1962-03-31 第40回国会 参議院 文教委員会 第12号
過去にこの無償問題が起こったときに、将来金融公庫というようなもので教科書金融に万遺憾なきを期したいということで説明があったんですね。それがおじゃんになっているんです。そういう必要を認めませんか。
過去にこの無償問題が起こったときに、将来金融公庫というようなもので教科書金融に万遺憾なきを期したいということで説明があったんですね。それがおじゃんになっているんです。そういう必要を認めませんか。
○山中(吾)委員 私がこう申し上げるのは、父兄に負担をかけてはならないという一つの基本的な思想があって、値上げをするくらいならば、実際に教科書は運転資金その他の融資が一番困難なために発行について支障を来たしておるのだから、教科書金融公庫というものを作って父兄に負担をさせないで発行が適時適切にいけるように考えてやる、こういうのならば、私はわかる、住宅金融公庫と同じ構想に持っていくならばわかるが、無償に
なお教科書金融に支障を生じないように、一層努力したいと考えております。
昨日会計課長から教科書金融のための公社の予算についてちよつと説明がありましたが、これも一つのそういう面からの考慮を払わなければならんと思つております。
それから文部省といたしましては、恒久的な対策といたしまして教科書金融公庫というようなものの設置も考えて目下具体案を研究中でございます。