2005-04-05 第162回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
そこで、私は、冒頭に申し上げました七十兆円、日本の国家予算にも匹敵するこの多面的機能という外部効果を生み出している森林の造り手たちに一定の施業条件を義務付けた上で直接支払をするべきではないかと、こう思うわけであります。日本林業経営者協会なども直接支払の導入を提言しておられます。 政府は直接支払の導入についてどのような見解をお持ちなのでしょうか。
そこで、私は、冒頭に申し上げました七十兆円、日本の国家予算にも匹敵するこの多面的機能という外部効果を生み出している森林の造り手たちに一定の施業条件を義務付けた上で直接支払をするべきではないかと、こう思うわけであります。日本林業経営者協会なども直接支払の導入を提言しておられます。 政府は直接支払の導入についてどのような見解をお持ちなのでしょうか。
それからもう一つは、お話にもございましたが、施業条件の向上ということになりますと、さらに基幹的な作業道についてもきめ細かく措置をしていく必要がございますので、これにつきましては、地方単独事業による整備を行う場合でも、これも交付税の措置を充実して市町村が積極的に林道を整備できるような仕組みをつくっていこうということで、これにつきましても従来の地方債だけの措置に加えまして、交付税できちんと元利を見ていくという
また、施業条件の向上に資する林道、基幹作業道の整備についてもその促進を図るため、地方債措置に加え、新たな交付税措置を講ずることといたしております。 第四に、林業従事者の労働安全衛生の充実等のため、森林整備の担い手対策のための基金を都道府県に設置するための財源を交付税措置することとしております。
これ以外にも、いわゆる林業そのものの施業条件の向上に役立つためのいわば作業林道と申しますか、そういうものもあわせて整備をしたいなというふうに考えております。
なお、保安林にいたしましても、これが全然伐採を禁止するというものではないのでありまして、一定の森林法に定められております施業条件によって伐採は許されておるわけでありますので、この買い上げというものと伐採というものとの直接そこに関係があるという形のものではないのでありまして、伐採跡地を買うといたしました場合は、それにはえております立木が小さいものであるならば、小さいものとしての価値しか持たないということでこれを