1963-06-27 第43回国会 参議院 文教委員会 第28号
これはおそらく私、教育現場にあるものすべてががっかりするだろうと思うのですがね。これはもう校長といわず教員といわず、あるいはその他の教育関係の職員のすべてが、やはりこの憲法それからまた教育基本法十条の解釈、今のようなやり方で、文句があれば国会へいってものを言え、国会でもって多数を制しなければ文句はとおらないのだ、こういう、国民の側からいえば、そういうことです。
これはおそらく私、教育現場にあるものすべてががっかりするだろうと思うのですがね。これはもう校長といわず教員といわず、あるいはその他の教育関係の職員のすべてが、やはりこの憲法それからまた教育基本法十条の解釈、今のようなやり方で、文句があれば国会へいってものを言え、国会でもって多数を制しなければ文句はとおらないのだ、こういう、国民の側からいえば、そういうことです。
したがって、当然の具体的措置としてはそういう教育現場の教師の現場教育上の体験に基づいてのいろいろな意見等を十分に聞いて、そして責任を持って地域で採択する場合の判断に誤りなきを期するという努力をすることは、これは教育委員会として当然のことでありますから、そういう意見を反映させながら、あくまでも採択の結果の責任は教育委員会が持つ、こういう制度がいまの採択制度であると思います。
人作りを重要視する首相みずから、文相みずから、進んで文教関係者に体当たりし、ときには教育現場に臨み、人作りに苦楽をともにする実践活動あってこそ、その念願は達せられると思うが、今までそうした傾向の見えないのはどうしたわけか、また、今後どうするつもりか、お伺いしたい。
その上、種々の情報によると、捜査に行き過ぎがあったと疑われる節があるがどうかとの質問に対しては、県警本部より、捜査は任意捜査を建前としている、特に今度の事案については教育現場との関係が多いので、署長を初め県本部の関係課には細心の注意を払うように指示したとの説明がありました。
大臣は教育現場を御存じないから、学力テストをやっても、そのテストにいい点数をとるような教育をするとは思いませんと、こう言っておる。これは現状を知らないというか、教育を機械的に考えているもの、度がひど過ぎます。父兄にしても子供にしても、一つのテストがあれば、それに対して優秀な成績をとりたいというのは、人間の善意の本能であります。これを否定することは人間の本質を把握しないことであります。
そういう意味において根本的な相違点だけを申し上げたのですが、そのほか具体的にその教育現場に即したことを一々あげろとおっしゃっても私にはその能力はございません。
○山中(吾)委員 大臣にちょっと伺いますが、岩手においてこの学力テストを施行すると同時に、戦後十年もかかって私はそれに関係したのですが、教育研究所で教育課程の研究をして、その地域に即した教育課程を編成し、その線に沿うた問題を出して、その評価については教育委員会、それから教育現場の教員が寄って協議するという案を一応提案したのですが、教育委員会の方は、それをけっている。
私は法律的に申しても、教育的な立場から見ても、きわめて問題のあるこの学力調査は、いかに教育現場に混乱が起ころうと、教育委員会と教職員の間で鋭い対立があろうと、警察官が出動するような不祥事態が起ころうと、文部大臣はどうしてもがむしゃらに自分が当初にきめて指示をした実施要綱以外の実施は許さないと、こういうふうに考えるのであれば、私は事態をあまりに軽視しておるんではないかということを感ずるのです。
すなわち、勤評にしても、学力調査にしても、教育現場のみならず、教育委員会の十分の了解をえないままに、何かというと文部省が、全国画一的な行政権をふりまわすやり方に対し、県教委が、一応自主性、独立性を主張しているのである。他府県教委のなかにも、教育の官僚統制に批判的な声を聞くが、教育行政の民主的地方分権の建て前は、大切に守られてよいはずである。
ただいま同僚村山議員の質問で明らかになったわけなんですが、この前の学力調査の私の質問のときに、やはり文部大臣はこのようなことを言って答弁しているのがきょうもらった会議録三号にはっきり出ておるわけですが、「教育の内容と教育現場の改善の資料にするということが目的でございます。就職のためのテストあるいは進学のためのテストという意味で本来考えたわけではございません。」
そういう立場から、今までのサンプリング調査が現実には自分の費用で六割もの希望校があるというぐらいに、学校それ自体も希望しておりますし、教育委員会も希望しておりますし、児童生徒ないしは父兄もそれを希望しておるという実情が、五年間のサンプリング調査の結果を通じて推測されるのでありますから、さらに竿頭一歩を進めて、今申し上げましたような趣旨から実態を把握し、合理的な、科学的な根拠に立って教育の内容と教育現場
以上、両県における教育委員会及び教育現場からのいろいろな要望を聞きましたが、その多くは県教委において措置されるべき問題でありますが、県の財力が弱いため、その実現もむずかしいようであります。特に高等学校の生徒の急増対策につきましては、およそ現在の県財政力では解決の見通しはまことに暗いものがありますので、補助金等による国の強い措置が必要だと思われました。 次に、大学について御報告申し上げます。
○政府委員(内藤誉三郎君) このテストに直接関係のない方々、つまり中学校のテストに関係のある方々はできるだけ御遠慮願いまして、各県の指導主事とか、あるいは学者とか、あるいは校長さんとか、そういう教育現場の方々の意見も聞きながら、文部省の責任において問題を作成した。
と同時に、あらゆる管理職手当とか産業教育手当とか手当が非常に多くなってきている、複雑で多岐である、教育現場で非常に支障を来たしている、だからこれらの諸手当の合理化を検討をはかる必要がある。それにもう一つ具体的に上げれば、学歴是正の問題がございましたね。
それだけに、夕刻学校に参りまして、そうして深更下校してお帰りになるわけですが、その際に、直接教科を担当していらっしゃる先生方だけが七%いただいて、事務職員にはその支給がないということは、教師と事務職員の人間関係上も好ましくないという、やや純理論から言うと指摘される点があろうかと、こちらも懸念いたしつつも、教育現場の実態上から、より教育を振興させるために、予算総額もわずかであるから、何とか一つ夜間勤務
○安部清美君 今回提案になりましたいわゆる高専法案は、今期国会における文教関係の法案としては最も注目を集めている法案で、世論も賛否それぞれあるようでありますが、私は文教委員の一人として長く教育現場におりました、あるいは行政に関係しておりました者として、わが国の文教の過去を顧み、将来をいろいろ考えまして、この案件につきまして特に関心を持っておる一人でございますが、新聞の世論——新聞の論説、その他衆議院段階
しかしながら、その教育現場の実態に即応いたしまして、その方法、制度の内容につきましてこれを改善し、また簡素化していく必要のあることはいずれも必要であろうと思うのでございますし、これが制定後におきまして五回にわたって改正が行なわれたという点も、これを裏書きをしておるだろう、こう思うのであります。
このほか、国語審議会のあり方と、国語、国字の改革問題などを初め、幼稚園と義務教育の関係、戦災校、危険校舎の復旧並びに盲ろう校の施設改善、小・中学校教職員への超過勤務手当支給、育英資金、教材費、研修旅費の増額及び僻地教育の振興等、教育現場から見た各般の切実な質疑のほか、教育基本法に対する理解の問題、文化財保護に関する問題など、文部行政の全般にわたる質疑があったのであります。
予算総体で何か重点をここに置いてやればいいということには教育現場の実態はいかない。そこにおいては、危険建物に入っておる子供をかかえて教育をしておる。その教育の状態というものは一日も早くこれを解決しなければならぬというのが親の考えであり、子供の考えであり、教師の考えである。だから私は、あなた方の五ヵ年計画というものは、それは一応立てられたでしょう。
○米田勲君 私は、文部大臣の任務、行政権の権限の範囲というものは、あくまでも教育現場における教育活動の内容に立ち入ってはならないというふうに考えておるわけです。
これは教師が現実の社会、教育現場、政治情勢を見て教育をどうしなければならないかと書いておる。教育の機会均等のために戦う。平和を守る、科学的真理を追求していく、教育の自由侵害を許さない、そうして第六番目に、正しい政治を求める、第七番目は親たちとともに社会の頽廃と戦っていく、こういう教育労働者——教育というものが他の労働と、教育という場において論じてみると、異なった面がある。
その間、同法の施行後の実情にかんがみ、制度の内容に改善を加え、またはその簡素化をはかる等、教育現場の実態に即応させるとともに、同法の趣旨の実現を期するため、すでに五回にわたり改正をいたして参りました。
その間、同法の施行後の実情にかんがみ、制度の内容に改善を加え、またはその簡素化をはかる等、教育現場の実態に即応させるとともに、同法の趣旨の実現を期するため、すでに五回にわたり改正をいたして参りました。
もし教育現場教職員としてのベテランであるはずですから、その個人の立場でのうんちくを傾けてしろうと大臣を誤りなからしめる体のアドバイスをしていただくということならば、お会いしないということをいまだかつて申し上げたことはないのでございますから、あまり演出効果第一主義でなしに、さらっと通りすがりにでもアドバイスしてやろうというお気持でやっていただいたらどうだろう、こう思っておるわけでございます。
五十万の働く教育現場におけるところのこれは代表なんです。これは古い憲法時代はいざ知らず、新しい憲法の指向するところによれば、当然私はこの一つの力というものを無視することはできないことだと思うのです。その上に立って話をしよう、そうしてそこから打開策を考える、これは私は今の政治をほんとうに民主的に運営するという立場をとられるなら、当然とられる態度だと思うのですね。
またそういう要望をも聞き、あるいはいろいろ文部大臣のわからない点も教育現場の声として反映することも可能だと思う。それでいい点を、とるべき点をとって文教政策を進めていくことは、これは現文部大臣の施政方針からいっても私は何もレールをはずれたことじゃないと思う。
○加瀬完君 大体教育現場の声を聞く、また聞きたいという点は大臣も前文部大臣と変わりがないと了解してよろしゅうございますね。