一体改革大綱でうたわれた、手に職を付け就業につなげるための教育・訓練環境整備、教育の質と機会均等を確保するための方策、特に生計が困難でありながら一生懸命頑張っている学生等への支援を強化するということが中間層の復活の最高の切り札であり、これにどう具体的な目標と投資を行っていくか、総理大臣に決意をお聞きしたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 全世代対応型へと転換をする社会保障制度の改革を踏まえ、次世代を担う子供や若者の育成を進めていくために、手に職を付け就業につなげるための教育・訓練環境整備、生計困難でありながら好成績を修めた学生等への支援など、教育の質と機会均等を確保するための方策を強化することは、那谷屋委員御指摘のとおり、分厚い中間層の復活の観点からも極めて重要と考えております。
その中で、今委員の御指摘の点でありますけれども、例えば地域の実情に応じた保育等の量的拡充や幼保一体化などを推進する子ども・子育て新システムの創設、それから若者、女性、高齢者、障害者など働く希望を持っている全ての方に対する就労促進策の強化、手に職を付け就業につなげるための教育・訓練環境整備や、教育の質と機会均等を確保するための方策、特に生計困難でありながら好成績を修めた学生等への支援の強化などにも取り
全世代対応型へと転換する社会保障制度改革を踏まえ、次世代を担う子供たちや若者の育成を進めていくため、手に職を付け、就業につなげるための教育・訓練環境整備や、生活困難でありながら好成績を修めた学生等への支援の強化などの方策に努めてまいりたいと考えております。 成長の基盤としての教育、人材育成についてのお尋ねがございました。