1965-03-29 第48回国会 参議院 予算委員会 第19号
これに対し、法務大臣及び政府委員より、この事件は三月二十四日東京法務局に興和株式会社に勤務する中村晴子という人が申し立てたもので、その内容は、興和株式会社が研究中の抗ウイルスの新薬キセナラミンの実験のため、昭和三十八年十月同社の社員に副作用のあるのを隠して服用させたため、食欲不振、吐き気等を起こし、うち十七名入院、一名死亡するに至った。これは人権侵害だから調査してもらいたいというものである。
これに対し、法務大臣及び政府委員より、この事件は三月二十四日東京法務局に興和株式会社に勤務する中村晴子という人が申し立てたもので、その内容は、興和株式会社が研究中の抗ウイルスの新薬キセナラミンの実験のため、昭和三十八年十月同社の社員に副作用のあるのを隠して服用させたため、食欲不振、吐き気等を起こし、うち十七名入院、一名死亡するに至った。これは人権侵害だから調査してもらいたいというものである。
その内容の概略は、興和株式会社が昭和三十八年十月十五日、かねて研究中の抗ビールス新薬キセナラミンを、その副作用を隠して、多数の社員に対して服用さした、人体実験を行ないましたところ、食欲不振、頭痛、発熱等の症状を訴える者が続出いたしまして、そのうち十七名が入院し、また、そのうち一名は死亡するに至った、これは人権侵害であるから調査をしてもらいたいという、そういう趣旨のものでございます。
その内容の概留は、興和株式会社が昭和三十八年十月十五日、かねて研究中の抗ビールス新薬キセナラミンというものを、その副作用を隠して、多数の社員に対しまして服用させ人体実験を行なったところ、食慾不振、頭痛、発熱等の症状を訴える者が続出し、十七名が入院、そのうち一名が死亡した、これは人権侵害であるから調査をしてほしいという趣旨のものでございます。