2021-03-18 第204回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
次に、日本海溝、千島海溝沖の巨大地震対策について伺いたいんですけれども、内閣府の有識者検討会は、昨年の四月に、北海道から東北の太平洋沖まで連なる日本海溝、千島海溝沿いの巨大地震について、想定されている最大クラスの地震・津波断層モデルの検討結果を公表されております。津波の高さが二十五メートルを超える地域もあり、青森県や岩手県北部では東日本大震災を超える高さになるとも言われております。
次に、日本海溝、千島海溝沖の巨大地震対策について伺いたいんですけれども、内閣府の有識者検討会は、昨年の四月に、北海道から東北の太平洋沖まで連なる日本海溝、千島海溝沿いの巨大地震について、想定されている最大クラスの地震・津波断層モデルの検討結果を公表されております。津波の高さが二十五メートルを超える地域もあり、青森県や岩手県北部では東日本大震災を超える高さになるとも言われております。
なお、日本海溝、千島海溝沿いの海溝型地震については、現在想定すべき最大クラスの地震・津波断層モデルの検討を進めているところでございまして、今後、被害想定や被害想定に基づく対策についても検討していく予定でございます。
現在、内閣府においては、東日本大震災を教訓として、この日本海溝、千島海溝における最大クラスの地震を想定をした津波断層モデルについて、有識者によって今検討を行っているところです。
熊本地震に関して重ねてお問いかけですけれども、これは、その積まれている余裕の中で吸収をしているというのは事実関係としてあると思っていますし、また、先ほど先生がおっしゃったレシピを用いて震源断層モデルを設定する際には、十分な地質調査を行って、震源断層が過小な評価にならないようにしている。
長周期地震動の推計、今回、我が国は初めて行うものでございまして、その前提となる断層モデルの設定方法、長周期地震の推計方法につきましての確実な手法がないということで、いろいろな検証を行っているところでございますけれども、委員からもまたいろいろと御指摘をいただいておりまして、ちょっと検討に時間が掛かっているという状況でございます。
今回取りまとめられた報告書において採用されております断層モデルの設定ということに本プロジェクトの成果ということも生かされているところでございます。
具体的には、いわゆる東日本大震災ですね、東北地方太平洋沖地震におきます長周期地震動の発生メカニズムなど最新の科学的知見を踏まえまして、例えば地盤のどこがどういうふうにずれるかという断層モデル、あるいは地震波の伝送経路についての、あるいは地形とか地質等の地下構造の設定を一定設定いたしまして、それを基にスーパーコンピューターを使用してシミュレーションモデルを動かし、それをまた観測データと突き合わせてチェック
しかし、実際は、二〇〇二年の政府の地震調査研究推進本部の長期評価に対応した断層モデルを提出せよという指示のもとに、二〇一一年の三月七日、三月十一日の直近です、三月七日に、東京電力は、福島第一原発及び第二原発の津波評価というものを原子力安全・保安院の方に提出しております。
検討会では、日本海における地震に関するこれまでの研究成果を取りまとめ、分析するとともに、津波の発生要因となる大規模な地震に関する断層モデルについて検討を行ってきたところでございます。今年度も引き続き検討会を開催をいたしまして、北海道西部沖から新潟沖にかけての、いわゆる日本海東縁部のひずみ集中帯について一定の成果を得たいというふうに考えてございます。
東日本大震災を踏まえ、これと同様のいわば海溝型地震である相模トラフ沿いの地震も対象として新たに入れるということで、相模トラフ沿いの断層モデルの設定を現在行っています。
これはいわゆる想定震源域が従来の約二倍で、震度分布を推計する強断層モデルがマグニチュード九・〇、そして津波を推計する津波断層モデルがマグニチュード九・一という設定の下でこの想定が出されました。 右側の図を、上の方の図を見ていただけたら分かりますが、ひゅっと矢印で上げていますその下の図面が、二〇〇三年、中央防災会議が出した被害想定、津波の状況です。
東海地震につきまして、東海地震の発生をするいわゆる断層モデルというものを想定いたしまして、その断層デモルで想定されるような地震が発生した場合に、地震動に起因する著しい地震災害が生ずるおそれがある地域というものを地域指定したわけでございます。
報告書におきましては、まず、検討の対象とする地震を、当面、その発生が懸念されております東海地震とし、その断層モデルについて検討を行ったところ、報告書の3に述べてございますように、南北百ないし百二十キロメートル程度、断層のもぐり込み角度二十ないし三十度の逆断層、つまり動く方の岩盤が上方へはね上る形の断層であると推定されております。
ただ、現在やや注目をされておりますのは、その相模トラフの縦長な断層モデルが、やや小田原の方から百キロというふうにお考えいただいたらいいと思うのですが、それからさらに沖合い、地形的に言いますと、房総半島の沖合いに、地震学者の方では地震の空白域が存在するのではないかという説が行われております。そこのところにつきましては、やはり観測体制を相当強化して、ある程度の結論を得たいという段階でございます。
さっき言ったような断層モデルとか震源モデルというものは絶対じゃないのですから、あれの置き方、あれのエリアのとり方によってえらい違いがあるのですから、いま専門部会のつくったそれが絶対じゃありません。したがって、ちょっと動かしただけでも非常な違いがある。
いまのお話にありましたように、いわゆる震源モデルといいますか、あるいは断層モデルといいますか、これが一応中心になって地震波の動きその他を検討された結果、やがて近く答申もされるという段階になっていると思うのですが、この震源モデルあるいは断層モデルといいますか、これのつくり方、とり方も、今回の線引きをもし行うとすると、線引きに非常に影響があるだろうと思うのです。