○説明員(井上鼎君) 昭和三十九年度の文部省決算の検査の概要を申し上げます。 検査報告に不当事項として掲げましたものは、補助金四件でございますが、その内容は、要保護及び準要保護児童生徒就学援助事業、青年学級運営の事業及び私立大学研究設備購入事業の各補助につきまして過大な精算を行なっていたもの、及び対象外のものに補助したと認められるものでございます。
○安嶋政府委員 文部省決算の中の不用額の問題でございますが、これは、ただいま勝澤委員から御指摘がございましたように、国立学校の人件費の不用額がその大部分を占めておるわけであります。またこれも御指摘があった点でございますが、理工系の教官につきまして、その充足が特におくれておるという点を御指摘になっておるわけであります。