1988-04-20 第112回国会 衆議院 決算委員会 第2号
評価は高いけれども、今申し上げたように救急診料科というのがない。だから、診療の保険点数はどういう形でなすっておみえになるのかわかりませんけれども、これまた問題があるわけですよ。私は、大学からの声を待つ、そんなのはなかなか下からは上がってこないと思うのですよ。今の大学の講座制というのはそんな簡単なものじゃないことはあなたも十分知ってみえると思うのです。大阪大学には救急講座があるのですね。
評価は高いけれども、今申し上げたように救急診料科というのがない。だから、診療の保険点数はどういう形でなすっておみえになるのかわかりませんけれども、これまた問題があるわけですよ。私は、大学からの声を待つ、そんなのはなかなか下からは上がってこないと思うのですよ。今の大学の講座制というのはそんな簡単なものじゃないことはあなたも十分知ってみえると思うのです。大阪大学には救急講座があるのですね。
で、いずれにいたしましても、改正刑法草案におきましては、現代における理想的な刑罰体系というものを考えた場合には、これは罰金は一万円以上である、料科は一万円未満五百円以上である、とするのが相当であろうという、刑事法というものを前提にして考えた議論であろうと思うのでございます。
そこで改正案においては、第一審の判決がいろいろな意味で著しく重要性を増すこととなる点をも考慮いたしまして、五千円以下の罰金又は料科に当る事件以外は、判決宣告の期日には必ず被告人の出頭を要するものといたしたのであります。