1960-04-01 第34回国会 参議院 社会労働委員会 第22号 二十八日の就労にあたって起きた新田組合の衝突事件、血の雨を降らした暴行事件、暴力事件、そうしてまた、二十九日の夕刻、荒尾市の四山鉱の正門前で起きた、善良な組合員が刺殺されたという事件、いずれを見ても悲惨な事件の連続で、まさに悲劇と言わなければならない。こういうふうな感情の衝突あるいは力と力の衝突の陰に無阜の家族や子供たちがこの紛争の中に巻き込まれて、自分の生命財産を守ることにせい一ぱいだ。 田畑金光