1969-07-15 第61回国会 参議院 文教委員会 第23号
○参考人(関野房夫君) 現在におきましても、滞納につきましてはあらゆる機会を通じまして、文書により、あるいは実際に参り、あるいは都道府県を通じあらゆる機会を通じまして督促をいたすのでございますが、さらに今後もその督促を強化いたしたいわけでございまして、現在考えておりまする対策と申しますと、いま申し上げましたけれども前々と同様に文書督促を行なう、それから定期的に出張徴収を行なって滞納金を早期に徴収するということが
○参考人(関野房夫君) 現在におきましても、滞納につきましてはあらゆる機会を通じまして、文書により、あるいは実際に参り、あるいは都道府県を通じあらゆる機会を通じまして督促をいたすのでございますが、さらに今後もその督促を強化いたしたいわけでございまして、現在考えておりまする対策と申しますと、いま申し上げましたけれども前々と同様に文書督促を行なう、それから定期的に出張徴収を行なって滞納金を早期に徴収するということが
しかしこれは従来のやり方よりもさらに具体的な内容を持っておりまして、本人がその文書督促によって納めない場合には実際に集金人が行き、本人の住居あるいは勤務先を訪問してこれと面接の上、必ず納めてもらうという措置をするのだということを本人に通告をするわけでございます。
もちろんその段階にいきます前に、その本人に対する文書請求はもとより、集金人による督促、さらに顧問弁護士による文書督促等相当段階を踏みまして、なおかつ処置なしという者に対しましてはそのような措置をしなければならぬ、こういう結論でございまして、これは直ちに今どういう対象に対してすぐに実行するかどうかということは、まだ相当時間をかけなければ結論が出ないだろうと思っております。
しかしながら、現在まで近畿地区におります要返還者が、大阪支所ができたということ、そうして、支所の名においてその地域の要返還者に、今度は集金をもって回収にいく、従って事前に奨学金の返還をぜひ願いたいという文書督促を、現在まで四月からやっておるわけでありますが、その回収状況は、従来の集金を実施しなかった地区に比べまして格段の収納率を上げているようでございます。
○西田説明員 先ほど申し上げましたように、東京地区では三十五年度から試験的に十名の外務員によって、どの程度の能率が上がるかということを実験いたしておりまして、この外務員制度を実施いたしました場合に、従来の文書督促による場合よりも全体的なコストとしては高くつかないで、率は相当向上できるという、実績を一応つかみまして、三十六年度に大阪支所の開設を予定いたしておるわけであります。
従来、大体文書督促というものを主にしてこの返還の督促をやっておったわけでありますが、今後はそれではもちろん足りませんので、先ほどお尋ねの中にもございましたように、本年度から集金制度を始め、来年度におきましては大阪にもこの育英会の支所を作りまして、貸与もいたしますけれども、返還の促進をはかっていきたい。将来はこういった支所を必要な各地に作りまして返還網を整備したいということも実は考えております。
この返還計画におくれます場合は、育英会の方で文書督促をするということでやって参ったのでございますが、それだけでは不十分であろうということから、先ほど申しましたような集金制度というようなものを始めまして、とにかくそれぞれの返還者の所在の確認、それから個別に訪問をいたしまして、忘れてもらわないように、返還を意識してもらうように刺激をする。