2018-03-02 第196回国会 参議院 予算委員会 第5号
これでは、重要影響事態、国際平和共同対処事態の際に、米軍のヘリが敵潜水艦を攻撃した後、米軍ヘリが自衛隊のDDH、ヘリ空母に戻って燃料給油を行うと。当時の中谷防衛大臣は、安保法制成立すれば、これはこういった活動可能になると言いました。この文書は正式なものだと認められました。 大臣、この米軍ヘリがF35Bに置き換わっても、法制上はこれは実施可能ですね。
これでは、重要影響事態、国際平和共同対処事態の際に、米軍のヘリが敵潜水艦を攻撃した後、米軍ヘリが自衛隊のDDH、ヘリ空母に戻って燃料給油を行うと。当時の中谷防衛大臣は、安保法制成立すれば、これはこういった活動可能になると言いました。この文書は正式なものだと認められました。 大臣、この米軍ヘリがF35Bに置き換わっても、法制上はこれは実施可能ですね。
海上自衛隊が作成したイメージ図では、敵潜水艦を攻撃している米軍ヘリが、自衛隊のヘリ空母で給油し、また敵潜水艦を攻撃するというものまでありましたが、政府はそれも可能だと認めました。このような活動は、誰がどう見ても、米軍と一体になった武力行使そのものではありませんか。 首相は、法案は北朝鮮の脅威等への抑止力になると繰り返しました。
仮に、この状態で敵潜水艦が当該艦艇を攻撃したとします。旧三要件の下では、日本有事ではないことから、自衛隊は当該潜水艦を排除することはできません。 このように、これまでの考え方だと、我が国を守ってくれているにもかかわらず、他国軍隊に降りかかる火の粉を払ってあげることもできないのです。これをできるようにしたのが存立危機事態の概念です。
まず、この絵にあるのは、B国、米軍が敵A国を攻撃している、ミサイル攻撃をしているその周りで哨戒ヘリを飛ばして敵潜水艦を捜索、探知し、牽制、警戒すると。これはあるわけですね、中谷大臣。
こんな、米軍のヘリが敵潜水艦を攻撃して、それが海上自衛隊のヘリ空母に戻って着艦して給油して、そしてそれが戻ってまた攻撃をする、これを繰り返す。これ、世界がどう見るか。もう誰が見たって、これは一体としての行動ですよ。敵国からすれば、これは明らかに交戦国ですよ、日本は。そういうことになりますよ、これは。そういうことも認めようとしない。
これを見ますと、米軍のヘリが敵潜水艦を探知する。で、追加部隊が投入をされる。で、敵潜水艦を攻撃した後、米軍ヘリが海上自衛隊のDDH、ヘリ空母に着艦して燃料補給を行う。 法律が成立して、発進準備中の航空機に対する給油活動が可能になったらば、大臣、こういう活動が可能になるという理解でよろしいですね。
記録によりますと、昭和十九年九月二十五日に、疎開する方々、疎開者を乗せまして鹿児島港に向け名瀬港を出発したところで、敵潜水艦の雷撃を受け、薩南諸島近海で沈没した、こういうことでございます。
敵潜水艦を撃沈する作戦まで立てるのではありませんか。
○吉川春子君 私は防衛白書に基づいて今言ったんですが、要するに、ASWというのは敵潜水艦を撃沈するというところまで含むわけですね。イエス、ノーでいいです。
○吉川春子君 主たる対応ということでしたけれども、つまり敵潜水艦の捜索、そして敵潜水艦であることの識別、認識、位置を正確につかみホーミング魚雷、対港ロケットで攻撃する、これがASWの意味ですね。
そして、防衛庁がかつてヘリコプター六機を塔載した八千トンのヘリコプター空母が数隻の護衛艦を伴って出動すると、このいわゆるシーレーンと言われる地域の敵潜水艦はことごとく制圧をされるというふうに説明したことがある、こういうことも書いてあります。これは海原さんが言っていることだからまんざらうそじゃないと思うのでありますが。
○国務大臣(中曽根康弘君) 海峡阻止につきまして三割程度という発言をしましたのは、これは大体いままでの国際的な戦略概念から言っておるので、海峡に侵入してくる敵潜水艦に対して三割ぐらいの打撃を与えれば、一応大体敵はもう入ることを断念してくる。それで通峡阻止の目的はある程度達せられる。三割できれば相当程度やれるので、一応の目的は達する水準に入る。そういうことを私は聞いておったのであります。
「主要な海峡を通過しようとする敵潜水艦及び水上艦艇に対しては、海上自衛隊は、対潜戦、水上打撃戦等を実施することによって、その通峡阻止に努める。」と、これは全く新しい表現ですね。
○説明員(夏目晴雄君) 周辺数百マイル程度においてはその必要なときに敵潜水艦によるわが方の船舶に対する妨害というものがないようにするという意味では、そういう意味でシーコントロールを目指したいということだろうと思います。
したがって、ロッキード事件で騒がれておる次期対潜しょう戒機PXL一機ほどの額にすぎないではないか、こういうことを書きまして、したがって、敵潜水艦と大地震とどっちがやってくる確率が高いのだろうか、潜水艦がどんなに攻撃をしかけても大地震のもたらす被害には及ばぬであろうと、こう書いているわけです。
想定の内容は、第一段階は四月五日、ハワイ諸島北方における敵潜水艦との接触、追求開始から切って落とされる。移動中の対潜群は真珠湾への入港を阻まれている。敵潜水艦の追求を徹底的に行い、対潜群は敵潜の阻止を抑えて真珠湾に入港。第二段階は、アメリカの潜水艦を標的として水中射爆場で統合兵器発射戦術の演習。第二段階はともかくとして、第一段階は完全な共同作戦じゃありませんか。それを想定した演習じゃありませんか。
先ほど御答弁をいただきましたが、敵潜水艦を水中で撃滅するのが主任務である限りはサブロックがなければ撃滅できない。ソビエトの潜水艦がすべて同じタイプになっているからであります。サブロックがなければ役に立たない。主武器はサブロックなんです。あと二十一インチの魚雷だが、水上の艦船を撃つことが主任務じゃない。
それから自分の潜水艦の泊地、潜水艦がいるところ、泊地に対する敵潜水艦の攻撃に対して対潜作戦行動をする、この五つあげているのです。基地はどこだ。グアムもあるけれども、日本とフィリピンが中心基地だ、こう書いてある。そうすると、いずれにしても、これはサブロックというものを主体に考えなければならぬ。
だから、本来ノーテラス型も敵潜水艦が攻撃の対象だった。水上艦艇じゃないんです。それで変えたわけですよ。 こういうことで時間をとりたくはないんですが、それでは、水上艦じゃなくて、相手の潜水艦で、サブロックが主体でいいですな。
これはかつて中曽根さんが、南鳥島、隠岐島、尖閣列島、これに囲まれた西太平洋海域での敵潜水艦の跳梁は許さない、そういうような制海なんということを言ったことがありますよ。これは同じことですよ。そうだとすると、海上自衛隊がハンターキラーグループを持ちたい、これはあたりまえのことじゃないですか。
しかも敵潜水艦を能動的にさがすのですからね。これはソ連艦の誤爆事件のときに私ここで聞きましたが、敵の船をさがせという命令を出した。これは、やってくるやつを守るんじゃなくて、さがしてこい。それが例の誤爆事件になった。同じ意味で、公海に出ていって敵の潜水艦をさがしてハンターキラーをやるということを海上自衛隊が考えているんだとすると、これは私は大きな疑問を持たざるを得ない。
○岩間正男君 米日の両艦隊は津軽海峡から日本海に入って、ここで米日二隻の潜水艦を仮想敵潜水艦にみなしてこれを追尾した、さらに攻撃を行ないながら対馬海峡を南下した、こういうふうに聞いておりますが、それでよろしゅうございますか。
○中曽根国務大臣 おそらく敵潜水艦が出没して、そうして日本の周辺において、わがほうのタンカーであるとか、あるいは食糧そのほか輸送物資を撃沈する、そういう場合に日本の船団あるいは日本の船舶を護衛するという意味において必要ではないかと思うのです。
たとえば昨年アメリカで原子力潜水艦につきまして非常に権威のある解説書が出ておりますが、この中にも、「発射潜水艦は、遠距離ソーナーによって敵潜水艦を探知し、おおよその方角に向けてこれを打ち出す。サブロックは空中飛行を終わって再び水中に入ると、聴音自動追尾魚雷として働き、敵の潜水艦を追うのである。またはミサイルが水中に入った直後に爆発する核兵器を装着しておくこともできる。
これは、近い将来数年のうちにアメリカが攻撃型原子力潜水艦を百隻完成するという計画から見ましても、大体ポラリス一隻が行動しておるときには、二隻くらいが、ポラリス潜を攻撃するかもしれない敵潜水艦を掃討撃滅できる任務を持っておる。そういう場合に、この前申し上げたように、サブロックのような兵器を搭載しないではその任務を達成し得ない。
それによって相手の艦船に命中するわけであります このサブロックの用法は、今申しましたように、水中の敵潜水艦もしくは水上艦船攻撃用として使えるほかに、二つの重要な用法がございます。今申し上げたのは潜水艦に対する水中攻撃、それから相手の水上艦船に対する攻撃ですが、このほかに、もう一つは、対空火器として使えることであります。
皆さん方も、今小笠原島付近へ敵潜水艦がやつて参り、原子弾頭をつけた誘導弾を一発東京に向けて放った場合を考えていただきましょう。これで万事終るのであります。こうした段階を前提にいたしまして、一昨年暮れでありましたか、ヨーロッパのNATO軍は大規模な演習を展開いたしました。