2019-04-15 第198回国会 参議院 決算委員会 第4号
そこで、平成三十年三月に改訂した新高等学校学習指導要領、これ平成三十四年からの施行になるんですけれども、工業の教科目標にものづくりを明記いたしました。その趣旨を一層明確化をさせていただきました。
そこで、平成三十年三月に改訂した新高等学校学習指導要領、これ平成三十四年からの施行になるんですけれども、工業の教科目標にものづくりを明記いたしました。その趣旨を一層明確化をさせていただきました。
、これが教科目標になっておりまして、よりもうちょっとブレークダウンしていくと、日本の生活文化と伝統でありますとか、現代社会の特質とか、あるいは現代の政治・経済、あるいは国際社会における日本の役割と日本人の生き方、人間としてのあり方生き方、こうした内容について指導がされているということでございます。
ということが教科目標でございます。そういう観点から直接体験を重視した教育を展開していただいているところでございますが、具体的な活動や体験を通して学習するという教科の性格から、先生から御指摘のとおり、当初は教員の中に若干の戸惑いも見られたところでございますが、授業の実践や研修の充実に伴いまして解消しつつあるものと考えているところでございます。
という中で地理、歴史、公民等の科目を構成していたわけでございますが、今回は、教科を分けたことによりまして、まず公民科の方に主として従来の社会科の教科目標を引き継いでおります。したがいまして、新しい学習指導要領の公民科をごらんいただきますと、従来のように「民主的、平和的な国家・社会の有為な形成者として必要な公民としての資質を養う。」
○鍛冶委員 さらにまた、いろいろな批判の中で言われておりますのは、現行の社会科は、教科目標として「民主的、平和的な国家・社会の有為な形成者として必要な公民的資質を養う。」ということを掲げてあるわけであります。新しい公民科はほぼ同じ内容を引き継いでいるのですけれども、地歴料では「民主的、平和的な国家・社会の一員として必要な自覚と資質を養う。」
○石井(郁)委員 教科目標を明確にしたら専門性が深まるのかどうかという議論もあるのですけれども、現実に戦後高校の社会科はいろいろ科目に変化はありましたが、現在は六科目で行われています。その科目の中から地歴科と公民科を教科として独立をさせるというときには、何かやはり位置づけなり、それがどういう内容を持たなければいけないのかということがあると思うのです。
ただ、今回は公民科と地歴科に教科を分けましたので、教科目標もそれぞれできたわけであります。したがいまして、地歴科の方で申し上げますと、先生が御指摘になりました従来の社会科の「広い視野に立って、社会と人間についての理解と認識を深め、民主的、平和的な国家・社会の有為な形成者として必要な公民的資質を養う。」
しかし、今回は地理歴史科と公民科の専門性を重視しよう、系統性を強めようということで、教科目標をまず明確にした。それから、今回御審議いただいております教員養成・免許等についてもそれぞれ分けていくということにしているわけでございます。 では教科の専門性を重視するということはどういうことかという御質問でございますけれども、これはその背景にそれぞれの科目の学問的性格というものが基礎になっております。
極端な例を申しますよ、文部省にはもう指導要領がありますから指導要領に教科目標があり、あるいは学年目標、こういうものがちゃんと出ていますね、これに到達させなくちゃいかん、私たちは反対ですけれども、これに法的拘束力まであるとおっしゃってこれを押しつけておられる、ここまで到達せよとこういっておられる、こういう到達線に向かって学習が進められる。
「小学校学習指導要領に定めるその教科の教科目標および学年目標に照らし、学級または学年において、普通の程度のものを3とし、」と、こういうふうにして3を基準においてあるいは2、4、そして5、1と、こういう意味のいわば生徒の学年内においてあるいは学級内における順位振り分けをやる、これが学習指導要録の求めておる趣旨じゃないでしょうか。
最後に、もう時間がございませんから、一言だけ申し上げますと、指導要領の中で教科目標、学年目標がきめられておりますね。ところが、実際現場の先生たちが痛感しておられるように、その目標がきわめてあいまいもことしていてつかみどころがない目標になっておる。つかみどころがないような目標がつくっておいて、これに到達するのに一体どこまでいっておるのかというようなことをはかることは、これはとうてい不可能です。
それからもう一つは、実技ができなかったということについては、身体障害のある方については非常にやむを得ないわけでありますが、この点については、教科目標あるいはそれぞれの教科の到達目標というものがあるわけでありまして、それらの点を他の生徒とどのように関連させて評価するかということは、それぞれ具体のケースになると思うわけでございます。