1986-05-14 第104回国会 衆議院 農林水産委員会 第17号
それで、そのインド型品種のハイブリッドライスにつきましては、そのもととなります雄性不稔の系統は、先ほどちょっと申しましたけれども、中国が独自に開発をした、海南島で野生稲から発見をした細胞質雄性不稔をもとにして開発をしたものということになっておりまして、新城教授の提供した材料で開発をされた日本型品種のハイブリッド、これは中国では大体北の方で栽培をされることになるわけですけれども、これについては普及面積
それで、そのインド型品種のハイブリッドライスにつきましては、そのもととなります雄性不稔の系統は、先ほどちょっと申しましたけれども、中国が独自に開発をした、海南島で野生稲から発見をした細胞質雄性不稔をもとにして開発をしたものということになっておりまして、新城教授の提供した材料で開発をされた日本型品種のハイブリッド、これは中国では大体北の方で栽培をされることになるわけですけれども、これについては普及面積
○菅原委員 次に、ハイブリッドの分野について質問したいのですが、かつて日本の新城教授が中国にハイブリッドライスの種子を提供したという記事を読んだことがありますが、どのような経過でこれが提供されたのか、一応知っているところをお知らせいただきたいと思うわけでございます。
○櫛渕政府委員 新城教授からハイブリッド稲の種子が中国に渡った経緯についてでございますけれども、新城教授は、昭和四十一年にシンシュガ・ボロというインディカから細胞質雄性不稔の系統を開発しておるわけでございます。それで、昭和四十三年に新城教授御自身が学会におき。まして、そのハイブリッド稲の基礎理論となります細胞質雄性不稔の遺伝的機構という理論を発表しておるわけでございます。
十九年前に琉球大学の新城教授がハイブリッド米、F1、一代雑種をつくるのに成功したのが、日本の国内に生かされずに中国に渡り、そしてアメリカに渡って、数年前に日本へ逆上陸ということが言われたわけですが、売り込みはうまくいかなかったようです。
琉球大学の新城教授がおっしゃった超多収穫米、いわゆるハイブリッドライスの研究、非常に画期的だと言われているわけですが、農林省の方、いらっしゃっていますか。——来てない。じゃ、関さん、おたく、この新城教授の超多収穫米の研究概要並びにその評価を——農林省呼んだのに来ていないね。だれかやってよ。さっきの長官のバイオマスランドの裏づけを、少しでも芽を出しているものを並べ立てようということですからね。
それと関連しまして確認したいことがございますが、最近、琉球大学の新城教授が多収穫米のすばらしい品種をつくり上げておるのです。これに対して政府はどのように理解しておられるか。また、そのことに対して、これを全日本の米作の立場からどのように考えておられるか、お聞きしたいと思います。
こうした状況の中で、ただいまお話のありました琉球大学の新城教授が細胞質雄性不稔系統の開発とその利用によりまして稲の一代雑種品種の実用化の端緒を開かれたわけでございまして、この点につきましては私ども深く敬意を表しておるわけでございます。
○稲村稔夫君 しかし、例えば私は米の例でいきましたら、NHKの例の「謎のコメが日本を狙う」という出版物もありますけれども、言ってみれば、F1についても、せっかく新城教授があれをして導き出してきたものが、当時は全くその辺の考え方というものが行政の側にはなかったのじゃないだろうか。
これはNHK出版協会の単行本で「謎のコメが日本を狙う」というのがありまして、その中にあったわけでありますが、これは日本の琉球大学の新城教授というのが恐らく開発したものだろうと言われている。それが日本で育たなかった。それが中国へ行って、中国でハイブリッド米をつくる技術が人海戦術でできた。それがアメリカに買い付けられて、アメリカでかなり自動的というかそういう格好で生産されるようになった。