2018-11-15 第197回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
幸いまだ人から人への感染は確認されておりませんが、新型インフルエンザウイルスに変化して世界的な流行を引き起こすおそれがあると専門家は警戒しております。 これらについて、あるいはまたそのほかのいわゆるインフルエンザウイルス薬の備蓄状況等についても、この春の御質問の際、いろいろ検討しています、議論をしていますという答弁を頂戴しました。
幸いまだ人から人への感染は確認されておりませんが、新型インフルエンザウイルスに変化して世界的な流行を引き起こすおそれがあると専門家は警戒しております。 これらについて、あるいはまたそのほかのいわゆるインフルエンザウイルス薬の備蓄状況等についても、この春の御質問の際、いろいろ検討しています、議論をしていますという答弁を頂戴しました。
四、政府行動計画、都道府県行動計画及び市町村行動計画の策定に当たっては、新型インフルエンザウイルスの特徴、感染力、病原性に応じて、適切な措置が可能となるよう、いくつかのシナリオを想定して多様な施策の選択肢を確保するとともに、基本的対処方針に基づく施策の実施に当たっては、状況に応じて施策の切り替えが柔軟に行える方式にすること。
国立感染症研究所は、バイオセーフティーレベル3である新型インフルエンザウイルスを取り扱うことのできる施設設備を有しまして、また十分な訓練を受けた専門家が輸送中も含め病原体を管理しておりますことから、安全管理体制は確保されているものと考えております。
私は、新型インフルエンザウイルスが国内で確認される場合については、海外で発生し人が我が国に持ち込むケース、野鳥等が我が国に持ち込んで豚で遺伝子再集合が起こり人に感染するケースのほかに、参考人質疑で同志社大学法学部教授の川本先生も触れられたバイオテロあるいは研究施設からのウイルスの漏えい事故なども想定され得る、想定すべきであると考えております。
厚生労働省が行っている検査で、屠畜場の豚から新型インフルエンザウイルスが発見された場合、発生農場をすぐに特定できますか。また、今後、農場での無症状の豚も含めたサーベイランスの拡大強化に取り組んでいくつもりがおありになるのかどうか、お答えください。
また、今回は明確ではございませんけれども、やはり新型インフルエンザウイルスそのものとかそういうようなものに対してもどのようになっていくのか、こういうようなことが懸念されるところでございます。 派生物の利用の件については、今後とも、政府が責任を持ってしっかりと取り上げていっていただきたいと思うわけでございます。
それ以降、新型インフルエンザワクチンが引き続き新臨時接種で実施されるのかどうか最初に確認をしたいんですが、今の新型インフルエンザウイルスの病原性などが大きく変化しないとした場合に、今実施している一価ワクチンの接種事業は改正法施行後も新臨時接種に移行するのかどうか。
そして、今年は五月一日に新型インフルエンザウイルス、このH1N1の方ですけれども、遺伝子検査、PCR検査キットを作成して配付いたしました。そしてまた、十月にはタミフルに対して耐性を有する新型インフルエンザウイルスを検出するための検査キット、これを作成して配付していると、そういうのが具体例でございます。
十三 鳥インフルエンザに由来する新型インフルエンザ(H五N一)や今般の新型インフルエンザウイルス株の変異に対応する新型インフルエンザワクチン開発と医療提供の体制を確立すること。
新型ワクチンの国内生産体制を拡充することは、これから流行する可能性のある強毒性の新型インフルエンザウイルスに備えるためにも大変重要な課題であると思います。 そのため、本年五月に成立させた本年度の補正予算では、新型インフルエンザワクチンの開発・生産体制の強化として千二百七十九億円を執行できるようにいたしました。
しかし、当初、新型として発生が予想された高病原性の鳥インフルエンザとは異なり、今回の新型インフルエンザウイルスは、季節性並みの病原性であること、伝播力は高いものの、健康被害や社会的影響は甚大ではないという評価は、比較的早期に国際的にも共通の認識となりました。
また、もちろん強毒株を想定した行動計画であったとしても、今後、今回の新型インフルエンザウイルスが強毒型に変異するかどうかということはわかりませんけれども、それが必ずしも鳥インフルエンザで想定をしていたH5N1のパターンと同じようなサイトカインストームを起こすような病態をもたらすのか、こういったことも含め検討をしながら、いろいろなパターンに対応できるようなシミュレーションを練るべきだと思うし、それから
それで、諸外国を見ても皆、WHOで英知を傾けてこの新型インフルエンザウイルスの特性について解明をする、そのことによって季節性ワクチンと新型ワクチンの製造の配合比率をどう決めるかということですが、その中で今の状況を申し上げますと、五月三十日にオーストラリアから候補になる株が届きまして、また六月二日にはアメリカからも我々の国立感染研究所の下に株が届いています。
これまで政府は、新型インフルエンザウイルスは、鳥インフルエンザウイルスが鳥や人への感染を繰り返すうちに変異をして出現すると想定されていました。高病原性鳥インフルエンザは、鳥から人への感染が世界で既に三百三十三人、二百四名が亡くなっております。致死率も非常に高いです。
続きまして、資料、多分お手元に配らしてもらっていると思うんですが、今回の新型インフルエンザウイルスに関しては、WHOの緊急委員会の委員でございます、あるいは国立感染症研究所の田代先生からも弱毒型であるということがコメントされています。自分も医者の端くれですから、今の状況を見てこれが高病原性であるとは到底思えないし、弱毒性の感覚は正しいと思います。
その上で、プレパンデミックワクチンについてちょっと伺いたいんですけれども、プレパンデミックワクチンの新型インフルエンザウイルスにおける位置付けというのはどういうふうに考えたらいいんでしょうか。
私ども、米国CDCのホームページあるいはWHOの発表、外務省からの公電、それから現地からのさまざまな情報、さまざまなものを収集しながら評価をしておりますが、一番基本にございますのは、今回の新型インフルエンザウイルスはA型のインフルエンザウイルスでございまして、いわゆる開業医さんなんかでもやっておられます簡易キット、これは十五分ぐらいで判定できるものでございますけれども、このA型の簡易判定キットでまず
現時点において、この新型インフルエンザウイルス、パンデミックに至っていると考えてみえますか。
○国務大臣(舛添要一君) 我々は定期的な豚サーベイランスをやっておりまして、新型インフルエンザウイルスの出現監視を目的とした感染源調査を豚についてやっております。
○上田政府参考人 まず、この新型インフルエンザウイルスというのはまだ出現をしておりませんので、どのような感染力があるか、あるいはどのような重症性があるかというのはわかりません。 今、世界保健機関では、新型インフルエンザ発生後早期に、最初の百例のウイルスの性状、疫学情報あるいは入手可能な定量的、定性的な情報をもとにして重症度と感染力を判断することになっています。
また、新型インフルエンザウイルス薬の備蓄は、各都道府県に全備蓄量の半分を備蓄することとしておりまして、人口に応じた備蓄が行われていると承知をしております。
○高井政府参考人 先生御指摘のパンデミックワクチンでございますけれども、御指摘のように、新型インフルエンザウイルスを特定した後に、鶏卵を確保してパンデミックワクチンの生産を開始するように製造会社に要請するということにいたしております。
例えば、インフルエンザウイルスというのは常時流行していますが、時々、新型インフルエンザウイルスというのが登場しまして、我が国でも大変政府が力を入れて強化対策をしていただいておりますが、これは、社会体制や文化の背景にかかわらず一般人口の間で一挙に呼吸器で感染する感染症ですので、一世紀の間に何度かこういう新型が興ってたくさんの一般国民が感染し得る病気であります。
○政府参考人(上田博三君) タミフルの予防投与でございますが、新型インフルエンザウイルスの暴露を受けた方は無症状又は軽微な症状であっても他人に感染させるおそれがございます。
新型インフルエンザウイルスにつきましては、その性質を事前に、発生前に予測することは困難でございますが、必ずしも季節性インフルエンザウイルスの薬剤耐性の状況を反映するものではないと、要するに季節性のインフルエンザウイルスが耐性を持っているからといって新型インフルエンザウイルスについても耐性を持つものではないと、このような学者の見解もございます。
これ季節性インフルエンザというものに対してでございますけれども、またその状況について国際的な情報収集と国内調査を継続しておりますけれども、新型インフルエンザウイルスについてはその性質を発生前に予測することは困難でございます。