1984-04-19 第101回国会 参議院 文教委員会 第8号
○国務大臣(森喜朗君) 一般教養につきましては、もう先生の方がよく御存じのとおり、戦後、日本の新制大学の一つの象徴的なものとして、一般教育とそして専門教育、それを合体した新しい新制総合大学、これは戦後教育の一つの象徴だろうと、こう思います。
○国務大臣(森喜朗君) 一般教養につきましては、もう先生の方がよく御存じのとおり、戦後、日本の新制大学の一つの象徴的なものとして、一般教育とそして専門教育、それを合体した新しい新制総合大学、これは戦後教育の一つの象徴だろうと、こう思います。
戦後の新制総合大学の理念は、先ほども申しましたけれども、戦前の大学というものは、国家の必要から、国家目的の観点から、国家に有能な人材を開発するということでずっときたと思うわけです。
こういうふうなのが大学だというふうに私たちは理解しておりますので、そういう意味で戦後新制総合大学の理念というものは守っていくべきではなかろうか、そういうことを前提とした上で職業教育、職業に応じた多様化の、いろいろな専門的な対応のあり方というものはあり得ると思うのですけれども、大学の組織としては、そういう意味で、一つとして私はけっこうだというふうに理解しているわけでございます。
今後の欄想は各ブロツクに限らず、各府縣ごとに総合的な大学が設置せられることであろうと考えまするが、今全國にさきがけて新制総合大学の新設を岡山が熱心に請願いたしますのは、わが岡山は古くよりいわゆる吉備文化の発祥の地として古い傳統を誇つておるのであります。