1980-10-23 第93回国会 衆議院 運輸委員会公聴会 第1号
原子力発電の立地地域には電気料金を下げよう、これも同じような、上げるのと下げるのの違いでございますが、これは運賃理論あるいは料金理論から見れば若干矛盾を感じざるを得ない。
原子力発電の立地地域には電気料金を下げよう、これも同じような、上げるのと下げるのの違いでございますが、これは運賃理論あるいは料金理論から見れば若干矛盾を感じざるを得ない。
しかし、条件つきという点では、私は料金理論を勉強している者の一人といたしまして、従来から電話及び電信についての料金体系には幾つかの疑問を持っておりましたが、そのほとんどが是正されることなく今回のような形で大幅アップいたしますと、さまざまな問題が倍加される、そういう点を考慮いたしまして条件つき賛成という考え方を持っているわけであります。
すなわち、これは自民党政府の失政による経済の破綻から狂乱物価を招来させ、それをおさめるためにとられた公共料金抑制策という政府の政策目的のために生じた赤字でありまして、これを郵便利用者の負担に転嫁させるということは言語道断であり、料金理論上からも許されるべきことではないのであります。したがって、この累積赤字は政府の責任において措置するということを、この際、総理から明確にお示し願いたいのであります。
そして両方を勘案して全体としては独立採算制を行うのが実は極大原則において一番よく、分配においても一番いいという新しい公共料金理論が提出されたわけであります。これをいち早く適用しようといたしましたのが東京都の水道でありまして、私自身も加わりました電気の料金決定において、東京都の水道というものの料金決定資料が配付されたのはそのためであります。
ただ料金理論といたしましては、定額使用料の局でございますれば、住宅用と事務用とでは当然使用度数が違いますから、定額使用料の中には使用度数料が入っておりますから、料金に差があるのは当然かと思います。度数制局におきましては、基本料のほかに度数料があるわけでございます。
○田代富士男君 では私はいまの御説明でまあはっきりしているような御説明でありますが、私もいろいろ資料を見させていただいて研究をしたわけなんですが、郵政関係の料金理論というものが、私なりの考えであったならば、これは考え違いということもありますが、全般的にまだ決定論が出ていないのじゃないかと思うわけなんです。だから、いま総括原価主義というような方法をとっていらっしゃるわけなんです。
次に、料金決定の原則でありますが、郵政省に料金理論というものが確立されてあるのかどうか、こういう点について御説明を願いたいと思います。
同時に公益企業といたしまして、もちろん独占公益企業でありますから、料金制度と申しますか、料金の基本的プリンシプルというものはきわめて重要なものかと思いますが、私ども学者の意見等も拝聴いたしておる次第でございますけれども、やはり経営費をまかない、さらに利子も支払いでき、また元金の償還もできる形にして、資本に対する適正なる利潤の範囲内において建設費に用いてもいいというような一つの料金理論もあるわけであります
決して所要の收入を挙げるがために一率にこれを引上げたというのではなくして、やはり料金理論に立脚した料金構成を持つた案だと思います。従いましでこの料金理論及び料金構成に対して更に欲を言わして頂くならば、この案の根底にありまするところの物件費の増加、これに対する対策といたしまして原価計算制度を早く確立して頂く。