2007-10-25 第168回国会 参議院 内閣委員会 第2号
ところで、今先生から御質問のありましたドクター・中松こと中松義郎氏のアイデアについてでございますが、私ども、インターネット等に掲載されています情報等によって調べてみますと、飛来してきますミサイルを静止衛星等で探知しまして、これを、中に持っていると言われる方向制御装置、弾頭が持っている方向制御装置を徐々に変えて相手の発射地点に返してやると、こういう発想のようでございます。
ところで、今先生から御質問のありましたドクター・中松こと中松義郎氏のアイデアについてでございますが、私ども、インターネット等に掲載されています情報等によって調べてみますと、飛来してきますミサイルを静止衛星等で探知しまして、これを、中に持っていると言われる方向制御装置、弾頭が持っている方向制御装置を徐々に変えて相手の発射地点に返してやると、こういう発想のようでございます。
それにつきましても、先ほど申し上げたように、その関与要因として、機長による方向制御が適切に行われなかったことということを先ほど申し上げましたが、それは今先生がお話しになられたような、ブレーキの操作が適切に行われなかったということが関与していると、こういうふうに考えているところでございます。
スラスト・ベクトル・コントロール、推力方向制御というものをいま研究されて、第二次噴射の研究に入っておられるそうでありますけれども、これを研究したなら私はミューにつけてもらいたかった。いまからやっては申しわけ的になりますよ。
○玉木参考人 TVC、これは二次流体噴射による推力方向制御というものでありますが、これはいまのM4Sの形ですぐ使うということは考えておりません。
○近江委員 それで聞くところによりますと、二号機以後に二段目からTVC、二次噴射の推力方向制御装置ですか、これをつけるということをちょっと聞いているのですが、それの開発という点についてどういうふうな状況になっておりますか。
東大宇宙研としては、「おおすみ」が予定軌道から大きくはずれたことにかんがみ、今後、二次噴射装置による推力、方向制御を考えていきたいと申しております。 一方、事業団の目標とするQ型四段ロケットは、第三段以外は固体ロケットを用いることになっており、事業団もこれらの制御装置について研究を行なっております。
それから、ラムダ4S型、それからミュー4S型が無誘導式でございますが、その後のミュー・ロケットの開発、改良計画の中には、二次噴射による推力方向制御というようなものが入っております。私どもの考え方は、その無誘導方式というのは、軌道の高さとか形とかいうものを、あまりやかましく要求しないような科学衛星には役に立つと思います。