1960-12-16 第37回国会 衆議院 運輸委員会 第2号
この五カ年計画のおもな点を申し上げますと、東海道新幹線の早期完成、幹線輸送力の増強、電化及びディーゼル化の促進、それから通勤通学輸送難の緩和、貨物輸送力の増強等を内容としました強力な計画を推進していきたいというのが、まず第一の問題でございます。
この五カ年計画のおもな点を申し上げますと、東海道新幹線の早期完成、幹線輸送力の増強、電化及びディーゼル化の促進、それから通勤通学輸送難の緩和、貨物輸送力の増強等を内容としました強力な計画を推進していきたいというのが、まず第一の問題でございます。
林 坦君 高等海難審判庁 長官 増田 一衛君 気象庁長官 和達 清夫君 運 輸 技 官 (運輸技術研究 所所長) 中田 金市君 日本国有鉄道副 総裁 吾孫子 豊君 日本国有鉄道常 務理事 (新幹線総局
○中村順造君 私もやはり今のあなたが心配しているような点が一番心配なんですが、今までの例から見ましても、新幹線の問題にしても、一億ドル世銀から借款を受けるためにでもアメリカへ二回も三回も行って、そうして日本の金にして三百六十億ですか、それがそういうふうな実情で調達されるというような実績から見ても、五カ年問に約一兆円ですね。
それからまた新幹線ができますと、東京—大阪間が非常に便利になることはもちろんでございますが、一方もとの、現在の東海道線の方は、これはそのために線路容量が非常に余裕ができてくるということから、もう非常に何といいますか、十分か三十分置きぐらいに、ほとんど待たずに乗れるような工合に電車の頻発運転をしようということでございまして、そのために東海道新幹線の停車の以外の中間の駅の方々も現在よりずっと便利になるということになりまして
○理事(江藤智君) 国鉄経営に関する問題点、特に新五カ年計画並びに新幹線につきましての御説明を聞いたんでありますが、これに対する質疑は次回にいたしたいと思いますから、御了承願います。
そこで、まず東海道新幹線をつくるということは非常な画期的な事業でありますが、この東海道新幹線が二千億の巨額を投資して一体何年ぐらいでこれは独立採算制になるのか。そういう計数的なものをはじいておられると思うんですが、これだけかけても実は輸送力の増強と、そうしてしかも独採制に基づけば何年ぐらいでだいたいできるのだ、こういうことも一つ検討した数字を出してもらいたい、資料として。
東海道新幹線ができますと、そこで飛躍的に輸送能力がふえて参るわけでございますが、それができるまでは、かなり苦しい状態が出てくる。その辺は他の輸送機関で穴埋めしていかなければならない。この点は、確かに短期の対策としても、相当重視して考えていかなければならない隘路の問題だと存じます。
○相澤重明君 最後に、東海道新幹線の問題と第一次五カ年計画の推進状況というものについて、いずれこまかくは後日の委員会でお尋ねしたいと思うのですが、せっかく大阪のステーションの位置もきまり、東京ステーションの位置もきまったようでありますが、現在用地買収については、どのくらい進んでいるのか、またいつごろまでに全部完了するのか。
○説明員(滝山養君) 新幹線の用地の点につきましては、私今、直接の担当でございませんので、ちょっとここに正確な数字を御発表できませんが、二割ぐらいは戦争前に確保した土地がございます。あと隧道、河川その他で、三割は比較的問題がない。あとのところにつきましては、今あらゆる努力をいたしまして鋭意折衝を続けておりますので、順調にいっているように私は承っております。
○相澤重明君 今の新幹線の問題について、全体の三〇%ぐらいまで大体用地確保の見通しであるというお話でございますが、この間の新聞で気になることは、天然記念物とか、あるいは国立のいわゆる関係のものとか、まあいろいろな問題で、どうも国鉄の新幹線は、計画を変更しなければならないじゃないかというような新聞記事が載っておった、これは非常に与えた影響というものは大きいと思います。
それからもう一つ、近ごろ東海道新幹線問題で、われわれは県民超党派運動をやっておるのですが、このことについては、建設省は、運輸省もしくは国鉄当局から何らかの相談あるいは諮問などを受けられておるでしょうかどうか、ということをこの際お伺いしたい。
東海道新幹線については直接の当局ではありませんので、建設途上における便宜としては、治山治水と交通と、同時に両方通過地点の住民のためにというならば、なるべく岐阜寄りに少々迂回してもらえると便利でないかと思いますので、この点を陳情しておきたいと思います。 以上で私の質問はきょうは終わります。
鉄道貨物運賃等級の特別等級適用に 関する請願(永山忠則君紹介)(第八八〇 号) 三〇 常磐線平以北の輸送力強化促進に関する請 願(齋藤邦吉君紹介)(第九五一号) 三一 同(八百板正君紹介)(第一一二三号) 三二 野岩羽線建設促進に関する請願(八百板正 君紹介)(第一一二四号) 三三 特急はやぶさ号等の川内駅停車に関する請 願(中馬辰猪君紹介)(第一一七二号) 三四 東海道新幹線変更
それから、さっきの審議会の件について御参考までに申し上げておきますけれども、例の国鉄の東海道新幹線建設にあたりましては、国鉄としましては、現在の鉄道に沿って今の狭軌の鉄道を作るか、あるいは別に複々線を作るか、あるいは広軌の鉄道を作るか、こういう幾つもの案をこしらえて鉄道建設審議会に諮りまして、それによって決定して、現在の東海道新幹線の工事に着手した。こういう事情があるわけであります。
と同時に、東海道新幹線は財源に無理をして、これを強行していこうということになりますと、新幹線の場合にも申し上げましたが、東海道新幹線だけが残ったのが国鉄であって、あとはもう要らなくなってしまう。こういう結果が、極端なことをいえば、出やしないか。そういうさなかにおいてこの運賃改正をこういうコースでやることについては、どうも疑問が多い。
特にこれは何回も言うことでありますが、今年度の予算にしても、新線の利子補給三億ぐらいどうだろうかというのもだめ、新幹線の百億出資もびた一文こないということで、片方はいわゆる運賃を修正するということでは、どうも大衆は納得しないのではないか、こういうふうにわれわれは思うわけです。
現在の状態では、モノクラスにするということは、まだなかなかにわかに断行できないかとも思いますけれども、将来の方針といたしましては、東海道新幹線等におきましては、もうモノクラスでしかるべきだというふうに考えておる次第であります。それから外人等に対しましては、特別車を作りまして、特別賦課料金を取ればいいのだということでございます。
たとえば東海道線をめぐって、今、貨物の場合でも、私鉄が大規模にトラック会社の買収を始めておりますが、おそらく、日通の合同トラックの設立というような問題、さらに国鉄の新幹線の問題をめぐって激しい貨物輸送の問題が起こるのではないか、こういう危惧をいたしております。運輸省というものは、おのおの国鉄の守るべき分野、私鉄の守るべき分野というものをある程度打ち出すべきではないか。
こういうような苦しい現実を当局は当局なりに解決していこうとしておるわけでございますが、その解決方法は、やはり新幹線と運賃値上げの問題になってきておる、こういうように私は理解をいたすわけでございます。新幹線の問題につきましては、いろいろな説明があったのでございますけれども、最近の日本経済新聞に、これは三月十五日ですが、総裁が端的に言っておる。これがほんとうのねらいじゃないかと思います。
御承知のように、今までの鉄道建設の歴史を見まして、今般国鉄が手をつけております東海道新幹線というような線は、また特別でございますが、ほかの鉄道におきましては、いかなる鉄道を敷きまとても、大体において十年くらいは赤字であるというのが通例でございまして、現在でもあるわけでございますが、私鉄の建設線につきましては、六分に至るまでの補助をやっておる、建設補助というものが戦前から戦後も引き続いて行なわれておるわけでございまして
現在は御承知のように一部はいわゆる鉄道債券によって資金を調進し、一部は資金運用部から借入金をさしていただいておるわけでございますが、本年度は特に東海道新幹線建設等の関係もございまして、世界銀行からの借款もお願いするというようなことで今資金の調達計画を立てておるわけでございますが、この資金調達につきましての借り入れの条件その他につきましては、相当国鉄の性格ということを考えられまして、比較的低利で資金を
大臣官房長) 細田 吉藏君 運輸事務官 (鉄道監督局 長) 山内 公猷君 委員外の出席者 運輸事務官 (鉄道監督局国 有鉄道部長) 廣瀬 眞一君 日本国有鉄道副 総裁 吾孫子 豊君 日本国有鉄道常 務理事 (新幹線総局
それは、現在の東海道線は五百五十キロでございますが、今度できます新幹線は五十キロ短縮いたしまして五百キロになります。これを三時間で走りますために、平均時速は百六十七キロ、停車時間も考えておりますが百六十七キロと考えております。
○政府委員(山内公猷君) 東海道新幹線計画につきましては、いわゆる名前まではっきりいたしませんが、特急と称するものが東京―大阪間を三時間、普通急行と申しますか、普通急行といいましても現在の特急よりも早いわけですが、それは三時間半というスピードで走るべく計画をいたしております。そのためには、現在の既設線の三フィート六インチというゲージではなくて、四フィート八インチのゲージをもってやる。
○伊藤顕道君 それでは最後に、東海道の新幹線について二、三お伺いしておきたいと思うんですが、これは先般の発表によると、国鉄では、四年後にスタートするであろう東海道の新幹線の運転計画についての構想を発表になっておる。それを拝見したわけですが、これによりますと、大体あの構想通りに実現できるのか、その公算はあるのかないのか。
この例は、最近におきましては、中央集権と申しますか、中央の住民には東海道の新幹線等におきまして相当の力を入れておりますけれども、各後進地域における幹線におきましては輸送力が限界であります。日本全国の状況から見ましても、託送申請いたしましても一カ月か二カ月しなければ配車をもらえないという状況であります。
残念ながら先ほどの利子補給も削られ、新幹線の百億出資も削られ、一文もそういう財源を与えてはもらえなかった。なるほど大蔵省の先ほどの御答弁によりますれば、財政投融資でやっているじゃないか、こういうふうな御意見もありますが、財政投融資をもらうとこれは利息が高くなって、去年から比べれば三十五年度は相当多額な利子を支払わなければならぬ、これはこれからどんどんふえていくと思う。
この前に例の東海道新幹線の場合にも質問申し上げましたけれども、五カ年建設計画の中には何ら入っておらないで、入っておるものすら未完了であるにかかわらず東海道線の建設をやるというような、無定見的な場当たり的なやり方ではならないと考えるのであります。
本問題につきましてはすでに御承知のことと存じますが、当委員会におきましては、すでに数回にわたり、大都市における地下鉄の新幹線計画及びこれに伴う資金調達等の問題、また最近に至り特に混雑をきわめて参りました大都市の主要道路及び交差点の改善対策、路面電車の撤廃問題等につきまして、政府当局の出席を求め、調査いたして参りました。
関西支社における重要事項としては、一、新幹線の経過地及びターミナル、二、大阪環状線及び西城線高架化、三、山陽線の電化、四、関西線の電車化、五、大阪ステーションビル及び天王寺民衆駅の建設計画、六、三十四年度及び三十五年度のディーゼル化計画、七、線区別経営及び非採算線区の経営方式、八、紀勢線全通後の現状等をあげることができ、これらについて事情を聴取いたしました。
○説明員(中村卓君) 三十五年度の予算定員につきましては、いろいろと折衝したわけでございますけれども、御承知のように、国鉄といたしましては、新幹線の定員は予算的に増員を認められただけでございまして、ほかの業務に関しましては、全然予算としては認められなかったという段階で、われわれとして非常に遺憾に思っておるわけでございます。
○楢橋国務大臣 ただいま三田村委員の言われました点でありますが、私が運輸大臣として国鉄に指示していますことは、今回画期的な東海道新幹線の基本線をくずさない範囲内において、やはり岐阜県民のできるだけの便益をはかるような、最も良識ある、しかも科学的によく検討して、その点に駅を作るべしということを指示している次第であります。またあなたのおっしゃいました点等も十分に勘案いたしたいと思います。
○三田村委員 ただいま国鉄の大石常務理事から東海道新幹線総局長に就任したというごあいさつがございましたが、私は大石総局長のもとにいよいよ全面的な工事が着手される段階に入りましたこの国鉄新幹線の問題に関連して、ごく簡単に一、二の点をお尋ねいたしておきたいと思います。
○大石説明員 私、このたび新幹線総局長を拝命いたしまして、いろいろと御審議をいただきました東京—大阪間の新幹線の工事の実現に専念することになりましたので、今後とも一そう努力をいたす覚悟でございますが、何分の御援助がなければできないことでもありますので、よろしく御援助のほどをお願いいたします。(拍手) —————————————
これにつきましては、毎年度予算の編成のときに、関係御当局にいろいろお願いするわけでございますけれども、三十五年度につきましては、新幹線の関係の要員増が千三百五十ですか、認められただけでございまして、一方その他のいわゆる業務量の増に対する要員増ということは、予算的にもお認め願えなかったという段階なので、全般の中から、できるだけ仕事を合理化しながら、ある程度こういうものを考えていかなければならないという