1949-11-27 第6回国会 衆議院 文部委員会 第12号
その上定時制高等学校国庫補助費並びに新制大学実施経費の削減は日本教育の危機を深めている。ついては、新学期実施に必要な予算を増額し、定員定額制を廃止されたいというのである。 こういうふうになつておりますが、お聞きとりの通り、この教育予算があらゆる面において非常に少い。
その上定時制高等学校国庫補助費並びに新制大学実施経費の削減は日本教育の危機を深めている。ついては、新学期実施に必要な予算を増額し、定員定額制を廃止されたいというのである。 こういうふうになつておりますが、お聞きとりの通り、この教育予算があらゆる面において非常に少い。
その他の重要経費といたしましては、小学校教育費國庫負担金、新制中学、定時制高校及び新制大学実施等の教育文化費が累計二百三十四億円余、生活保護及び國民健康保險、失業対策及び同胞引揚費等の社会政策的経費が約二百三十億円、農地改良及び食糧供出関係費が約八十億円となつております。
その次の新制大学実施に伴う経費九億四千五百万円、これは実は最初から相当もみにもんだ結論でございますが、最初私どもといたしましては、最低二十億程度ということで要求しておつたのでございますが、なにせ生徒全体の数というものが膨脹しない、つまり新制大学にはなるけれども、やはり從來の專門学校とか、あるいは從來の大学というものが、それだけ浮いて來るのだから、経費はゼロで始めてくれという大藏当局の要求がございました
なお次に、明年度から新制大学実施が予定されていますが、各府縣とも、現在の高等專門学校を大学に切りかえるにあたつて、必ずしも地元の希望通りに行かず、相当複雜微妙な問題をはらんでいる地方もあるようであるが、これについて円満な切りかえを完全に行うだけの自信があるか。
本請願の要旨は、昭和二十四年度よりの新制大学実施に際して國土計画の見地から、愛知縣の地理的、産業的、文化的請條件を考慮して工業單科大学を設立する必要がある、しかるに名古屋工業專門学校は現在土木、機械建築等七科を有し、地方産業と密接な関連をもつている。ついては本校を國立名古屋工業大学に昇格されたいというのであります。 日程七四、東京女子高等師範学校昇格の請願、押川定秋君外二名紹介、第一七四二号。