1955-06-14 第22回国会 参議院 文教委員会 第12号
教育研究科は、教育学に関しまする大学の教授たるべき者を養成したい。それから教育大学あるいは広島大学にあります理科系、文学系の研究科は、それぞれ理学あるいは文学の研究者を養成したい、こういう意図であります。それを出た者が、たまたま高等学校の一級免許状を持つかもしれないのでありますが、それは、それを目的とした国の施設ではないのでございます。
教育研究科は、教育学に関しまする大学の教授たるべき者を養成したい。それから教育大学あるいは広島大学にあります理科系、文学系の研究科は、それぞれ理学あるいは文学の研究者を養成したい、こういう意図であります。それを出た者が、たまたま高等学校の一級免許状を持つかもしれないのでありますが、それは、それを目的とした国の施設ではないのでございます。
たとえば社会科の内容については、教育課程審議会で、あるいは社会科教育研究協議会等で一つの結論を出され文部大臣に答申されたのに、文部大臣個人の私見を入れて、これに加除添削をやられたわけですが、こういうことはわが国の文教政策にいまだかってなかったことだと思うのです。
それからその次には「教育研究大会を通じ組織的計画的に向ソ反米の一方的教育を平和教育と称して全国に押し拡げようとしている」と書いてあるが、その実情如何、こういうことを問合せたのであります。それに対して十五日付を以て、日教組から書面を以て回答がありました。
何しろ文部省の仕事といたしましては、結局指導啓蒙という、そういうきめ手よりないのでありまして、一般の社会教育面、つまり一般青少年につきましても、社会教育研究協議会ですか、そういう場合に各方面と連絡をとつて、いろいろと啓蒙には努めて参つております。
○矢嶋三義君 私はやや具体的に伺いますがね、それは例えば教育研究大会ですね、これは何も破壊活動防止法等に関連のある会でも何でもないわけですが、こういう会にどういう先生が出席したか、それから又どういう研究発表をしたかということを警官は調査いたしております。これは地方公安調査局に全部通じておると、こういうふうに私は判断しております。
それから我我が教育研究大会の出席者のメンバーを直接調べたとか、或いは警察官に頼んで調べてもらつたというようなことは、これは全くございません。いつも破壊的団体というものに焦点を絞りまして、いやしくも濫に失しないように調査しておるのでございます。
これは党員なるが故にこれを調査したのでありまして、それから教育研究大会の前にも党員のみの集まつたいわゆるグループ会議がございます。これは決して教育研究大会とか或いは日教組というものとは全く別個のこれは組織でございます。そういうものにつきましては、我々のほうはやはり破防法の趣旨に基きまして調査をしております。
次に学校放送教育研究会四国連盟理事長の有馬明君「一、NHKの第二放送の廃止には反対のみならず、むしろ第三放送を設け、教育面を更に強化せられるよう取計らわれたい。二、香川、徳島にはNHKの第二放送がないことは嘆かわしい。教育放送の充実をもつと考えるべきである。三、幼児向けの番組が欲しい。子供を考えての親心で十分に考え、国民全般へのサービスを望みます」。
もう一つ、最後に伺つておかなければならないことは、振興教育研究協議会、こういうのがありますが、これは性格が私わかりません。文部省の外郭団体であるのか、又その構成はどうなつているのか。今度補助金が幾ら取られましたか、予算化されましたね、稲田さん幾らでした。
それからあとは大変小さいのでございますが、先ほどお話の僻地教育研究協議会これが二十五万二千円、それから各種の手引、参考資料を作成いたしますのが六十三万円、それから僻地教育研究指定校二十一校分が八十六万五千円、それから僻地勤務教員養成に関しまする経費、これは地方の経費の半額を負担いたしまして、半額として四百二十一万六千円でございます。以上でございます。
それから教育研究大会の報告書である「日本の教育」を頂いた。私はこれ以外に全然材料をとるということはあえてしなかつた。それはああいう委員会の手によつて、若しそういうその材料によつて教組がこうだとか、教員がこうだということを言い出すと、それはとても締りがつかなくなると思うのです。
さればこそ教育研究大会にも、たくさんにこの教育の障害となつている、いわゆる環境をどういうふうに整備したらいいかということが、平和教育の大きなテーマとして、毎度これは出されておる。
この教員組合の幹部の諸君が共産党の勢力の浸潤に対して非常な御苦心を以て防衛に努力せられておるということは、土佐における大会、或いは先般の静岡における大会、宇治山田における大会、その他の場合における教育研究大会等において、これらの大会の推移の状況から見まして、私ども随分御苦心であることはよく了承いたしておりますけれども、如何にせん共産党諸君の教員組合に対する浸潤と申しますか、働きかけというものは頗る執拗
同時にさような過激な勢力の侵入して来ている大会や、教育研究大会などを擾乱することを防ぐことに苦心せられていることは、宇治山田の大会とか、高知の大会などにおける記事を見ましてもよくわかる。報告を見ましてもよくわかる、その苦心はよく察するのでありますが、併しやはり全体としての印象は免れないのではないかと思います。
でいろいろなことを言つた場合に、これが或る特定の政党と一致するが故にそれは偏向教育だと言われては大変なことだということを申されておりますが、この本の中にも、世界の平和とか、民族の独立とかいうような正しいことを説いても、或る特定政党と一致した場合には、それは偏向教育と言われるのはおかしいじやないかということを言われておりますが、私はここで資料を政府から貰つたのでありますが、日教組内のグループ活動及び教育研究大会
○国務大臣(大達茂雄君) 教育研究大会と組合活動は一体をなしている、この場合の組合活動ということの意味であります。先ほど申上げましたけれども、教育者の団体として教育上の研究を持ち寄つて、そうして採長補短と言いますか、切瑳琢磨と言うか、研究をするということであれば、これは結構であります。これは教育者の団体が当然していいことであります。
それから研究活動と組合活動の一体を図るということなんですが、これは組合運営の考え方に基因している問題であつて、教員組合はいわゆる労働条件とか、或いは待遇改善とか、それだけに限定して組合運動をすべきか、或いは組合が教育研究の問題についても研究すべきかということは、これは組合自身が決定するものであつて、何ら差支えない問題である。
そもそもこの日記がこれほどの憂慮を県民父兄に与えましたことは、従来の県教組に対する不安がその背景をなしていたことは否めないのでありまして、二十八年三月の一斉賜暇闘争、七月の一斉早退闘争といつたような実力行使、これはいろいろの意味で中止はされましたが、或いは又日教組の全国教育研究大会における、県教組の教育研究大会におけるスローガン、又はその研究の方法等に対しまして多大の憂慮を抱いておつたのであります。
従いまして多くを語らないで、お手許に行つておるかどうか知りませんが、先ほどのお話の農村教育研究会開催の内容について承わつた程度でありまして、私かここに参りまして御報告申上げることも、先ほども二氏がおつしやつた松川事件の恵那郡下におけるところの三年生でありますか、四年生以上の子供にそういう教育をした云々という事例に対しましては、私も立証する何物も打たないのであります。
実は私のところへ地元のほうから入つて来ました情報によりますと、確かにそういつた農村教育研究会をおやりになつたに違いありませんが、何か支部の総蹶起大会をおやりになるとかいうようなことで、例えば郡内の労働団体でありますとか、或いは文化団体でありますとかというようなところに案内状が出ておりまして、而もそのほうには議題として再軍備反対或いは憲法擁護、MSA問題等を議題として支部総蹶起大会をやるというような招待状
○田中啓一君 農村教育研究会でございまして、私は教育委員の方々も多大の御関心を持つていらつしやる御会合だと思うのでありますが、そういう場合に、今お話を伺いますと、校長会と教組の恵那郡の支部でございますかが、合同で御開催になつたとのことですが、招待状なり案内状は行きそうなものだと私は思うのですが、それについて何か御感想はございませんか、千葉さんにお尋ねいたします。
このような実情が、陰に陽に大学事務当局の教育研究への圧迫となつて現われることは申すまでもありません。教官の教育研究旅費が事務職員の出張旅費に流用され、講座研究費、教官研究費をも含む校費が事務的諸費に流用されていることは、決算報告書によつても明らかであります。
反対をする最も主要なる点は、学校に附属される学校教育、研究施設並びに定員等を現在法律の中に明らかに誰つてあるものを、政令、省令等に委任せんとする点であります。
若しそういう危惧を防ごうとするならば、私はただ現在の法のままの中で定員を変え、事務の煩を厭うことなく定員を変えたり或いは教育研究施設を変えたりすれば足りる、私はこう考えるのであります。
予算案を政府におきまして国会に提出いたします場合におきましては、この国立大学の当局者はどういう学校が附属か、或いはどういう教育研究の施設が新たに設けられたかというようなことは、極く御承知な事情でございます。
本案に対する本日までの質疑におきまして、国立学校の附属学校教育研究施設定員等を政令、省令等に委任することは、他の国家行政機関の例に見て当然であり、このような事項を法に一つ一つ規定することが非常な特例であるというように説明されました。併し、国立学校は、他の一般の行政機関とは大いに異つた性格を有するものであります。
(拍手)それは単に教育研究者のみについて言えることではございません。いかなる科学の研究者も、政治家も、評論家も、何人も程度の差こそあれ、この危険から免れることはできないのでございます。けだしいかなる科学も何らかの意味において政治に関係がまつたくないということは現代においてはあり得ないからであります。
国警本部から提出されました「日教組内のグループ活動について」と、公安調査庁から出されました「教育研究大会における日共グループ活動状況」の二つの資料、及び国警長官の「日教組内における共産党員六百五十九名」という証言等によりまして、日教組内における共産党員のグループ活動が、その内部の抵抗にかかわらず、日教組の行動方針とその実際的な活動との上に強大な影響力を持つておるという事実が明確に浮き出されております
ただこの教官の名前の付く分は原則として教育研究旅費のほうから出しております。事務職員のほうは職員旅費のほうから出るのが建前なのであります。事務職員が教官の研究旅費を食つているということは私はないと思うのでございます。
その次にお尋ねのございました、職員の旅費が不足しておつて、教育研究旅費からの流用があつたかどうかというお尋ねでございまして、原則としては、これは課目は同じでございますが、一応流用禁止になつておりますので、原則としては認めておりませんが、二十七年度は御承知の通り特に流用いたしましたのは、この職員旅費の中に学生の実地指導の旅費と、それから就職斡旋等の厚生補導の旅費が入つておりました。
○政府委員(稲田清助君) 只今のお言葉通り、国家行政組織法は教育研究機関全部にかぶつて参ると思います。国家行政組織法のうちに、教育研究機関に関して特別に規定する点については別に法律で定めるという条項もあるようでございます。要するに国立学校設置法も文部省設置法もすべて国家行政組織法を母法といたしまする特別法と私どもは考えております。
○政府委員(稲田清助君) まあすべて満足ということはなかなかむずかしいのでございますけれども、学術であるとか教育というような点につきましては実際これはもう日進月歩の状況でございまするし、又現在の教育研究機関が戦災を受け、或いは戦時中の異常な間隙がございましたあとでございますので、決して私ども今日の状況を以て十分とは考えておりません。
この点についての材料は、別個にお話申し上げるよりも、すでにここにある国警なり、公安調査庁から出されたこの資料について見ますと、まず最近出された教育研究大会における日共グループの活動状況、これは調査庁が出されておる。その中にこういうことが書いてある。
刑事は教育研究大会の資料を見せてくれと言つたので、見せたら、刑事はこれを写して行きたいというので、今後の教育の方向を示すもので差支えのないものであり、大部のものであるから写すのも大変と思い、その資料を与えた。刑事に対してなぜ調べる必要があるかと尋ねたら、刑事は、私はこの方面を担当しておるから勉強したい、と答えたと述べた。
○相馬助治君 そこでその大部分が人件費であるということがわかつたのですが、この運営費の中には当然講座を持つている教官の研究費或いは教育研究旅費又は学生経費、こういうものが含まれて来ていると思うのですが、それらの単価については物価の値上りに伴つて幾らか余計に見込んだのですか、それが質問の第一点です。