1989-02-14 第114回国会 衆議院 本会議 第5号
この別荘地は、富士観光開発という会社によって売り出され、最初は総理夫人の直子さん、次いで竹下総理秘書の青木伊平氏が代表取締役である新樹企画、新しい樹木の樹と書くのでありますが、新樹企画が合計六区画を取得しています。約五千平方メートルの敷地に延べ二百二十五平方メートルの広大な建物があり、さらに昭和六十二年七月、新たに別棟も完成し、これは本年二月一日、新樹企画の名義で登記されました。
この別荘地は、富士観光開発という会社によって売り出され、最初は総理夫人の直子さん、次いで竹下総理秘書の青木伊平氏が代表取締役である新樹企画、新しい樹木の樹と書くのでありますが、新樹企画が合計六区画を取得しています。約五千平方メートルの敷地に延べ二百二十五平方メートルの広大な建物があり、さらに昭和六十二年七月、新たに別棟も完成し、これは本年二月一日、新樹企画の名義で登記されました。
青木伊平社長の新樹企画が届けを出せばいいんですよ、許可は何も要らないんだから。そうすると、地元では竹下別荘だと言っているけれども、やっぱりあなた自身の別荘なんでしょう、工事届を出したんだから。それで、新樹企画ということにして月額八十万円の借財ということになった。 もう一つ問題がある。二千万円の敷金をお払いになったことは認められた、いつだか覚えてないけれども。
完成後の名義は、青木伊平氏が社長という新樹企画という法人名になりました。佐藤議員に対する答弁で首相は、御心配いただいてありがとうございます、いろいろやりくりして暮らしております、そういう問題はこの場でやめることにしてもらいたいと、はぐらかしの答弁をされました。
新樹企画は、この別荘賃借の保証金として二千万円を六十二年の二月二日受け入れている。竹下登氏が二月二日に新樹企画に敷金を支払ったんです。二月九日、一週間後に建設会社に対して二千万円を支払っています。思い出しましたか。
そこで、昨年の八月に名義変更をなさった、新樹企画に移したということは、結局は六十二年の十一月、総理に就任をなさるわけですけれども、恐らく竹下登が総理になるだろうということを想定なさって、そうすると大臣としての資産公開に備えて、手っ取り早く資産隠しをするために、青木氏が代表取締役を務めるこの新樹企画に名義移転をなさったということではなかろうかという疑問が出てくるんですが、どうでしょうか。
○国務大臣(竹下登君) これは新樹企画から私が借りようと当初から思っておったからでございます。