2014-02-26 第186回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
また、弗素につきましては、軽度の歯に対する斑状歯ということですとか、骨への弗素沈着による骨折のリスクの増加とか、そういったことが懸念されるということとされております。
また、弗素につきましては、軽度の歯に対する斑状歯ということですとか、骨への弗素沈着による骨折のリスクの増加とか、そういったことが懸念されるということとされております。
一方では、兵庫県西宮市と宝塚市で、水道水に含まれている弗素により斑状歯、まだら状の歯ということですけれども、損害賠償を求めて訴訟が起きたというようなこともあります。ですから、一方では早い段階から有効性が示唆をされていながら、水道水中の弗素の濃度が一定以上高くなりますと、こういった斑状歯のようなことも生じるわけでございまして、そういうことに対しての訴訟もあったというような経緯がございます。
○福島政務次官 繰り返しになって恐縮でございますけれども、弗素の添加ということは、骨硬化症や斑状歯等の疾病を発症し得るわけでございまして、水道水質基準でも弗素の含有量というものについて規定を定めているわけでございます。
例えば、弗素経口投与によるマウスの奇形発生という実験の証明とか、発がん性があるというようなこと、妊娠中の女性が乱用するとダウン症児が生まれるとか、骨の障害、甲状腺の病気の発生、腎臓障害、それから酵素の障害といいますか、アルカリホスファターゼというのが上昇するとか、難聴になってしまう、または歯自体でいうと斑状歯が出てくるというような問題点等も一部では出されているのです。
大量、つまり五ppm以上になりますと問題が起こってくるわけでございまして、その場合に骨の変化が起こってくるとか、甲状腺の変化が起こってくるとか、歯に斑点ができて斑状歯ができてくる、そういうことがすでに三十年前からいろいろ検討されております。
○粕谷照美君 宝塚の斑状歯の例などもあるわけですから、その辺のところは十分お考えいただきまして文部省で正しい姿勢をとっていただきたい。
わが国は先生も御承知のように火山国でございまして、そういった点ではいろんな問題を特に斑状歯等の問題も含んでおるわけでございまして、その活用の方法、非常にむずかしい点があろうかと思います。
きょう私、ここにパネルを持ってきたのですが、これは先日も当委員会ですでに問題になりましたけれども、兵庫県の宝塚市に起こっております飲料水の中にある弗素が原因であると言われる斑状歯の状況を写したパネルであります。二枚、私、持ってまいりましたが、こっちの方は歯科の専門の方にごらんいただいたらわかると思いますが、M2、中程度の症状というふうに端的に言うことができると思うのです。
ただいままでの段階では、宝塚市の問題も意識しつつ、水質基準の改定に取り組む必要があるかどうかといったことにつきまして、一応は専門委員会で話題にも出たわけでございますが、いまのところ、その必要性等につきまして問題意識として、まだ煮詰まっていない段階でございますが、これらにつきましては、いわゆる斑状歯であるかいなか、あるいはその基準値のあり方等につきましては、決め方等も含めまして、検討は進めてまいりたいと
○木下委員 つまり、弗素を原因とする集団的な斑状歯患者というものは出ていないということですね。これは気温の差によっても、幾らか基準も違っておったようでありますが、これはやはり気候的、風土的な諸条件のもとで考えるべきだと思うのです。それからまた食物の関係も軽視ができないと思うのです。
○能美説明員 私ども先ほどの報告書を十分検討いたしたのでございますが、飲料水の中に弗素がほとんど含まれていない、これは〇・二ppm以下のことを大体われわれ常識的に言っておりますが、そういったような地域でずっと育ちました子供にも、斑状歯様の歯の変化というものは出ております。過去の例におきまして。
その中でいわゆる斑状歯と言えるのかどうか、斑状歯及び斑状歯様の歯牙変化を含めまして、たとえば一・五ppmとか二・〇ppmといったような高濃度の弗素含量のところでは、若干そういうケースが見られておるということでございます。
○滝沢政府委員 このヨナ水という先生の現地のおことばでございますが、われわれは、小林先生の御見解も、弗素が主要な役割りをしているんじゃないか、こういう御見解のように承っておりますが、阿蘇の地帯が、弗素による斑状歯と申しまして、歯にいろいろ斑点が出てくる病気がございますが、この斑状歯地帯であるということはまず基本的にあるわけでございますが、なぜこの地区の住民の方にだけ出るかという問題と、それから医学的
それは小・中学生を検診した結果によると、九・六%が斑状歯の疑いがある。つまり肥料をつくっている関係上弗素が空中に流れていて、それを吸う小・中学生は——これは医学的なことはわかりませんけれども、赤ちゃんとか幼児期とか、まだ乳歯の段階の子供には直接影響はないが、それがそろそろ永久歯になろうという段階、ですから小学生段階から中学生段階、こうした子供たちを調べたところが、歯に斑点がついているのが九・六%。
人体にあまり影響はないというふうに一般的にはいわれているようでございますが、先日、福島医大の辻教授あるいは角田助教授等によりますと、若干斑状歯といわれる歯のいわゆる骨に対する影響があるというふうにもいわれております。そういう問題に対して、現地からの要請があればというふうな態度に私は大きな疑問があるわけなんです。
しかしながら、弗素を多量に含有している水を飲んだ場合に斑状歯になるとか、あるいは弗素が出る工場で働いている場合に気管支系統、皮膚系統の病気が起こる、これは労働衛生の問題としてはございます。そういう意味で、私の申し上げましたのは、大気汚染の事例として、弗素による被害というのは現在までは出されておらない、こういうことでございます。