1988-05-25 第112回国会 参議院 本会議 第20号
この制度は、臨教審の審議でも明らかなように、教員を容易に免職するための詞補制度あるいは教職適性審議会制度のかわりの措置として考えられたものであり、非常に危険性を持っていることを、まず指摘しておかなければならないのであります。 条件つき採用期間中は、正式採用職員のような身分保障や不利益処分審査請求権もないため、法的に不適格者を排除するという名目で、窓意的な処分が容易になっているのであります。
この制度は、臨教審の審議でも明らかなように、教員を容易に免職するための詞補制度あるいは教職適性審議会制度のかわりの措置として考えられたものであり、非常に危険性を持っていることを、まず指摘しておかなければならないのであります。 条件つき採用期間中は、正式採用職員のような身分保障や不利益処分審査請求権もないため、法的に不適格者を排除するという名目で、窓意的な処分が容易になっているのであります。
この制度は、臨教審の審議でも明らかなように、教員を容易に罷免するための試補制度、あるいは教職適性審議会制度の代替措置として考えられたものであり、非常に危険性を有していることは当然であります。 条件つき採用制度は労働者の身分を不安定にするために、労働者の権利保護という観点から、公務員法はその期間を六カ月と限定しているのであります。
この制度は、臨教審の審議でも明らかなように、教員を容易に免職するため、試補制度あるいは教職適性審議会制度の代替措置として考えられたものであり、非常に危険を有していることをまず指摘しておきたい。 条件つき採用期間中は、正式採用職員のような身分保障や不利益処分審査請求権もないのであります。
次に、「概要」の方に挙げられておりました教職適性審議会の設置につきまして、答申には盛られていないわけであります。仄聞いたしますところでは、教育委員会の活性化というところに期待をつなごう、こういうことのようでありますけれども、それにはいろいろな手法が必要であろうと思います。
○本岡昭次君 それでお願いしたいんですが、その問題教師を扱うために教職適性審議会というものをつくると、こういうことに次に発展していくんです。その教職適正審議会の問題は、「経過の概要」の中では一歩後退をしたような書き方で、私は大変結構だと思うんです。こんなものが前面に出てくるというようなことでは大変で、大反対であります。
臨教審が論議している教員の向き不向きを見るという初任者研修制度や教職適性審議会などは、臨教審が改革を求めている教育の硬直化、画一化という問題を逆に強めていく有害なものと言わざるを得ません。資質の向上を言うのであれば、十分に自己研修ができる勤務条件を保障すべきであります。
また、御指摘の初任者研修制度、教職適性審議会につきましては、その趣旨は、新任教員に対して実践的な指導力を持って当たっていただきたい、それがねらいでありまして、私は、あらゆる段階で教員が資質を高める努力をする、その研修には意を用いていくつもりでありますから、御指摘の在籍教員の研修につきましても、文部省はただいま海外研修とかあるいは大学院の研修とかいろいろなことはやっておりますけれども、さらに具体策は別
それからまた、過半数以上の都道府県教委から反対をされた教職適性審議会が、内部の論議の中からこれからの審議にまつという状態になっていることは、私は当然だと思います。できれば有害無益なこのような審議会が答申から姿を消すことを期待しているのであります。
重大な問題は、新任教員に対する一年間の研修制度、これを新設をする、現職研修の体系化、そしてまた意見がまとまったわけではないということらしいですけれども、仮称教職適性審議会ないし教育委員会のいわゆる活性化、これによって問題教員への対処などによる教員の統制強化を打ち出していることであります。
○有田参考人 教職適性審議会というふうに名前を変えましたが、それまでは教職適格審査会という名前を使用しておりました。これは言葉が適切であるかどうかは別として、問題教師と言われておりますから問題教師という言葉を使いますけれども、教壇にそれをそのまま立たせることは子供の人権侵害につながるという認識が私自身にありますので、そういう何らかの機関が必要である。
これまた新聞の報道に基づいての質問でございますが、この名称を教職適性審議会と呼ぶことにしたという報道になっております。 次に、この教職適格審査会の問題は一時棚上げにし、第一部会と第三部会で、まず教育委員会の活性化の方策について検討することにした。