2000-05-25 第147回国会 参議院 法務委員会 第17号
「大学事務局の対応、並びに大学教授達の反応は、予想以上に厚い壁でした。御送付いただいた資料を基に、大学本部の事務局と話してみたのですが、「別姓が法律で認められていないので、認められない」、「これは大学の方針です」と言い切られ、ぐうの音も出ませんでした。これが、現実でした。がっかりです。」。なかなか使えていないということがあります。 公務員の通称使用について御質問をいただきました。
「大学事務局の対応、並びに大学教授達の反応は、予想以上に厚い壁でした。御送付いただいた資料を基に、大学本部の事務局と話してみたのですが、「別姓が法律で認められていないので、認められない」、「これは大学の方針です」と言い切られ、ぐうの音も出ませんでした。これが、現実でした。がっかりです。」。なかなか使えていないということがあります。 公務員の通称使用について御質問をいただきました。
おつしやるような問題が起りますならば、今後は学長会議とか、或いはそれに関係する教授達の協議会なんかを開きまして、極力そういう弊害の出ないようにしなければならん。今の段階ではそう考えておるのでございます。
教育行政の面においても、例えば私などは一番大事なのは設備よりも金よりも人であるというので、いわゆる縣立師範学校を官立專門学校にした、僕はその先頭を切つて働いた男であるが、併しながら学校は看板を塗替えたが、例えばこれを教育するところの教育者をどこで教育するかという、その教育機関は、師範学校のその教授達をどこで教育するかということ、この教育機関がない、だから看板の塗替えだけである。
そうしてあそこに今後夏休みとか或いは夜学とか通信とかというものを澤山あそこに將來計画されて、予算を取つて教育者のあらゆる部面に便宜を與えて下さるという考えでもあるでしようし、尚あそこにはそういうために非常に永年苦心されて來た教授達も沢山おられるだろうと思うのであります。そういう立場から言いましても、予算を取る上におきましても、或いは実体におきましても、文教より教育の方が私はいいと思うのであります。