1948-07-03 第2回国会 参議院 運輸及び交通委員会 第14号
そこで結局政府の言い方によれば、現在提案しております收支の見込によりましても、本年九十數億の赤字を生ずるのであります、こういうつもりでおりますと、これは一体どういうふうに理解したらいいのでしようか。つまりこれはこの減價償却の面において、ますます赤字が重なつて行く以外に、何らか理解する術があるのかないのか。
そこで結局政府の言い方によれば、現在提案しております收支の見込によりましても、本年九十數億の赤字を生ずるのであります、こういうつもりでおりますと、これは一体どういうふうに理解したらいいのでしようか。つまりこれはこの減價償却の面において、ますます赤字が重なつて行く以外に、何らか理解する術があるのかないのか。
むしろ今囘この豫算編成に伴つて、政府の提出いたしておりまする勤勞所得税の引下げにしましても、その他各方面の引揚同胞に對する特殊の設備のために、無理な財源を搾り取つてもその方面に充當した、現に公債の利子支拂を延期したあの十數億の使途についても、相當の部分を引揚同胞の住宅建設のために使用したという事實を御覧になつても分る通り、でき得る限り大衆のために圖つて必要な施設を實行して行きたいという方針の下に編成
現在價格を目標として諸經費を考えまするならば百三億圓となるのでございまして、結局現在提案いたしておりまする收支見込におきましても、九十數億圓の赤字を生ずるのでありまして、この分だけ實質的には赤字公債を發行いたしておるのだということも言えると思います。
即ち十數億の金を投じて無縁故引揚者收容住宅等を計畫しておるのでありますが、さてその人々が從來とも今までの引揚者は全く放置されておるような實情である。今度の場合も十萬くらいに近い數が北海道に收容しなければならない。
尚先程農業會の手持ちの金融債券について、現在農林中央金庫に保護預けをいたしておるものについて、それを農林中央金庫の負擔において、農林中央金庫に集中して救濟する方法はないかという御質問があつたそうでございまするが、現在農林中央金庫におきましては、最終處理の結果、一應豫定されておりまするところでも、三十數億圓という政府補償を要するということが豫想されておるわけでございまして、更にこの農林中央金庫に、現在
こういう恰好になつておるわけでありますが、これは大體四月分の收入金額が、現在のところ見込まれますところによりますと、大體專賣益金の流用現金というのも合せまして、大體百三十數億であります。それから五月分といたしましては、租税その他合せまして大體百六十億程度でありまして、從つて歳出との差額が大體二百億程度に相成つております。
それから先程申しました通り三月三十一日現在で約四十五億の余裕金はありますわけではありますけれども、四月の今日一日から八日までの間に石炭電力を主にいたしまして、その他融資を是非とも必要とするというものが二十數億ございます。
他方人件費その他の支出は相當嵩みますので、二十二年度においても二十數億の實は補助金を出しておる次第であります。この暫定豫算に載つておりますのは、差當り四月分として必要な收支の赤字、四月分として出るべき收支の赤字を補助するということになつておる次第であります。
これを今の單價にしますと、數億圓に上ります。これは、まだ舞鶴附近、それから石川縣、富山縣の方に輸送しております。その事實を私はよく知つております。ぜひともこれをよく調べて、そうして何とかこの品物を多數の困つておる無産大衆に配給していただきたいと思うのでございます。 それからその當時海軍から拂下げになりました――拂下げといいますけれども、これは實際の拂下げではありません。
もう一點は、今囘の地方税の増額によりまして、生活給與金として支出する金が、ただいま大臣の説明でも十八億いくらで、實際の支出は二十數億になるようであります。そういう關係において、地方において餘裕のあるところは何とか方法がつきますが、餘裕のない現在の東京都のような所では、この程度の増額ではまだ支出ができ得ないのではないかと思つております。こういう點に對してはどういうふうにお考えになつているか。
それに對して未曽有の水害に見舞われた各縣の復舊工事十五件近くのものをやるのに、わずかに二十數億の金しか出せない。しかもその差額を出すのに、すつたもんだ日にちをかけなければならぬというような現在の豫算のあり方について、相當の不滿というか、非難の聲が現在起つておることを私どもは見聞きするのであります。
次に第二點の第十一條の「土木出張所」とあるを「地方建設局」と修正します理由は、現在土木出張所は各地方に存在しておりますが、この一出張所のみでも数府県にまたがる主要な災害復舊工事、大規模の河川改修工事、國道改修工事、連合軍關係工事等を擔當して、數億の工費と數萬労働者を使用しているのでありまして、この建設能力はわが國土建設の主軸をなすものであります。
兵器處理委員會が扱いました鐵のスクラツプというものは、今後の日本の鐵の生産を復興さすための一番大きな給源でございますので、何としても仕事を續けなければなりませんが、一方これを續けるためには、公定價格の關係で數億の赤字を出さざるを得ないという少しむずかしい問題が出てまいつておりますので、この問題も内務省、商工省を中心にして種々對策をただいま考えたいと思つております。
ところが公定價格がスクラツプについては上らなく、運賃が増嵩しましたために、逆に今度は數億の赤字を出さざるを得ないような苦しいはめに最近になつてまいつたのでございます。そういつた事情でございます。
どうしても收支が賄えないというので赤字を初めて借入れをしたのでありますが、爾來二十一年度におきましても十數億の赤字を借入れをし、二十二年度つまり今年度にはいりましてからは、さらに數十億の赤字借入をしなければならない状況でございますが、さてこの赤字はそれではだれが清算してくれるかというと、申すまでもまく通信が特別會計で經營されております限り、通信特別會計自體の負擔においてこれを解消しなけれがならぬのであります
これは、滿洲から引揚げた者は、今約百萬に近い状況でありますので、非常に廣範な問題であり、また在外資産を計算するならば、十數億に上るところの厖大なる金額であります。また政濟資金の拂戻しにいたしましても、これまた數億に達するところの非常に大きな金額を要するのであります。
その中の水産の問題についてでありますが、この問題については、なお先ほど水産局長から十數億の要求ということがあつたのでありますが、このほかに漁業權その他の問題について、相當巨額の御要求があるように私は拜承しております。その他水産に關する重點の問題といたしましては、水産に關する基礎的な調査を相當重點的にやつていきたい。
三十數億になると思います。しかしこの三十數億だけでも、今問題になつておる六・三制のあれだけでも、大體これは賄つていけるはずです。あるいは今問題になつている官公廳の給與にしても、大體百億近いということになれば、その三分の一でもここから賄い得ると思います。しかもこの公債の利子の八割は大體金融機關である。
この基準は昭和十年、あの時の國民所得が大體百五十數億圓、これを基準にして生産階級で割つて、そうして出された結果、二十二年度における所得として九十四億という數字をお答えになつたと思います。さて發表された九千億と九十四億、この九十四億が九十億にどうしてなつたかという、この計算をお聽きしたいと思います。
ご承知の通り昭和二十一年度の豫算は七百三十數億圓の赤字の豫算でありまして、その赤字が本年度、即ち昭和二十二年度の初頭に、相當大きく響く情勢にあつたのであります。
しかしながら、一方目を轉じまして法人税等に向けますならば、そこにも所得税と同樣なことが言い得るものを多分にはもつておりますが、追加豫算、本豫算を合わせまして、個人の所得税が六百六十九億に上るに比しまして、その一割にも滿たない六十數億しか法人税に掲げられていないというような部分、これらからみましても、明らかに法人税がとられていないのではないかということが、直感的に見られるわけであります。
○大屋晋三君 この業者は昨年の四月以來本年の六月までに六十數億圓の赤字の融資を受けておりまして、その中返濟いたした分を除きまして、現在尚三十數億圓の赤字の補償を政府から頂かなければならんということに相成つておるのでありますが、只今の商工大臣のお話の融資方法において、方策の決定におきまして、これらの問題が急速に解決せられることが、非常に必要である状態にあるのでありまして、大臣は御承知かどうか知りませんが