2007-05-21 第166回国会 参議院 本会議 第27号
すなわち、教員養成過程の改革案として、今後、教員免許については、教職大学院などで一年間の教育実習を経て修士の学位を取得した者に授与することを原則といたしてまいります。また、教員の皆さんには、教育実務に就いて八年たった段階で教職大学院において学び直していただき、学校経営、教科指導、生活・進路指導のいずれかの専門免許状をさらに取得していただくことを原則としてまいります。
すなわち、教員養成過程の改革案として、今後、教員免許については、教職大学院などで一年間の教育実習を経て修士の学位を取得した者に授与することを原則といたしてまいります。また、教員の皆さんには、教育実務に就いて八年たった段階で教職大学院において学び直していただき、学校経営、教科指導、生活・進路指導のいずれかの専門免許状をさらに取得していただくことを原則としてまいります。
人事の教員養成過程という採用段階で不適切な人を採用してしまったのか、あるいは教員になってからの引き続きの養成、育成がまずかったのか、あるいは人事評価がうまくいってなかったのか、あるいはその先生に適切な教育現場が与えられなかった、人事異動のところで問題があったのか、人事のどの段階で問題が生じているのか、それを把握するように是非努力していただいて、次の問題ある先生の防止につなげていただきたいなと思っております
〔理事林寛子君退席、委員長着席〕そういった意味で教員養成過程における専門科目のあり方についてどういうふうにお考えなのか、お聞かせをいただきたいというふうに思います。
教壇に立つまでに世界を知って子供に教える位置につくべきであって、一体、おとなになるまでに、日本に生まれ、日本に育って、日本がまだ経験しなければわからぬということはないのであって、二千年の歴史の文化の中で育っているのですから、教員養成過程の中で世界を見聞せしめるということが一番意義があるのだ。そして、たとえば教壇に十年十五年立ったあとに、頭脳が硬直化したあと世界を見せる。
毎年教壇に立つ前に、むしろ教員養成過程の中で、たとえば三カ月の教育実習を行なうことを条件にすれば一カ月でも海外視察をして、そして世界における日本の地位というものを認識して教壇に立てる。むしろ教育養成過程として海外視察を考えるならば私は教育制度として非常に有効であると思う。