2021-06-11 第204回国会 参議院 本会議 第30号
本研究の成果として、教科書内容へのアクセスの観点で、デジタル教科書等は紙の拡大教科書と同等以上に有効と考えられるという示唆等が得られたところです。 現在、全ての子供たちを対象としたデジタル教科書の今後の在り方について有識者会議において議論をしているところですが、その中でもデジタル教科書は、特別な配慮を必要とする児童生徒の学習上の困難の低減に資するものであると指摘されています。
本研究の成果として、教科書内容へのアクセスの観点で、デジタル教科書等は紙の拡大教科書と同等以上に有効と考えられるという示唆等が得られたところです。 現在、全ての子供たちを対象としたデジタル教科書の今後の在り方について有識者会議において議論をしているところですが、その中でもデジタル教科書は、特別な配慮を必要とする児童生徒の学習上の困難の低減に資するものであると指摘されています。
一つは、首長部局から離れて教育行政をつかさどる教育委員会制度、二つ目は、教育の政治的中立をうたった、教員の地位を利用した政治活動を禁止する教育公務員特例法の規定、三つ目は、子供たちを政治活動に利用することを禁止した義務教育諸学校の政治的中立を確保するための臨時措置法、四つ目は、教科書内容が政治的意図やイデオロギーによって恣意的に書きかえることを防ぐための教科書検定制度、そして五つ目が、政治によって恣意的
○国務大臣(下村博文君) 都道府県が採択地区を設定するに当たっては、市町村からあらかじめ意見を聞いた上で、採択地区を設定しようとする地域の自然的、経済的、文化的諸条件を吟味し、教科書の採択に当たっての調査研究に地区内の多くの教員等が参画でき、教科書内容についての綿密な調査研究が可能となる、また、地区内の教員が共同で教材研究や授業研究を行うことが可能となる、そのような共同採択制度の意義が十分に発揮され
その中で、この教科書無償措置法に定める共同採択制度のそもそもの意味でありますけれども、教科書内容についての綿密な調査研究が可能となるなど教科書採択の適正を確保する上で意義を有していること、また、教育委員会や採択地区協議会の採択方針に基づき教科書の調査研究が行われることにより初めて全体として責任ある教科書採択が実現するものであって、教科書の調査研究と採択とが一体となって行われることが重要であること、また
○政府参考人(前川喜平君) 公立義務教育諸学校における教科書の採択は、当該学校を設置する地方公共団体の教育委員会の権限と責任において行われるべきものでございますが、共同採択制度につきましては、教科書の採択に当たっての調査研究に地区内の多くの教員等が参画でき、教科書内容についての綿密な調査研究が可能となること、また地区内の教員が共同で教材研究や授業研究を行うことが可能になることなどについて意義があることから
この共同採択制度の趣旨、意義でございますけれども、まず、教科書の採択に当たっての調査研究に地区内の多くの教員等が参加でき、教科書内容についての綿密な調査研究が可能となるということ、また、地区内の教員が共同で同一の教科書を使って教材研究や授業研究を行うことが可能になる、こういった意義があることからこの共同採択の制度が設けられているということでございます。
まずは、教科書内容の綿密な調査研究を可能にすること、地区内の教員が共同で授業研究等を行えること、転校による学習上の不便を軽減すること、教科書の円滑供給、価格低廉化が期待できること、こういうことであります。 まず、調査研究を共同でやったり、教員が授業研究を一緒に行えるということは利点としてあると思うんですけれども、それが共同採択の必要条件なのかどうか。
○下村国務大臣 教科書無償措置法が採用している共同採択制度は、教科書の採択に当たっての調査研究に地区内の多くの教員等が参画でき、教科書内容についての綿密な調査研究が可能となること、また、地区内の教員が共同で教材研究や授業研究を行うことが可能になるなどの意義がありまして、また、全国町村教育長会から制度存続を要望する意向も示されていることから、その見直しについては考えておりません。
朝鮮高校に対しては、教科書内容も精査をいたしました。特定の人物に対する崇拝であるとか拉致問題についてであるとか、大韓航空機の爆破事件の問題についてとか、極めて問題のある記述もございました。私は、そういう点においては、より情報公開、また、最終的には国交正常化をした際に判断すればよいのじゃないんですかというふうに委員会でも追及してまいりました。
そういう意味で、教科書内容についてわからない。しかし、実際にいろいろと調べてみると、反日教育的な、教育内容において我が国における教育の中で不適切と思われる事項が多々ある。これが改善されなければ、そもそも対象とすること自体おかしいのではないか。
先ほど報道のことも紹介されました、朝鮮総連が無償化に伴う教科書内容改訂と経理透明化という条件を拒否する方針を決めた、こういうこともございましたが、このことについては、現在、正式な申請を受けておりません。ただ、提出書類について複数の学校から相談を受けていることはあります。しかし、相談を受けたところからもそのような話は聞いておりません。
それから、判例についてですけれども、昭和五十三年、福岡地裁、教科書を使用したというためには、教科書を教材として使用する主観的な意図と同時に客観的にも教科書内容に相当する教育活動が行われなければならない。
この年、旧文部省が二〇〇二年から実施する新学習指導要領を発表して、教科書内容を三〇%以上も削減するという方針を打ち出した。これを機会に、塾や私学の教師を始め、一部の大学教育関係者や学者の間でのみ語られていた学力低下が多くの人に認識されるようになったというんですね。 それで、まず問題が、この子供たちの学力低下にその先生が気付いたのは問題が表面化するよりもずっと以前のことだったと。
こういう教科書内容の削減でございますけれども、今後新しい指導要領の中でどのような形でこの削減された内容を復活させていく指導をするのかということについてお伺いしたいと思います。
いわゆる高校の無償化問題にあって、先般、二月の二十六日、総理は記者会見の場で、いわゆる朝鮮学校に通う子供たちについての無償化問題にあって、国交のない国だからどういう教科書内容かも調べようがない、同じように扱うことが望ましいかどうかという議論はしなければならないというお話をされました。
過去のデータまで含めて、文部省自身がもう一度、実証的な面から、あるデータから考え直して教科書内容を変えていく。これは先生のおっしゃるほどそんなに時間がかかる問題ではない。逆に、考え方さえ変えればいいんじゃないか。
適切な教科書採択のためには、教育委員会等の各採択権者において教科書内容についての十分かつ綿密な調査研究を行うことが大切であることは言うまでもございません。このために、我が省におきましては、従来から、各都道府県が作成します選定資料のより一層の工夫、充実、あるいは各採択権者におきます調査研究体制の充実など、それぞれの教育委員会における採択の改善に向けた取り組みを指導しているところでございます。
○国務大臣(海部俊樹君) おっしゃるように、教科書は主たる教材でございますので、全国一律の一定の水準を確保し、申立て公正で事実に基づいたものであるべきでありますから、私はそのように中立公正、事実に即した教科書内容であるように検定制度をこれまでもやってきましたが、これからもやっていきたいと思っております。
したがいまして、この際もう一回、国際理解、国際協調の精神に立脚して現在の教科書内容を、より一層そういう親善を進めていく上で、しかも日本の国の主権的な判断のもとでどう教科書を変えたらいいかということを新しい検定基準につけ加えまして、そしてその検定基準で検定をしていくという態度をとったわけでございまして、諸外国から言われた、それが誤っていた、だから改めた、そういうものではないわけでございます。
「(教育には)広範囲な問題があり、総合的に検討するが、教科書内容の改善についても頭に入れてやっていきたい」、こういう報道でございます。これはいささか重大ではないか。いささかどころではなくて本当に重大じゃないか。これは政治介入ということに普通は受け取ることでございます。どういうことでございましょうか。
われわれは一部の方々が述べております検定制度の廃止論にくみするものではございませんが、しかし、国の将来を左右する教育の根本にかかわる教科書内容につきましては、国民全体がこれにかかわるべきではないか。
そこでその次の問題でありますけれども、原爆などを含みまして戦後の教科書内容を改訂時期ごとにできるだけお示しいただきたいということを申し上げておりましたけれども、この点についても提示をするということになっておりますが、きょうはこれは聞きません。したがって、この分もあわせまして資料として御提供いただければと思っています。ですから、委員長、この点もあわせて御討議いただけますか。
そうしたことを考えますと、これはひとつお願いですけれども、戦後の教科書内容の改訂の時期ごと、大きな区切りがありますから、その時期に、たとえば原爆なら原爆の問題が大体こう時期時期にどう表現されておるのか、そうしたものを、抽象的でなくて具体的にお並べになっていただくとよくわかると思うのです。
現在起こっているいろいろの制度改革とか教科書内容、教科書の改訂、検定、いろいろ問題が起こっておりますが、それらはどちらかに偏した形で考えられては絶対にいけないというのが私の考えでございまして、その点をまずお含みいただきたい。