2018-05-24 第196回国会 参議院 文教科学委員会 第11号
よく小学校の頃なんかでも、算数というのもやっぱり国語ができないと文章題も点数取れないというふうに言われまして、私も結構国語に力を入れさせられていた記憶がございます。そういった感想をちょっと申し上げましたけれども、やはり紙からデジタルへというのがこれまでの教育環境というものを大きく変化させることは間違いないというふうに思います。
よく小学校の頃なんかでも、算数というのもやっぱり国語ができないと文章題も点数取れないというふうに言われまして、私も結構国語に力を入れさせられていた記憶がございます。そういった感想をちょっと申し上げましたけれども、やはり紙からデジタルへというのがこれまでの教育環境というものを大きく変化させることは間違いないというふうに思います。
また、サービス業の海外展開の例として、大阪にある学習塾が、算数の文章題解法が人気となって、東南アジア、例えばシンガポール、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナム、マレーシアで約二百校、生徒三万人規模で事業を展開しているということもございますので、そういった成功例も捉えてしっかりとPRをしながら説明をしていきたいなと、こう思っていますし、こういうことを通じて、今度総合的なTPPの関連政策大綱を取りまとめられたわけでありますから
四年生のときにやはりきっちりと勉強というものを、読む、書く、計算するという基本的なリテラシー、そういったものが習得されていないと、五年生に入って、小数、分数、また文章題を解く能力に影響が出てきているというのが実際のところではないかと思っております。
実際、学力はそのころよりも更に低下をしていまして、文章題が解けない生徒がたくさん出てきたと。例えば、これ簡単に、四百円持って買物に出かけてX円のノートを三冊買おうとしたら五十円足りなかったと、こういう方程式を作ることすらできない子供たちが増えてきた。
それから今、文章題のお話がありましたが、数学などでは実生活との関連を図った指導、こういったところがやっぱり正答率が高いということでありまして、まさにそういうことをやろうとしますと少人数の指導であるとか個に応じた指導であるとか、あるいは、繰り返しになりますけど、PTAや地域の人々の、ですから、やはり教育というのはかなり手間が掛かりますから、どれだけの手を子供たちに掛けていくのかということがやはり必要だと
また、委員がおっしゃいましたように、文章題の質問に対してはもう初めからあきらめて書かないというふうなこと、何といいますか、非常に無気力になって、頑張ってみようというか挑戦する気持ちがなくなっているのかなと。 これはいろいろ、家庭、学校、地域の問題等がいろいろあると思うんですけれども、やはり日本経済そのものがこれだけ経済発展してまいりました。発展した中で低迷もしているわけでございます。
私も、算数などの教師、現場の先生からもちょっと伺ってみたんですけれども、やはり、日本の子供は計算はよくできるけれども応用力がつかないという話もありますけれども、深刻なのが文章題だと。文章題、つまり、文章で説明してある問題を数式化する、あるいは、ある事柄を文章であらわすとかいうことなんですけれども、そういう文章題の正答率は三九%だということで、極端に低くなっているわけですね。
そして先ほども示しましたように、一九八七年三月、日本数学教育学会で児童の算数に対する意識調査、中間報告が発表されたわけですが、学年が進むにつれて算数がわからない児童がふえている、特に思考力が問われる文章題が嫌いだという児童がふえていることが報告されています。