1985-04-12 第102回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第4号
○青木茂君 そういたしますと、かつて四十年代でございますか、昭和元禄という言葉がはやりましたんですけれども、そこで貿易摩擦の問題、国際化の問題が一番大きなエンクロージャー的なものだとするならば、今はちょっと元禄じゃなくて文化・文政時代に近いような感じがするんではないか。そうすると、今の貿易摩擦というのは、あのときの黒船的なインパクトを与えるんじゃないかと。
○青木茂君 そういたしますと、かつて四十年代でございますか、昭和元禄という言葉がはやりましたんですけれども、そこで貿易摩擦の問題、国際化の問題が一番大きなエンクロージャー的なものだとするならば、今はちょっと元禄じゃなくて文化・文政時代に近いような感じがするんではないか。そうすると、今の貿易摩擦というのは、あのときの黒船的なインパクトを与えるんじゃないかと。
ですからある意味で保守内閣の紅一点として、何もお年寄りの大臣、天保銭になつた文化文政時代の大臣に遠慮されることはないのであつて、保守であつてもけつこうですから、常に日本のために筋道の通ることは合理的にどんどんおやりになることが無産大衆にとつてもまた保守勢力にとつても、また一般市民にとつても私はよいことであると思いますので、この点は大いに敬意を表して質問するわけでございます。
天野文政時代にはそういうことがなかつた。委員の要求があれば、これは要求に応じて多く人に会うということは非常にいいことなんです。それが今度最近大臣になつて、いわゆる文部省の側近というのがあるのかないのかわからないが、そういう者が会わせないようにしておられるのか、それが大臣の意図から出ているのかどうかわからないが、こういうことでは教育の民主化もへちまもない。
明治時代以来あつたのではないかと思われるような煤けた粗末な柱時計や、毀れた、文政時代からあつたような粗末な箪笥、それから綿の出ている蒲団、小さいまるい椅子や粗末な秤等が沢山差押えられておりますが、国民の怨みと血涙が滲み込んでおるような不気味な感じがいたしました。
同様にこの元禄時代とか文化、文政時代とかいうのは、やはり一つのまとまつた時代であります。これは西暦では表わしようがありません。それから又歴史事実の名称にも年号はよく利用されております。年号程適切に何らの弊害もなく、そうして名称の構成分子になつているものは外にないのであります。