2014-06-04 第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第21号
この未来戦略機構で部局横断的な異分野融合領域のインキュベーションというものに取り組んでいるわけでございますが、それを通じて大学全体の力を最大化し、さらなる困難な課題に臨んでいくことで、従来の発想にとらわれない新たな教育研究上の課題を見出すことを可能とし、本学が新たな教育研究領域へと将来にわたり持続的に発展していくことにつなげていこうと考えているわけでございます。
この未来戦略機構で部局横断的な異分野融合領域のインキュベーションというものに取り組んでいるわけでございますが、それを通じて大学全体の力を最大化し、さらなる困難な課題に臨んでいくことで、従来の発想にとらわれない新たな教育研究上の課題を見出すことを可能とし、本学が新たな教育研究領域へと将来にわたり持続的に発展していくことにつなげていこうと考えているわけでございます。
さらに、広島大学に総合科学部が設置されたこと、あるいは北海道大学において法学部のところで教育研究領域につきまして機能的な分離が図られていること、あるいは大阪大学、名古屋大学等におきまして一般教育の改革のために言語文化部あるいは語学センターが設置をされているとか、あるいは東京工業大学におきまして長津田に総合理工学研究科がつくられているとか、そうした幾つかの動きが現にあるわけでございます。
一つは、特定の大学の医学部の教育研究領域だけでは足りないために、特別の研究目的をもってつくり出された研究所でございまして、その大学の所属教官の陣容を中心にし、さらに、その目的にふさわしい方をそこに入れて、大学付置の研究所としてつくられたものでございます。
○政府委員(木田宏君) 広島の総合科学部と申しますのは、広島大学がいま西条地区への移転と統合のことを考えておるわけでございますが、その際に大学全体の教育の仕組みを考え直してみたいというふうに論議を進めておりまして、その中で、既設の教養部を改組して全学の一般教育の充実をはかりますとともに、従来の学問の専門分野にとらわれない総合的な教育、研究領域の開拓をしたいという考え方から出てきたものでございます。