2020-06-09 第201回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
大橋川の拡幅事業、斐伊川水系に国交省はずっとかかわっておりますので、どのように御協力がいただけるのかということを双方に質問して、これで終わらせていただきます。
大橋川の拡幅事業、斐伊川水系に国交省はずっとかかわっておりますので、どのように御協力がいただけるのかということを双方に質問して、これで終わらせていただきます。
この大橋川の改修事業というのは、斐伊川治水事業、宍道湖に流れ込む斐伊川という川の上流のダムと中流の放水路とセットで考えられてきた事業なんですけれども、松江市民は、この大橋川の改修というのはそもそも必要なのだろうかと懐疑的に思っています。
○石井国務大臣 斐伊川水系の治水対策につきましては、これまで斐伊川放水路の整備や尾原ダム、志津見ダムの建設等を進めてまいりましたが、今後残る大きなネック箇所であります大橋川の改修について本格的に事業を進めているところでございます。私も現地を視察をさせていただきました。
私が従事しました例をお話しいたしますと、まず、島根県の斐伊川水系の大橋川周辺まちづくり基本計画策定事業というのがあります。これは、国交省と島根県、松江市の共同事業でした。これは国交省河川整備計画というのをつくらなければいけないんですけれども、それは治水を目標にする計画ですね。ところが、これをめぐっては、環境とか、景観とか、町づくり、いろいろな人たちが厳しい行政批判を展開いたしました。
都道府県が管理している一級河川につきまして、その一部区間を直轄編入する要望のある水系は、現在把握しているところでは、馬淵川、利根川、信濃川、天竜川、淀川、新宮川、旭川、斐伊川、大淀川の九つの水系でございます。
中国山地を源とする斐伊川、神戸川の集積地、出雲平野を中心としたところにございます。転作率は、平野部で四八%、山間地や中山間地で三七%となっております。当地域は水田地帯であって水稲の単作地帯であるということから、飼料用米なら天候に左右されず既存の機械が利用できる点に着目し、取組を進めてまいりました。 三ページ目のところでございます。出雲市には、JAいずもと斐川町の二JAがございます。
特に、今回の国の制度改正に際し一つの参考としていただいた斐川地域、これは二十三年十月に合併した、斐伊川という一級河川の南側に位置する地域でございますが、現在、人・農地プラン中心経営体、百二十五経営体への農地集積率が七割に近づいております。
ことしは、日本最古の歴史書と言われる古事記が編さんされてからちょうど千三百年ということでして、この舞台である出雲の地、島根の地、その東部を流れております斐伊川という大きな川がありまして、ここがヤマタノオロチ伝説の舞台になっているわけです。
私ども、この取りまとめを踏まえまして、昨年でございますが、平成二十二年九月に大橋川改修を含む斐伊川水系河川整備計画を策定いたしました。
斐伊川の問題についてお話がありましたが、私は個人的にも大変斐伊川には縁が深くて、昭和五十六年のことでありますけれども、当時私は鳥取県の地方課長をやっておりましたが、そのときに中海で県境紛争がありまして、中海というのは一級河川斐伊川の一部でありますけれども、そこに県境を引きました。それが現在の県境でありますけれども、非常に懐かしい、思い出のある場所であります。
片山大臣には、鳥取県知事時代、島根県と県境を接する中海干拓土地改良事業の終結に向けて、さらに懸案の斐伊川治水事業の前進に向けて御尽力をいただき、ありがとうございます。 本日の議題ではありませんが、県をまたがる国直轄河川斐伊川の管理問題は今後の地域主権改革でも議論になるところでございます。
○政府参考人(佐藤直良君) 斐伊川放水路についての御質問でございますが、放水路につきましては、現在、斐伊川の水を神戸川水系に洪水時に流すということで、斐伊川本川の左岸堤防、海に向かって左側の左岸堤防に沿って可動堰の新設工事を実施しております。この堰から放水路へと分流することにしております。
今日は主に私の地元、島根県にあります斐伊川水系治水事業についてお尋ねをしたいと思います。 八ツ場ダムはすっかり有名になりましたけれども、斐伊川については余り全国的に知られておりませんので、今日、資料を配付しております。 まず、御説明から始めたいと思います。 一枚目の地図を御覧いただきたいのですけれども、斐伊川というのは宍道湖に向かって左の方から流れ込んでいる川です。
十五年度、この資料にございます尾原ダム、志津見ダム、斐伊川放水路、大橋川河川改修、この四事業が委員会に諮られ、結果として継続と報告されたのは事実でございます。 一方、平成二十年度の事業評価監視委員会では、同様に尾原ダム、志津見ダム、斐伊川放水路、そしてこの三つに加えて、大橋川の改修などを含む水系全体の治水対策で評価をいただいたところでございます。
初日、我々は、空路にて出雲市に到着し、島根県内において、斐伊川が洪水した場合、その洪水の一部を外海の大社湾へ分流するための斐伊川治水事業及び山陰道の一部として高速交通ネットワークを形成する松江道路を視察しました。 その後、鳥取県に移動し、高齢者の居住の安定確保に関する法律の一部を改正する法律案に関連して、米子市にある高齢者向け優良賃貸住宅「アザレアコートこうほうえん」を視察いたしました。
上流から汚水が流れてくる、島根の方から流れてくる、斐伊川から流れてくる、だから、汚濁になるから下流の方に開口して水を流すということなんでしょう。それをぜひ考えていただきたいということを島根県が言っているわけなんです。だから、それと今の事業とどうかかわっていくんですかということなんです。治水とかのことを聞いているんじゃないですよ。答えてください。
これを受けて、国交省としても斐伊川水系の治水事業として、昭和五十年に、物すごい昔に考えたようなダムと放水路の整備と大橋川の拡幅という三点セット、これに拘泥することなく、例えば、ダムと放水路の整備、それから宍道湖の佐陀川水門の拡幅など、それをまず十分な工事をして、大橋川の拡幅については考えなくてもいいような工事を考えるとか、多様な選択肢の中から住民とともに治水対策を選び取る姿勢が求められていると考えますが
○土屋政府参考人 斐伊川の治水計画についてのお尋ねでございますけれども、斐伊川水系は土砂流出が多く、平野部では天井川となっております。また、下流部は宍道湖の水位の影響を受けまして、宍道湖周辺及び大橋川沿川を含め、昭和四十七年七月洪水を初めとしてたびたび洪水被害が発生しております。
○土屋政府参考人 大橋川改修に伴う中海への影響についてのお尋ねでございますけれども、斐伊川水系では、流域の浸水被害を軽減するため、上流の志津見ダム、尾原ダム、中流の斐伊川放水路、下流の大橋川改修のいわゆる三点セットで事業を進めてきています。
河川局の方で、出雲市の場合に、斐伊川、神戸川の例の合流のための大きな工事、出雲市はそれを受け入れて、結果として、今まで要らなかった大きな川がつくられることになってしまった。それも含めて二十五の橋が、二十五年間に毎年一本ずつ。そのときに、ばらばらな橋、この地元の下流の方の橋はこれでいいけれども、上流から見た場合には、二つ、三つの橋が重なった場合にどういうふうなイメージになるのか。
今宍道湖とそれから中海を結ぶ大橋川の拡幅工事が計画されていますけれども、その点についても、本庄工区の堤防を開削しなければ、それでなくても地球温暖化で海面上昇が心配されているわけですから、中海の水位もどんどん、斐伊川の山の上からどんどん水が流れてきて、大橋川が拡幅されれば中海の水位は上昇していくという因果関係にあると思っています。
この方針に従いまして、干拓地につきましては、事業の見直しを行うための土地改良法に基づく手続を了した後、平成十六年度から工事に着手する、また沿岸の既耕地につきましては、弓浜半島及び斐伊川沿岸地域の国営かんがい排水事業等の事業計画の立案に係る調査検討を進めているところでございます。 いずれの実施に当たりましても、鳥取、島根両県とも連携しながら、適切に対応したいというふうに考えております。
○中島政府参考人 大橋川の改修は、斐伊川流域全体と申しますか、上流のダム群の整備とか放水路と並んで三点セットなどと申しておりますが、実施している事業でございまして、ぜひとも御理解いただきたいのは、これらの事業が全体として斐伊川さらには神戸川流域全体の治水の安全度を高めているということを御理解いただきたいと思います。
河川局で一番たくさん予算をいただいているというナンバーワンのあの斐伊川治水事業ですけれども、それだけに市民はそういった学校教育を通じて、それから洪水対策、真剣に取り組んでいる。
それは川の流れが、斐伊川、神戸川の治水事業のように、ちょっとバイパスをつけて、あそこで川の流れが一見変わったように見せているだけであって、最終的に川下の方で不良債権が発生した場合に、川上の川上にいる国民の財布を直撃しないという保証はいまだにないじゃないですか。この点を私はこれから質問したいと思っているわけです。 何か御意見ありますか。
一級河川の斐伊川というのが上流にありまして、それが常に宍道湖に流れ込んできています。だから、そういう意味では、上からの流れで、若干雑排水だとかいろいろなものがありますから、これは通常の汚れだというふうに思うのですが、やはり中海で水がよどんで滞留している、ここが貧酸素水塊を宍道湖に逆流させていく最大の原因だということはもう研究者の間では定説になっております。
斐伊川水系の治水対策上の確認事項ではありますけれども、そこにはこの干拓事業あるいは淡水化事業の施設ももちろん入っているわけですから、当然、この確認書に基づく農水省の対応というのは求められているというふうに思います。 この治水事業というのは、一九七九年に基本計画が発表されて以来、総事業費六千億円のうち既に三千億円が投入されているビッグプロジェクトです。
そこで、斐伊川、神戸川治水事業に伴って、松江市の大橋川改修事業の現地測量が七月にも着工されようとしているわけですが、六月十二日に島根、鳥取両県知事が取り交わした確認書の内容によりますと、両知事の確認書では、大橋川改修事業に当たっては、二つの干拓堤防が中海周辺の環境に与える影響、さらには、その堤防が開削された場合の中海・宍道湖への影響、環境アセスを要求しているわけです。
治水は、建設省の管轄で、現在斐伊川、神戸川治水計画が進められていますけれども、大橋川の拡幅を含めて、住民の理解を得るようになっていないのではないかと思われますが、この点についてはいかがでしょうか。干拓事業と治水事業の整合性がとれていないのではないかと思われますが、いま一度調査の必要があるのではないかと思いますけれども、その点についてお願いします。
中海周辺を含みます斐伊川水系の治水事業は、干拓計画によりまして中海の面積が減ること、そして境水道の掘削により河道が確保されていること、こういったことを前提として立ててございますので、両事業は整合性のある形で進められていると考えております。
出雲市の中でも、斐伊川の治水工事においても、建設省は大変そういうことに配慮して今事業を進めようとしておりますから、そうした自然に対する配慮、あるいは動物、植物に対する配慮というものは十分に認識されてきたということは大変結構なことであります。 しかし、動物、植物以上に大切なのは、人間に対する影響、人間の体にどういう影響を与えるのか、あるいは人が住みたいと思う環境がつくられるのかどうか。