1980-03-04 第91回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
文部省学校給食課の言い分は別として、農林省なり食糧庁の立場から、日本の学校給食の流れというのは、戦後三十年続いたパンと牛乳、牛乳は大部分が脱脂でございますけれども、そういう大きな太い流れが流れていて、米を学校給食に入れるということにはかなりの抵抗があったといいますか、問題があった。
文部省学校給食課の言い分は別として、農林省なり食糧庁の立場から、日本の学校給食の流れというのは、戦後三十年続いたパンと牛乳、牛乳は大部分が脱脂でございますけれども、そういう大きな太い流れが流れていて、米を学校給食に入れるということにはかなりの抵抗があったといいますか、問題があった。
〔久保田(藤)委員長代理退席、委員長着席〕 ところが、先般の新聞にも指摘されましたように、文部省学校給食課の統計では、四十年までは払い下げミルクのうち加工用は飼料用の一割程度だったものが、加工業界の需要がふえ始めた四十一年を境に加工用が急増、飼料用をしのぐなど不審な事情もあり、払い下げに不正があるのではないかと疑惑を持たれておる。いまお示しのあったこの数量も、輸入数量に比べて相当大きいわけです。
片方はただ記事でありますけれども、ただいま申し上げる内容は、「文部省学校給食課の話」という見出しで、「方的に三十万石をといわれても、どうにもならない。来年からとでもいうのならともかく、今すぐとは文部省の需給計画をくつがえすものだ。農林省にしても牛乳の市価を下げるとか、ほかの需要者を開拓するとか、もっと持続性のあるやりかたをしてもらいたい。」というふうな記事が報導されております。