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26件の議事録が該当しました。
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2012-03-16 第180回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号

吉井委員 実は、それはもともとNRCで先に、アメリカの原発ギロチン破断をやって、実証実験の中で三つの要因ということを挙げた中の一つを今おっしゃったんですが、これは使っているときの減肉によっての問題とかいろいろあるからこそ、ちょっと危ないなというものはあらかじめ施栓、栓をしてとめてしまっているんですね。

吉井英勝

2005-04-12 第162回国会 参議院 経済産業委員会 第9号

平成八年から九年にかけまして急速に利用率が上がったのは、先ほど説明いたしましたように、SGを全部新しいものに取り替えまして、施栓その他の工程を省くことができたということによって原子力利用率が上がったということでございますので、設備の安全性を高めることによって利用率を上げていくというのが本来の筋だというふうに思っております。  

秋山喜久

1999-07-29 第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第18号

この細管部分については、間に施栓をいたしまして、その部分について使用をしないということにいたしてございます。全体として相当数細管がございますので、こうした施栓によって全体の機能が変わるというものはございません。この細管全数は一万八百三本ございまして、そのうちの一本を閉めたというものでございます。

稲川泰弘

1998-12-11 第144回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号

八二年九月には、美浜一号で蒸気発生器細管損傷に違法の施栓工事を、これは七三年から七六年まで行っていたということが発覚しています。八六年十一月には、資源エネルギー庁が敦賀原発での事故隠し日本原電指示。また八九年十一月には、能登原発基礎工事データ改ざん鉄筋使用をしていたことが発覚。そして、九〇年代に入りますが、九一年七月に「もんじゅ」の配管に設計ミスがあった。

辻元清美

1995-06-08 第132回国会 衆議院 科学技術委員会 第6号

だから、古いからこそ老朽化ということもあるかもしれませんが、一年間で急速に施栓率が高まっていくというのは、私はこれ自体は非常に異常なことだし、うんと注意を払ってもらわなければならぬと思うのです。何も問題がなければ、もともと栓をすることはないのです。使った方が熱交換の効率もいいし、使うのが当たり前のことなのです。しかし、それを使えなくなっているというのが実態なのですね。  

吉井英勝

1995-06-08 第132回国会 衆議院 科学技術委員会 第6号

それで、今御指摘のとおり、大飯二号の施栓卒については、現在九・二%になっております。  今までこのような蒸気発生器からの伝熱管漏えい国内で十七件起きております。これにつきましては、ある特定の機に集中しているわけでございますけれども、例えば美浜一号が六回、美浜二号が四回、そういうふうになっております。

三代真彰

1995-06-08 第132回国会 衆議院 科学技術委員会 第6号

施栓卒は一年間で四%ふえて九・二%へ、つまり、およそ十本に一本は使っていないということになったわけです。  美浜原発三号機の細管マップというのを私見ておりまして、大臣、これは遠くからではなかなか見づらいでしょうが、これは一年前のものです。ほとんど見えないでしょうけれども、黒いところというのは栓をしたところなのです。

吉井英勝

1995-03-20 第132回国会 参議院 科学技術特別委員会 第4号

なお、定期検査におけるそのECTにおいて有意な信号を検出した伝熱管につきましては、すべてスリーブ補修施栓により対策を講しているところでございます。  そのほかにも、運転中におきましても一次冷却水漏えいを厳しく監視し、有意な漏えいを検知した場合には、直ちに原子炉を停止する等の措置を講じることとしております。徹底した対策を講じております。  

三代真彰

1992-03-11 第123回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号

例えば蒸気発生器の中で施栓率という、細管が詰まってしまう率が物すごく高くなる。  実は、大臣、私は学生時代大学応用化学をやっておりまして、あの設計を書いた一人なんであります。それですから、その古いタイプのものを拝見させていただいて、感激とともに郷愁を感じたのですが、最近のものはそのときと全く技術が違っておりまして、ちょっとやそっとの修繕などで追っつくような代物とは全く違う。

渡部一郎

1991-11-22 第122回国会 参議院 科学技術特別委員会 第2号

挿入不足は、美浜二号機につきましては十二段という大幅な挿入不足がありましたけれども、高浜につきましては一段のみの挿入不足であったということから、これによる伝熱管健全性への影響はなかったものと考えられますが、是正措置として振れどめ金具全数取りかえ、設計どおり範囲まで挿入するとともに、さらに念のため振れどめ金具が挿入されていなかった伝熱管十八本を施栓するという措置を講じたところでございます。

荒井行雄

1991-08-05 第121回国会 参議院 科学技術特別委員会 第1号

なお、委員側から、PWR型の原子炉蒸気発生器事故が多い理由、蒸気発生器交換必要性美浜以外の原子炉施栓率の状況、振れどめ金具定期検査の対象とすべきこと、人為ミスを回避する方策、原子炉経年劣化影響原子炉検査体制あり方等の諸点について質疑が行われたところ、関西電力側としては、委員の方々の指摘を十分に踏まえつつ、今後の対策を講じていきたいとのことでありました。  

三上隆雄

1991-04-09 第120回国会 参議院 科学技術特別委員会 第4号

説明員倉重有幸君) 美浜二号機の定期検査の件でございますけれども、蒸気発生器につきまして、一定検ごとに、蒸気発生器一基当たり約三千二百六十本の細管がございますが、細管をその施栓している部分を除きまして全数ECTと言います渦電流探傷検査を実施しまして、そこに異常がないかどうかということを確認しているわけで ございます。  

倉重有幸

1991-04-01 第120回国会 参議院 予算委員会 第13号

蒸気発生器につきましても、設計段階あるいは製作の段階でいろいろ余裕を持ってやっているわけでございますが、今のように一部伝熱管ふぐあいが出てきて補修をする場合、これもやはり十分な伝熱性能それから安全性の確保ということを安全審査で確認しているわけでございまして、今申し上げましたように、現在行われておりますプラグ施栓安全審査において前提とされます施栓率の範囲内で行われているものでございまして、この範囲

向準一郎

1991-04-01 第120回国会 参議院 予算委員会 第13号

ナンバー1の方は、これは今回の事故を起こした蒸気発生器細管施栓率です。つまり損傷した細管に栓をして、穴のあいたところに栓をしている数です。  原発名の下に記されている数字運転歴です。今度の美浜二号は十八・六と書いてあります。十八年六カ月です。  そして、この施栓率の方の数字が書いてありますけれども、ナンバー2の図を見ていただきたい。これは玄海一号の施栓率です。これはおわかりでしょうか。

竹村泰子

1991-03-13 第120回国会 参議院 科学技術特別委員会 第3号

なお、国内SGにおきまして、過去に細管の表面におきまして応力腐食割れ等が発見されておりますが、これは当初水処理状態が悪くて、これがその後もなお悪さをしているんではないかというふうに考えられておりまして、その都度プラグ施栓とかあるいはスリーブ補修をやっているわけでございまして、必ずしも支持板との関係で炭素鋼ステンレス鋼にかえなければならないというようなほどの状態にはまだ至っておりません。

森信昭

1991-03-13 第120回国会 参議院 科学技術特別委員会 第3号

例えば、欧米では細管破損率の大きい場合には蒸気発生器交換する方針だということを聞いておるわけですが、日本の場合にはこの蒸気発生器交換については、非常にまあ後ろ向きと申しますか、になっているわけでございますけれども、やはり美浜でも施栓率と申しますか、細管に栓をするものがふえているわけでございますけれども、これは基準というか、例えば施栓率が一〇%を超えたら蒸気発生器交換するとか、そういう必要性があるんじゃないかと

太田淳夫

1991-03-13 第120回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第3号

これによると、このX45・Y13はというのは、これは支持金具のないところで、施栓をしておった管です。よく見ると、円周上に損傷が見られるのですね。これは今後究明されるべき問題だと思います。それから、支持金具がついておったもので、しかも、損傷がない健全管だと言ってきたもので、X46・Y13またX46・Y14にも、これは傷が入っているか何か、異常が見れるわけです。  

吉井英勝

1991-03-12 第120回国会 参議院 商工委員会 第2号

そこで、問題になるのは、定期検査で不良となった細管施栓スリーブを当てた補修をする方法自体重大問題ですが、しかしこれはさておいても、SGそれ自体の構造上、材料上、実証試験上などの諸問題について根本的な再検討を真剣に行う必要があるんじゃないか。そういう観点から抜本的な検討をこれを契機に開始する。

市川正一

1991-03-07 第120回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号

○内田説明員 施栓率が安全性の問題にどういうように影響するかということは先ほどちょっと申し上げたつもりでございますが、安全性の見地からの蒸気発生器施栓の問題といいますのは、常時の熱交換の問題よりも、むしろ仮に冷却材喪失事故のような現象が起こったときに蒸気発生器流動抵抗がどのように変わるか、あるいは冷却のための伝熱面積の減少がどういうふうに響くかというようなことが安全上の問題でございますので、それを

内田秀雄

1991-03-07 第120回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号

確かに、蒸気発生器、これだけ多くの施栓がございますと望ましいことではございませんが、ただ、安全性という意味からは、まず安全審査段階では、これだけ施栓をしたときに事故時ECCSがちゃんと機能を働かせるか、そのときの伝熱性能は維持されるかどうかということを確認しておりまして、先ほど申し上げました実際の施栓率を上回る施栓率を安全解析上仮定いたしまして、そのときでも原子炉安全性は確認されるということをまず

森信昭

1991-02-18 第120回国会 衆議院 商工委員会 第3号

緒方政府委員 施栓率と安全性の問題でございますが、先ほど審議官が御説明をいたしましたのは、原子炉安全性という純技術的な観点から、施栓率が高まってくると安全性の面で問題があるのか、あるいは安全性の面で問題がある程度まで日本の加圧水型の原子炉蒸気発生器に問題があるのかという点で、そうではないという御説明をしたわけでございます。  

緒方謙二郎

1991-02-18 第120回国会 衆議院 商工委員会 第3号

○小沢(和)委員 次に、先ほど施栓率が高くても安全性に問題がないというような発言がありましたけれども、私はこれは奇怪な話じゃないかと思うのです。大体施栓率が高いということは、全体として蒸気発生器細管が腐食しつつあるあるいは減耗しつつあるということを反映して施栓率が高くなるわけでしょう。

小沢和秋

1991-02-13 第120回国会 衆議院 予算委員会 第11号

施栓しているPWRについては、運転をとめて直ちにやはり調査する必要があると思うのです。それから、施栓していないもの、つまりまだ損傷が見つかっていないものですね、これらのPWRについても引き続いて、定期点検の時期を待たないで、やはりそういう時期をゆっくり待たないで緊急に点検に入るよう指示をされるべきだと思うのですが、この点はいかがでしょうか。

吉井英勝

1991-02-13 第120回国会 衆議院 予算委員会 第11号

今度、通産大臣に関係したところを少しお伺いしておきたいのですが、蒸気発生器細管施栓というものですね、栓をするというのは、もともと細管損傷が生じてその対策としてとってきたものです。つまり施栓がどんどんふえるということは、損傷箇所がふえているということですから、いわば事故の予兆を示しているということになるわけですね。その施栓率すなわち損傷率定期点検ごとに高くなっていっているのです。

吉井英勝

1991-02-12 第120回国会 衆議院 予算委員会 第10号

緒方政府委員 蒸気発生器につきまして部分的な保修をするのか全体を交換するのかということでございますけれども、先ほどの、施栓率がある程度上がってまいりました段階安全性に問題が生ずるのかどうかという点は、先ほど審議官から御答弁申し上げましたように、ある限度までは、相当のところまでは安全上問題がないという技術的な知見を得ているわけでございます。  

緒方謙二郎

1991-02-12 第120回国会 衆議院 予算委員会 第10号

事故が余りなくて、そして施栓率が非常に低いというその優等生が劣等生になったか、とにかく最大の事故を起こした。こういう点を考えると、蒸気発生器交換問題は、単に施栓率の高い大飯高浜から順次やる、こういうような問題ではないものを含んでおるのではないか。そういう点で蒸気発生器交換の戦略の再検討が必要になってくるんじゃないかと思いますが、いかがですか。

辻一彦

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