2001-03-28 第151回国会 衆議院 文部科学委員会 第9号
そのことは地方交付税の中の対象になっておりますので、新刊図書がまるで図書館にないというのはそこの市町村の姿勢の問題ではないかな、こう思っております。
そのことは地方交付税の中の対象になっておりますので、新刊図書がまるで図書館にないというのはそこの市町村の姿勢の問題ではないかな、こう思っております。
○政府委員(辻村哲夫君) この点は私ども大変重要な問題ということでいろいろ関係方面とも研究をいたしておるところでございますが、一般的に新刊図書の点字本をつくりますには、新刊が出てから点字化されるまで二、三カ月かかる、それが常につきまとう大変難しい問題でございます。
例えば、国文学にかかわる先生では、毎年、新刊図書は一千四百万円の本が出る。買いたいけれども買えない。そして、出てくる経費は百三十三万円の図書費で、自腹を切ってやっていらっしゃる。しわ寄せを受けるのは学生だという話も伺っております。それから理系でも、割といいというふうにおっしゃっている研究者でも、自分のところに来る研究費は年間五十九万円、月五万円に満たないような、こんな状況だという声ですね。
専門の国文学関係の新刊図書費というのは、年平均で千四百万円もある。ですから、現在の国立大学文系基礎学講座では、どうしても必要な図書の十分の一しか買えない。同僚のアメリカ人の若手研究者は、一年間で二百万円の自腹を切って図書購入に充てているという。それから、アメリカの大学の日本語図書購入の方がはるかに充実しているというふうに書かれているのです。
また、簡裁に対します図書、器具類の配付でございますが、近年特に簡易裁判所の図書資料の整備充実に相当力を入れておりまして、たとえば簡易裁判所の裁判官室につきましては、裁判官研究庁費によりまして、昭和四十五年度から五カ年計画を立てまして、その整備を集中的に行い、その後も引き続き新刊図書等につきましての整備を行っております。
また、研究室につきましては、その機能を十分発揮できるように整備してもらいたい、新刊図書の整備充実をはかってもらいたい、第二運動場の整備をいたしまして、その機能が十分果たせるようにしてもらいたい、こうした指導をすでに行なっているところでございます。
○国立国会図書館長(宮坂完孝君) 収書部に属しておる者でございまするが、三名のうちの一名は古書を専門に、それから一名は新刊図書、それから一名は官公庁出版物と、こういう手分けをいたしております。
それには、何といっても、やはり今日交通機関の隘路ということが一番問題になるわけでありまして、たとえば、文化都市を地方に、関東地方の一部につくろうと思いましても、やはり学者の方々からすれば、交通機関が十分でなければ新刊図書も買えないというようなこともございます。あるいは学会等に出るのも困るという点もございます。
また、国会図書館の滞貨書物は、現在約二十六万冊であるが、整理能力は年に六万冊であり、新刊図書の整理もあり、その一掃に八年ないし十年を要するので、四十一年度を目途に電子計算機による整理を企図しており、その一掃に努力したい旨の答弁がありました。
毎月私はもらっておりますが、ああいうようなものをひとりアメリカだけでなく、イギリスあるいはドイツあるいはフランス、あるいは各国の著明な新刊図書については、その内容紹介、それから先ほど一松君が言われたように、ひとり外国のものばかりでなく、日本において出版された著名なものについて——むろん議員の諸君に関連のあるものでけっこうですが、小説なんか要りませんけれども、そういうものについては、やっぱり議員に紹介
新刊図書なんでしよう。
新刊図書の解題を出して欲しいとか、ゼミナールをして欲しいとか、出版物を分けて欲しいとかいうことでありますが、特に印刷カードの一枚売りを実施して欲しいという要望は大部分の図書館から受けた要求であります。印刷カードの一枚売りの実施によつて各図書館の受ける実益はかなり大きなもののように考えられますので、国立国会図書館において、是非実行されるよう努力して頂きたいと存じます。
さらに本年度よりわが国における新刊図書の印刷カードを作成し、これを必要な部面に頒布する業務を開始いたしました。