1983-03-12 第98回国会 参議院 予算委員会 第5号
そこで、あのころ三木武吉先生が民主党のリーダーの一人でありましたが、三木さんとも話をして、これは直さなければいけないというので、「うれうべき教科書の問題」というパンフレットを出したり、民主党の党内に教科書対策特別委員会というのをつくりまして、それでキャンペーンをやりました。
そこで、あのころ三木武吉先生が民主党のリーダーの一人でありましたが、三木さんとも話をして、これは直さなければいけないというので、「うれうべき教科書の問題」というパンフレットを出したり、民主党の党内に教科書対策特別委員会というのをつくりまして、それでキャンペーンをやりました。
また、出版労連の教科書対策委員会の方からも、同じように社会科の教科書はこれこれしかじかでけしからぬ、まさに立場の相違します双方から、この「公民」の教科書に対しての批判が鋭く出ております。恐らくは会長はそれを前取りしたのだろうというふうな気がしますが、会長にお尋ねします前に、初めに文部大臣にちょっとお尋ねをしたいと思います。確認をしてみたいと思うのです。
と申しますのは、ただいま御提案になりました内容の中に、過去十年近くにもわたって文部省が教科書対策として現在の民主教育をどうも破壊するおそれのあるような対策を今まで立ててきたわけでございます。
それから先ほど教科書のことにつきましては、今度の対策として、厚生省の方に金がまわつておつて、生活困窮者等には何とか教科書を心配したいという大臣のお話があつたのですが、とにかく、最近教科書が高いということが普通の場合でも府県から相当苦情が出ておるわけですが、教科書対策につきましてはいつの委員会でも論議されるところであります。
当初に申したように、根本的な問題を考えての教科書対策とい、りことを質問したときに、今の学校図書館の問題、あるいは全額無償でもつて教科書は配付するというような基本方針を持つておりながら、それがただちに口に出て来ないというのは、幾らあなたが弁明されても、真剣に考えておるというのではなくして、ほんとうに彌縫的な対策を講ずる以外に道はないのだというようにしか受取れないのでございまして、まことに私は遺憾だと思
当時九州地方で、文部省として発表された言葉からすれば、その教科書対策というものは、こういう非常な場合に際会して文部省として手落ちなくできているようなふうにも伺つておつたのですが、今の御説明の程度であるかどうか。それから、そういうことで現行の制度における教科書対策というものがいいのかどうか。この点をお伺いいたします。
それから、まあいろいろ御説明があつたのですが、今のような御説明を文部当局がしておる間は、決して国民の要望するような教科書対策というものは私は生まれて来ないのじやないか、こう思うのでございます。私はもつと根本的な問題をお聞かせ願えると思つて聞いておつたのですが、非常に遺憾でございます。
○若木勝藏君 私はこの際、教科書対策の問題につきまして、実は文部大臣の出席を要求したのでありますけれども、お見えにならないというので、政府委員のかたがたからちよつと伺いたいのであります。
特に税金も納められないし、配給も取れないという家庭の子供が、要するに義務教育を受けておるので、こういうものに対する文部省としての教科書に対する教科書の配給ですか、これに対しての貧困者に対する教科書対策というようなものは現在文部省にあるかどうか、お伺いしたい。