2000-03-28 第147回国会 参議院 総務委員会 第6号
○政府参考人(佐々木正峰君) 教官旅費の単価につきましては従前の単価を踏まえて要求をいたしておるところでございますが、旅費の総額につきましては実態に応じて増額要求を行っているところでございます。
○政府参考人(佐々木正峰君) 教官旅費の単価につきましては従前の単価を踏まえて要求をいたしておるところでございますが、旅費の総額につきましては実態に応じて増額要求を行っているところでございます。
私は教官旅費の現状を早急に抜本的に改善すべきだというふうに考えているんですけれども、大蔵大臣の認識はどういうふうになっていますか。つまり、科学技術創造立国などということがこの間声高に言われてきましたね。ですから、これは政府全体の問題意識にぜひしていただきたいんです。教官旅費、この現状を早急に抜本的に改善すべきだと私は思うんですが、大蔵大臣、財政担当者としてはどのように考えておられますか。
○政府参考人(佐々木正峰君) 教官旅費の重要性につきましては、文部省として十分認識はいたしておるところでございますし、また大学関係者から教官旅費の増額について要望があることも承知をいたしております。 文部省といたしましては、教官の研究に支障が生ずることのないよう、研究旅費の確保に引き続き努めてまいりたいと思っております。
○政府委員(坂元弘直君) 例えば、一般的な研究費で申し上げますと、教官当たり校費あるいは教官旅費等につきましては、ここ八年間ばかり単価を抑えられておりましたが、平成二年度の予算におきましては、その単価を若干ではありますが引き上げたところでございます。
これらを私ども基幹的な教育研究経費と言っておりますが、さらにこれを補充する形で教育研究特別経費というのを別途また予算化しておりまして、ちなみに基幹的な経費だけ、学生当たり校費、教官当たり積算校費、教官旅費、これだけ合わせまして平成二年度予算額で大体千五百億程度でございます。それから、教育研究特別経費は平成二年度でお願いしておる額が大体二百億程度でございます。
「“大学の先生”というけれど」「教官旅費がまた下がったよ」と、夫が帰るなりいう。「へええ」と、もう声もつけない。人は“大学の先生”という目でみる。それに共働きだし、という。でも、きいてください。学会、調査、研究会と月に二、三度は大都市へ出ていく。月一度は県内に出かける。出張にならないものも多い。書物。円高も円安も関係なく洋書のねだんはおそろしい。論文。自分で出したものは自分で印刷費などを払う。
終始一貫問題にし、いまのような予算措置のあり方、教官一人当たりの単価の考え方、教官研究費のあり方、教官旅費のあり方、一切について終始一貫、これでは教員養成の学部としては余りにも差別されてはいませんかということを言い続けてきておる。そこにどうしてメスを入れて改革しようとしないのですか。それをやらずに外につくったらそれができるのですか。
たとえば教官研究費だとか、教官旅費だとか、学生の費用なんかについて、積算の基礎は違っていないことは明らかだと思うのです。しかし、講座制大学と課程制の大学とは、これはもう教授やあるいは助手の定員などには差があるということは明確である。こういう点について、やはり課程の大学はこれを講座制と同様にしてもらいたいという希望が出ておることは明らかでありましょう。
これはむろん足らぬからPTAから教官旅費補助している。これが九十五万円。そうすると教官の旅費というものは、これは百六十四万一千円ですけれども、そのうちわずかに三分の一ちょっとの六十余万円しかこれは国家から出ていないわけです。こういう形になります。そうすると、三分の二というのはこれはPTAその他でまかなっている。こういうことは正しいですか。
従いまして職員旅費と教官旅費との間の流用は、これは部局限りで行なわれておる流用でございまして、各大学が学校の運営上やむを得ない場合には、これらの目の間において適宜流用をやっているのが実情でございます。ただ御指摘のように、職員旅費あるいは教官研究旅費が十分でないということは確かでございまして、近年毎年改善を加えて参っておるのであります。
個々の、例えば講座研究費は単価幾ら、教官旅費、人幾らという積算の下に、国立大学三百億の予算は成り立つております。その通りに国立大学というものが経理される建前でございます。
それからもう一つは、説明がありませんでしたが、この教官旅費が事務職員によつて流用されている、これはこの前の文部委員会で指摘したわけです。これは余り好ましくないと思う。それは決算報告において、前の決算報告では二五%から流用がなされておる。そうでなくても教官旅費は非常に少いのですから、研究のための出張旅費というものが非常に少い。
これをそのままにしておいて教官旅費を食うということは、これは研究に重大な支障を来たす。そういう意味で私は流用は悪いと思う。だから事務職員のほうの旅費がそれが実際必要やむを得ざるものがあるとするならば、当然それを増額をして流用を避けるべきであると思う。そうしないと教官研究旅費が非常に困つて来る。こういう事態になる。これは注意しなければならんと思う。
次の年は学位経費とか教官旅費とか或いはその他光熱水道とかそういう点を増額することによりまして、講座研究費が成るべく研究それ自身にのみ集中して使用せられるように、その周辺の費用を増したわけであります。
ただ私どもといたしましては成るべくこの算定基準通りに運用いたしたい、でないと将来増額したり或いは大学の財政計画を考えます場合に非常に困難でありますので、成るべくそういたしたいという意味におきまして、講座研究費以外の、例えば学生経費を多くするとか、或いは教官旅費を多くするということで講座研究費は成るべく講座の末端に入れたい、できれば光熱、水道費というものも大きく取分けて、これが純粋の研究に振向けられるように
併し私どもといたしましては、今までといたしましても講座研究費が御指摘のように或いは学生費の足らざるを補い、或いは教官旅費の足らざるを補うというようなことがありませんように、一昨年は講座研究費を倍額にいたしました。
○安部キミ子君 今教官旅費の問題が出ましたので、ちよつとお尋ねしたいのですが、各大学共に春秋二季に亘つてそれぞれ学界の発表がございますが、その際に先生がたに、例えば女子の先生に旅費を幾ら出しておいでになりますでしようか。