2002-03-13 第154回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
○竹村政府参考人 新川流域の総合治水対策についてお尋ねがございました。 平成十二年九月十一日から十二日の東海豪雨におきましては多大な被害がありまして、愛知県下では一晩で八千七百億円、特に一般市民の富が一晩で失われた。六千億を超える富が、一般市民、一般事業所の被災があったという結果になってございます。
○竹村政府参考人 新川流域の総合治水対策についてお尋ねがございました。 平成十二年九月十一日から十二日の東海豪雨におきましては多大な被害がありまして、愛知県下では一晩で八千七百億円、特に一般市民の富が一晩で失われた。六千億を超える富が、一般市民、一般事業所の被災があったという結果になってございます。
新川の流域におきましては、御存じのとおり、昭和五十五年九月に新川流域総合治水対策協議会を設置しまして、小中学校のグラウンド、そこで雨水をためたり浸透させるという約三十の施設を初め、そして浸透舗装や住宅開発に伴う調整池など、合わせて五十四万立方メートルの整備を実施したところでございます。 私も現地に参りました。
○竹村政府参考人 愛知県からの報告によりますと、新川流域では約二万一千五百戸、天白川流域では約七千七百戸の浸水被害が発生しております。今御指摘の河川激甚災害対策特別事業の採択基準でございます浸水家屋約二千戸以上をはるかに上回ってございます。
これは何かと申しますと、小学校のグラウンドを雨の降ったときは使わないわけですからそこに水をためて、小中学校のグラウンドに水をためて川に出さないという施設を二十六カ所も既に新川流域でつくってございます。その容量は五万二千トンでございます。
この事業は、尾張地域新川流域の水害の軽減、新川諸支川及び堀川への維持用水導入、さらには水不足の解消を図る等、多目的な事業であると私は聞いております。特に堀川浄化にとっては先ほども述べましたようなかなめとなる事業であり、堀川総合整備事業の着工に向けても木曽川導水事業の早期実現が望まれるわけであります。私も地元の一員として非常に今日まで関心が深いわけであります。
○政府委員(井上章平君) 木曽川導水事業につきましては、これは木曽川と庄内川を連絡いたします延長二十二・四キロメーターの流況調整河川を建設するものでございまして、新川流域の洪水被害の防除、治川の内水被害の軽減、合瀬川、堀川等の流水の正常な機能の維持及び新規都市用水の開発と、別途木曽川上流で開発された都市用水の導水を行う目的で建設されるものでございます。
飯野川町長五島三右衛門ほか五名の提出にかかるものでありまして、北上川改修工事は、明治四十四年起工以來二十箇年の歳月と一千三百余萬圓の國幣を費して完成し、本川立びに新川流域はその恩恵により荒地は沃土と化し、湖沼は開拓せられ、住民はこぞつて感謝感激しておるのでありますが、その後十数年経過の今日に至りまして、年数回の出水によりまして河床が著しく隆起し、これがために降雨期に際しては毎年流水は増大して、飯野川橋下流竝