1951-10-09 第11回国会 参議院 電力問題に関する特別委員会 閉会後第6号
〔理事栗山良夫君退席、委員長着席〕 その第一点は法の力によらずして石炭を得る方途如何。もつとこれを細かく要約しますというと、大阪の二十万トン乃至二十五万トンは、如何にして確保できるかという問題に落ちつくのだと思うのです。そこで法律によらんということならば、これは民間の最大の力を発揮しなければならんと思うのであります。ところで宮原さんも御承知の通り、関西実業家の先ず先輩として大家である。
〔理事栗山良夫君退席、委員長着席〕 その第一点は法の力によらずして石炭を得る方途如何。もつとこれを細かく要約しますというと、大阪の二十万トン乃至二十五万トンは、如何にして確保できるかという問題に落ちつくのだと思うのです。そこで法律によらんということならば、これは民間の最大の力を発揮しなければならんと思うのであります。ところで宮原さんも御承知の通り、関西実業家の先ず先輩として大家である。
これを軽減するところの方途如何ということになりますと、突貫工事、緊急工事等が我々は考えられるところであります。この突貫工事、緊急工事というものも、これは金を出さなければ……、深夜業も辞せず、晝夜兼行、いわゆる大閤普請をやるという気になればできんことはないと思う。然るに今日のごとき資金の貧弱なることにおいては到底その突貫工事は望み得べくもないのであります。
それからなおここには書き上げてありませんが、新聞等で御承知の、例の医薬分業の問題がございますが、この点につきましては、月下臨時医薬制度調査会におきまして、医薬分業の可否乃至可なりとすればその方途如何というような問題について御研究中でございますので、その結果によりまして法律改正等の必要を生じますれば、提出の運びに至るというふうに考えておりますので、その辺もお含み置き頂きたいと思います。
○藤井新一君 この主題は判然といたしませんが、「水害対策について」というのは少し貧困のように思うから、「水害對策の方途如何」とか、何とかもつとぴんと來る題を附けないと、題によつて自由討議の性質が違つて來る。「ついて」では如何にも演説會みたいだ、小學校の討論會みたいだと思います。ここで「方途如何」とか、何とかうま味のある主体をつけて欲しい。
○木下盛雄君 「水害對策について」でもよし、「方途如何」でも内容は同じなんですが、結局題材の揚げ方として、これが妥當の方法であるかどうかということを考えるだけの問題だとは思うのでありますが、「方途如何」という方が揚げ方としては宜いかも知れない。作文の題というが、作文の題とも考えられない。