1989-11-15 第116回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
我が国の文豪井上靖先生が本町に建てられた文学碑の中に「ここ中国山脈の稜線 天体の植民地 風雨順時 五穀豊穣 夜毎の星闌干たり 四季を問わず凜々たる秀氣渡る ああここ中国山脈の稜線 天体の植民地」とおっしゃいました。すなわち「天体の植民地」とは、宇宙の神々が住みつきたくなるようなよいところというふうにおっしゃっておられました。
我が国の文豪井上靖先生が本町に建てられた文学碑の中に「ここ中国山脈の稜線 天体の植民地 風雨順時 五穀豊穣 夜毎の星闌干たり 四季を問わず凜々たる秀氣渡る ああここ中国山脈の稜線 天体の植民地」とおっしゃいました。すなわち「天体の植民地」とは、宇宙の神々が住みつきたくなるようなよいところというふうにおっしゃっておられました。
さて、お三人とも、そのような御年配と承るものでありますが、戦後一時ベストセラーと言われました「二等兵物語」、あの作家の梁取三義という先生は私の方の出身でありまして、つい先ほどその文学碑がふるさとにできました。その詩は数行ございましたが、最後に、あの地方の山です、神々が遊んだ山だという言葉で結ばれております。