2017-03-09 第193回国会 参議院 法務委員会 第2号
そこで、保護観察所において、新任保護司向けの研修だけではなくて、全ての保護司を対象に時宜を得たテーマを設定して、定時研修などを実施しているところであります。
そこで、保護観察所において、新任保護司向けの研修だけではなくて、全ての保護司を対象に時宜を得たテーマを設定して、定時研修などを実施しているところであります。
ただいま御指摘ありましたように、保護司候補者の確保につきましてですが、これまでは、退任する保護司が個人の人脈を生かして新任保護司を確保するというようなことを行ってきたのが主流でございましたが、地域の人間関係の希薄化等によりまして、それもだんだんと困難になってきております。それが保護司が減少している要因の一つと考えられるところであります。
しかしながら、保護司の平均年齢、ことしの一月一日現在、六十四・三歳と徐々に上がってきておりまして、さらに近年、保護観察対象者の家族や地域の協力が得られにくいなど、保護司活動がますます難しくなっている、困難になっているという中、新任保護司の確保も難しいという状況がありまして、保護司の人員が減少傾向にあるというのが実情でございます。
○青沼政府参考人 保護司のなり手につきましては、これまで、退任する保護司が地域の人脈等を生かして新任保護司を確保するということが一般的でございましたけれども、地域の人間関係の希薄化などによりまして近年それが困難になってきていることから、適任者確保のための方策の多様化を図ることが重要な課題となっております。
保護司のなり手の確保につきましては、これまでは、退任する保護司の方が個人的な人脈等を生かして新任保護司を推薦するといったことが一般的でございましたが、地域の人間関係が希薄化している、そういったような事情によりまして、近年、それが困難になってきていると指摘されておりまして、より幅広い層から保護司の適任者を確保することが重要となってきているという状況でございます。
保護司の研修には、その経験年数に応じて、新任保護司を対象としたもの、新任後二年未満の保護司を対象としたもの、その次に二年以上四年未満の者を対象としたものがございますし、さらに各地域において当面する問題の解決に資するため、各保護区ごとに全員参加の地域別定例研修、また処遇上特別な配慮を要するものの取り扱い等に関する専門的知識、技術の習得を図る特別研修などがございます。
次に、保護関係としては、」億八千五百十五万六千円が増額されておりますが、その中には、保護観察の充実をはかるため稚内等五カ所に保護観察官を駐在させるための所要経費百十四万三千円、保護司活動の充実をはかるための新任保護司研修経費五百五十五万八千円、保護司実費弁償金及び更生保護会委託費の単価引き上げのための所要経費五千二百五十万三千円——この内訳でございますが、保護司実費弁償金の補導費一人一カ月当たり八百円
次に、保護関係としては、一億八千五百十五万六千円が増額されておりますが、その中には、保護観察の充実をはかるため稚内等五カ所に保護観察官を駐在させるための所要経費百十四万三千円、保護司活動の充実をはかるための新任保護司研修経費五百五十五万八千円、保護司実費弁償金及び更生保護会委託費の単価引き上げのための所要経費五千二百五十万三千円、この保護司実費弁償金の補導費一人一カ月当たり八百円ないし五百五十円を八百五十円