1978-04-26 第84回国会 参議院 地方行政委員会 第10号
これを原因別に見てまいりますと、その内訳は、単価差によりますものが十三億四千万円余、数量差等によりますものが二十六億一千五百万円余であります。単価差の主なるものといたしましては、保育所運営費を例にとって申し上げますと二億一千六百万円の超過負担、数量差等の主なものとして学校建設費を例にとって申し上げますと十二億一千四百万円の超過負担、こういうことになっておるのであります。
これを原因別に見てまいりますと、その内訳は、単価差によりますものが十三億四千万円余、数量差等によりますものが二十六億一千五百万円余であります。単価差の主なるものといたしましては、保育所運営費を例にとって申し上げますと二億一千六百万円の超過負担、数量差等の主なものとして学校建設費を例にとって申し上げますと十二億一千四百万円の超過負担、こういうことになっておるのであります。
御指摘のように、通常超過負担と言われておりますものの中には単価差、対象差、数量差等の問題がございまして、まあ理屈っぽく申しますならば、厳格な意味での超過負担というのはいわゆる単価差の中にあるわけでございまして、対象差、数量差等はいわゆる補助政策のあり方の問題として議論すべき問題であろうとは存じておりますが、とはいいましても、対象差、数量差、この問題についても時代の進展とともに改まるべきものは改めていくべきものだと
できる限度においてはある程度先生の御指摘をいただいた数量差等についても触れてまいらなければならぬのではないか、こう考えております。
この問題につきましては、人口急増市町村のみならず、地方団体すべての重要な問題でありますが、国庫補助負担金に係る地方超過負担の解消につきましては政府、国会においてもこの問題に積極的に取り組んでいただいており、昭和四十九年度補正予算並びに昭和五十年度予算において、施設費系統の補助金のうち、小中学校、保育所、公営住宅につきましては、地域要素も含め大幅な単価の是正措置を講じていただきましたが、対象差、数量差等
ただ、この前の委員会でもお話を申し上げましたように、いわゆる単価というものを私どもは狭義の超過負担と考えておりますので、対象差、数量差等については将来に向かっての問題として、社会経済の実態に合うようにこれを引き上げていくという努力については、ずっと怠らないでまいりたいという考えでおります。
また、超過負担が発生する根本原因は、国の補助基準が現実より低く見積もられ、さらに物価狂乱に追いつけない単価差、土地取得費や机、いすなどの備品、門やへいなどの付帯設備を除外し、入れものともいうべき建物だけに限定した対象差、実情に合わない一人当たりの面積などの数量差等に対し、政府が社会経済情勢に即応し先行的に行政を行なわないところにあります。
それから、三年間で超過負担を解消したとこういうふうに言っても、これによって単価差あるいは対象差あるいは数量差等からくる超過負担が完全に解消したとは考えられない。いままでたまっていた分に対する清算と、それから従来、現在もずっと続いている単価差、対象差、数量差、この点の解消とはまた別なのではないか、こういうふうに心配をしておるわけでありますけれども、超過負担は一体幾らくらいになっておるのか。
今日の地価騰貴や建築費値上りは予想以上のものであって、学校或いは住宅建設における単価差、数量差等は本年度の国の改訂措置等では到底解消できるものではありません。」、こうなっている。内閣の意見が、十四市の市長のいま読み上げました発言に真剣にこたえるものであると、私はどうも自信を持って言い切れないのではないかと、こう思うんですが、大臣どうでしょうか。