。二十七年度に買われたのが五万冊ございます。そうして使われた結果が四万七千ほど二十八年度に越して行く。
旅券の発行には事前にまず申請書を審査の上、その申請が妥当と認められる場合に、備えつけの旅券冊子に必要事項を記載し、または具備せしめて、旅券を作成することを必要といたします。そのあとで発行原簿に登録して、その当該旅券に日付と番号を与えます。この発行原簿に登録して当該旅券に日付と番号を与える行為を発行と申すのであります。