2004-04-27 第159回国会 参議院 文教科学委員会 第14号
学校法人はあくまでも、今申しましたように学校の設置、管理を行うことを目的とした法人でございますので、学校法人の業務は必ずしも経営面に限定されず、その教学サイドと密接不可分な部分についていうと教学部分にも及ぶことは避けられない、一般にあるのだろうと、こう思っておるわけでございます。
学校法人はあくまでも、今申しましたように学校の設置、管理を行うことを目的とした法人でございますので、学校法人の業務は必ずしも経営面に限定されず、その教学サイドと密接不可分な部分についていうと教学部分にも及ぶことは避けられない、一般にあるのだろうと、こう思っておるわけでございます。
それから、設置する学校の校長を必ず理事に加える、教学サイドの方が役員に入ってくるという特別な制度を学校法人制度は構想しております。それから、監事や評議員会を必置とする、必ず置かなければならない、内部のチェック機能が働くことを求めたわけでございます。それから、学校法人の経営に必要な資産を保有すること。
中でも、教学サイド、理事者側との問題の御指摘もございました。私ども、先ほどの答弁でもお答えをいたしたと思っておりますが、学校法人における理事会の役割は、意思決定機関、最終的な意思決定機関であるというのは現行法でも今回の審議をお願いしております改正法でも変わらないと思っております。
また特に、教学サイドの意見の反映についての御質問もございました。 今回の改正内容としましては、実態として置かれている理事会を法定化いたしまして、経営責任の所在をはっきりとさせて機動的な法人経営ができるようにすることを目的とするものでございます。
私ども、私学はそれぞれ自主的な建学の精神に基づいて活発な教育研究活動を行っていただくことを期待するわけでございますが、その中でも、特に私学にありがちな件でいいますと、実は、理事会側と教学側といいますか、それが、例えばしにせの大学でいえば理事長イコール学長のケースが多いんでございますけれども、それが分かれていて、結局は経営サイドの御判断と教学サイドの教育研究の必要性との間のフリクションが起きる、それが
ただ、今回、国立大学につきまして、大学が一つの組織体として機能するような組織体制の整備というものを図ったわけでございますが、各私立大学におきましても、そのような国立大学の動きというものを参考にしながら、理事者サイドと教学サイドがより協力し合って、適正な組織運営体制というものが整えられ、教育研究の充実に資することを期待しておるところでございます。
○國分政府委員 教員の採用の問題でございますが、私どもは、五十八年二月に指導五項目の中の一つとして、教員組織の充実ということを指導して以来、今日まで理事者側あるいは教学サイドの方がお見えになる都度、この教員組織の充実については強く指導しているところでございまして、この点については今後ともそういう気持ちで指導してまいりたいと思います。
もう一つの問題は、教学サイドとは関係なしに、理事者サイドだけで学生を入れてしまうとすれば、そこに別の問題があるわけです。教授会なり学長がはっきり責任を持って、これは五十万円の学生、これは百万円の学生、これは一千万円の学生と決めておいて、一千万円の学生には徹底的に教育をする、そういう仕組みにすれば、これは文部省もそういう授業料を認めざるを得ないと言っているわけです。
もちろん、NHKのこれまでの豊富な御経験あるいは技術、人材といったものについては私たちはむしろ大いに期待をし、NHKと交流をし、その御協力を得ながら放送大学の放送というものは実施をしていかなければならないと考えているところではございますけれども、放送大学がその放送を挙げてNHKに実施をしていただくということにつきましては、先ほど郵政省の御当局から御説明がありましたように、番組の編集権の問題と大学の教学サイド
○佐野政府委員 まさに、具体にはこれから放送大学がみずからの問題として考えていくことでございますけれども、筋道としては、まず教学サイドの教官の協議によって教育の内容というものが検討をされ、そしてそれに伴ってどういうようなカリキュラムのもとにどのような授業科目を開設するのか、そしてその授業科目の内容というものをどのようなものにしていくのかということが複数の教官の会議において検討されていく。
○説明員(佐野文一郎君) 先ほど来御説明をしております愛知医科大学のケースが最も典型的なものでございまして、いわゆる教学サイドが入試にタッチをするのは、問題をつくり、そして採点をするところまでである。それから先は、いわば採点をしたリストを理事者側に提出をして、そして理事長なりあるいは理事長と学長が協議をして決めていく。