1996-06-05 第136回国会 衆議院 規制緩和に関する特別委員会 第9号
○野田(佳)委員 今の金子参考人の御意見も踏まえて、渡邉参考人にお伺いをしたいと思うのですけれども、この再販問題についての議論でありますが、その議論の場を提供すべき新聞、出版界、残念ながら金子参考人の御指摘のようにどちらかというと再販維持の主張が数多く出ていて、再販に批判的な意見というのは余り出ていないというか、ほとんど出ていないのではないかなと。
○野田(佳)委員 今の金子参考人の御意見も踏まえて、渡邉参考人にお伺いをしたいと思うのですけれども、この再販問題についての議論でありますが、その議論の場を提供すべき新聞、出版界、残念ながら金子参考人の御指摘のようにどちらかというと再販維持の主張が数多く出ていて、再販に批判的な意見というのは余り出ていないというか、ほとんど出ていないのではないかなと。
○政府委員(鈴木正勝君) この点につきましては新聞出版界と申しますか、新聞出版の業界の状況を御説明申上げますと、大体統制を存続したい、して欲しいという分野は、新聞で申上げますれば大体小さい新聞、主として三十万以下というような新聞、それから地方新聞が統制を存続して欲しいというふうな意見が強いのであります。
特に各新聞出版界からの要望も非常に強いのでございます。それを了解事項に基く委員会が左右しておるということになりますると、せつかくその委員会が最善の努力をしてくれても、なかなか一般の関係業者の了解が得られないという点が多いのでございます。