2010-05-31 第174回国会 参議院 内閣委員会公聴会 第1号
ちょっと私事で恐縮ですが、私、今教養学部長というのをやっておりますが、大学では学部長になってまた平に戻るということは何てことはないというか、むしろ喜ばしいことなんですけれども、やっぱりそれは官庁組織、ハイアラーキーの中では耐え難い屈辱であるということは多少とも想像できます。そういうことをやってまで実現しようとすることはよほどのことではないかなと思うんですね。
ちょっと私事で恐縮ですが、私、今教養学部長というのをやっておりますが、大学では学部長になってまた平に戻るということは何てことはないというか、むしろ喜ばしいことなんですけれども、やっぱりそれは官庁組織、ハイアラーキーの中では耐え難い屈辱であるということは多少とも想像できます。そういうことをやってまで実現しようとすることはよほどのことではないかなと思うんですね。
そういうことを全く無視して電気、ガスをとめるという自力救済をやった上に、今度、仮処分が出た後どんなことをやっているかというと、教養学部長の名前で学生に手紙を送って、執行をして、断行の仮処分をすると、その「費用は、法律上貴君の負担となることに注意してください。総額で一億円以上、一人当たり二百万円以上になる可能性があるとの説明を受けております。」それだけではなく、「損害賠償とは別個のものです。」
五十七年の四月以降全学部長を認めず、五十七年九月になって文、工、教養学部長、三学部長を認めたけれども、ほかの学部長を認めぬという実態が出てきているのではないですか。ということになりますと、教授会で決めたってそのことが全く常識として通らないという実態になっておるということを認識しなければいかぬですよ。ですから、これはもう全然でき上がっていない。
こういう現実の中で教養学部長は学校の教科その他の伝達をやっている。こういう姿をどう考えるのですか、大臣。私は学生の自主にまかせるという、あるいは大学教授の自主判断だけ、そうではなくて、ほんとうの国家的な見地から、学問という見地から、研究という見地から、もう少しきびしい姿勢が大学人の中に、みずからの中に生まれなければならないと考えるが、いかがでしょうか。
引き続いて三月二十五日に、教養学部長事務取扱をしておる坂手さんに対しまして、これまたかなり激しい暴行傷害を与えておる、こういう事案が実は二月、三月に起こっておるわけでございます。これにつきましては、かねて警察も独自で捜査を進めてまいった経緯がございますけれども、三月三十日に赤木学長からの告発がございました。
大臣はこういう警察官の、大学の問題で、しかも岡山大学の赤木五郎学長が告発して、そして学生課長あるいは坂手教養学部長事務取扱の暴行事件に関連して警察が捜査に当たった問題で殉職したわけでございます。
○中村喜四郎君 赤木学長が告発して、そしてその事件——学生課長が軟禁、暴行され、また教養学部長がつるし上げられて頭にけがしたという、こういう告発事件に関連して問題が起きたわけでございますけれども、この十二日の日に、午前三時ごろに警察側が入る際に、事件を大学側、学生側でキャッチして防備態勢を整えたというように新聞には出ておりますが、警備局長、警備状況はわかりませんか。
実はこの間、文部大臣が国立大学の教養学部長会議をやって話し合いをしたのも、やはりこうしたことが憂えられたからであると思うのでありますが、お互いに大学が同じ憂いを持つならば、そうした会議がわざわざ持たれているのに、それを断わった幾つかの大学があるわけです。
この大学の設置法の内容に入る前に、少しく昨日行なわれました国立大学の教養学部長の、あれは会議というのですか、懇談会というのか、あの件につきましてお尋ねしたいのですが、まず第一に、あの会議がどういう意図で行なわれたのか、文部省がどういう名義でだれあてに文書をどういう形で出されたか、それについてお答え願いたい。
○須田説明員 たいへん重要な問題であろうと思いますので、課長の範囲で答え得ませんので、たいへん恐縮でございますが、実はきょう、局長は国立大学の教養学部長会議に出かけておりまして、ちょっと手を放せない状況になっておりますので、次回にお答え申し上げることを、できますればお許しいただきたいと思いますが……。
なお、東大当局としては、このたびの入学試験の合格者の発表にあたりまして、入学試験委員長である教養学部長が、これについての措置を新聞発表を行なっているような次第でございます。
それは、明日もう一回委員会を開いていただきまして、渋谷の事件の問題、それから東大の問題、なお漢文の問題もあるわけでありますが、本日大臣の答弁を聞きますと、渋谷の問題については、教養学部長から、手続の点について不備があつたということを聞いているだけだから、判断はわからない。ところが、実際上は(渋谷の広場においては再軍備賛成、軍備拡張演説をやらせて、再軍備反対のは許さない。
けれども、聞きましたら、教養学部長の方では、父兄の方からと両方の方から、ひとつお願いするというようはことは、大分来たようでございます。それが私の受取つた書類による、あるいはわざわざ見舞に来てくれた人もございますが、直接タツチし得た私の知り得たものでございます。新聞においてはいろいろな意見がございましたが、御批評をいただきました。
しかし少くとも本委員会においてこの問題を取上げました以上、とにかく教養学部長からの報告を待つておるのだということを言われたのであります。私はその正確な報告が大臣のところへ届けられるだろうと思うのでありますが、その報告に基いてこれを審議して行かなければならぬ、こういうふうに感ずるのであります。