2005-05-16 第162回国会 衆議院 予算委員会 第21号
昭和四十二年、東海大学の新野教授が国連アジア極東経済委員会というところで、尖閣諸島海底油田存在ありという問題について論文を発表されたわけであります。それ以来、中国政府が、今までは中国の領土という問題とは別に、余り関心なかった問題が、その油田問題以来、大変な関心を持っておられる、こういうことでありまして、それが今日、大陸棚の油田の開発問題等について大きくクローズアップされております。
昭和四十二年、東海大学の新野教授が国連アジア極東経済委員会というところで、尖閣諸島海底油田存在ありという問題について論文を発表されたわけであります。それ以来、中国政府が、今までは中国の領土という問題とは別に、余り関心なかった問題が、その油田問題以来、大変な関心を持っておられる、こういうことでありまして、それが今日、大陸棚の油田の開発問題等について大きくクローズアップされております。
亡くなられた新野教授は言っておりましたが、エメリーだからあれをあそこまで読んだ、こういうふうに申しておりました。それはまだあれが発表になる前にまだ新野教授上陸したばかりのころにそういう話を聞いておりました。それで多くの人があのエメリーたちの調査報告というものについて非常に誤った考えをしておるということを申し上げます。
それから最前申し上げましたように、水産大学の新野教授のような説も出てまいっております。
そういう欠点もありますし、それから出力が弱いために下の方がよくわかっていないので、これは亡くなられた共同著者であります新野教授が言っておられましたが、あれはエメリーが神わざ的によくやった、実際に精度として信頼度の高いところはあの機械なら一キロメーターぐらいだ、それをときには三キロにも及ぶところ、二キロのところを平気で読んでいる、実に大した腕だ、こういうことを申しておりました。
かなりの有望性がある、わが国でも、亡くなられましたけれども、東海大学の新野教授が早くからこういうことを指摘されております。
たとえば、エカフェの調査にしても、大体東シナ海にも石油がある、あれは東海大の新野教授なんかが言われたわけですけれども、あのときなんか自費で行っているわけです。いろいろな会議は全部自費だというのですよ。金のある学者は何とかなるかもしれませんけれども、どんなに日本のためを思い、有能な人であっても、金がなければ参加できない。しかも政府の仕事は頼む、そういう行き方でいいのかという問題ですよ。